クラシック音楽♪徒然日記

カリンニコフラブなhimeによるカリンニコフのウハウハ日記。フィドル、アショカンネタも♪今はバロック音楽の虜☆

ショスタコーヴィチ 交響曲第5番 「革命」

2007年04月30日 | ロシアモノCD試聴記
前回は五月病をも軽やかに吹き飛ばしてくれる「ルスランとリュドミラ」を紹介しましたが、それでも立ち上がれない人の為に。
リポDやユンケル片手にさぁ!立ち上がりましょう!!
作り笑顔すらできなくなった時はこれです。
不動明王にも負けないくらいの迫力の表情で、さぁ!ショスタコーヴィチ「革命」の第4楽章!!

パァーーーーーーーーーー!!(金管)
ズーーデンッデンッデンッデンッデンッデンッデンッデン!!(TiM)



ルスランは背中を小突かれる程度でしたが、今度は本能寺襲撃くらいの勢いです!
不意討ちですよ不意討ち!
裏をかかれたうえに、まさかのねがえり!
寝込みを襲われ一瞬にして闘志を燃やすこのかんじ!!
アドレナリン大爆発!!!


瞳孔開いてますか?
気管支拡張してますか?
血管収縮してますか?
髪の毛さかだってますか?



人をバッタバッタとなぎ倒す勢いで街にでましょう!
街に出た頃には少し気分も落ち着く構成になっています(笑)



この曲が好きなのは、アドレナリン放出するから。
というか、金管がかっこいいからなのよね~。
しょっぱなからボントロもメロディーが吹けるんです。
その後も、ペットをおいて、ボーンだけでメロを吹くところもあるんですよ。
うふふふふ。
気持ちよくって、大活躍でボーン吹きにとってはたまらん一曲なのではないですかね。

このメロの後、低音楽器の地獄の釜がボコボコいってるような音も好き。
グツグツグツ・・・
大盛り上がりが一段落して、綺麗な雰囲気になってくるんだけど、怪しいメロが続々登場。フルートの♪ちゃららららららら~ら~とかゾクゾクさせてくれるのも魅力。
影が執拗に追い回してきて、逃れられずにいるような、只者ではない雰囲気を放っているのもいいの。
弦の裏パートの音色も不気味でいいわ。
それを過ぎて、朝日が昇ってくるかのような期待を抱かせてくれるんだけど、再び主題がしっとりとはじまりクライマックスへ!
最期の終わり方も超かっこよくてスカっとしますね。
コレ。

この曲は戦争シンフォニーには入らないようだけど?全然戦争くさいよね。
キナくさいよね。

ショスタコのことは、過去ログがありますので、興味のある方はそちらもどうぞ☆
http://blog.goo.ne.jp/hime_amabile/e/aa03f85c12188a6e20e2edd7e9bcbc6c


強力な5月病治療薬として是非御一聴を!


ってか、今一番必要なのはあたしかもしれないんだけど。

ルスランとリュドミラ序曲

2007年04月29日 | ロシアモノCD試聴記
あと数日で5月です。
4月は春とはいえ、肌寒い日が続いたり、環境の変化が多い月で、どちらかというとマッタリ春を満喫する気分になれないのが、私にとっての4月であったりします。
4月は私の生まれ月なんですけど、一年で一番大きな節目の月であるので、苦手だったりします。正月という節目よりは、社会的な意味でイロイロ大変な月ですからね。

そして、ぼちぼち5月。
新入生、新入社員たちが陥るのが5月病と言われたりしていますが、そんな5月病をもぶっ飛ばしてくれそうなのが、グリンカ作曲「ルスランとリュドミラ」序曲です。

だってね、のっけから駆け足ですもん。
仕事に行くのが嫌だとか考える暇もないくらい背中をこづかれますよ。
蹴りまで入りそうな勢いです。
弦にとっては、泣きの入る曲の1つなのではないですかねぇ。
テンポが速いので、ばらつくのが怖い曲です。
相変わらずボントロは裏打ちばっかりなので、らくちんな曲なんですがね。
でもテンポが速いので、ちゃんとリズムに乗らなきゃずれてしまうという事態になりますので、ぼ~~っとはしていられませんw

最初のテーマはいいとして、2メロ(勝手に2メロと指定)
これがちょっと春のマッタリ感をプラスしてくれるのがいいですね。

春を感じつつ気持ちよく出勤へといざなってくれる曲としてオススメです。



歌劇「ノルマ」 ~清らかな乙女よ

2007年04月23日 | 合唱・声楽・オペラ曲
ベルリーニ:歌劇「ノルマ」~清らかな乙女よ

ノルマのカヴァティーナです。
いいっすね。この曲。
スカッとしますな。

マリアカラス、これを90回も演じたんだって。
カラスにとっての、生涯最高の当たり役だったそうで。

ふむふむ。


しかし、祈りの曲にしちゃ~激し過ぎやしないかい?
尼僧が月の女神に平安を祈ってるんだそうですが、キチガイじみた盛り上がり(♪ら~らららら~らららって下ってくるところは好きなんだけど)に??
そして、この盛り上がりが2回もあるという。。
歌うほうにとっちゃ、難しいんだろうけどねぇ。
神が降りてきたか、尼さんがトランス状態になっているんじゃないかと思わせる歌です。

うちの母が、車の中で一緒に歌うもんだから、窓ガラスがビンビンいいます。
狭い車内では勘弁して欲しい曲。