クラシック音楽♪徒然日記

カリンニコフラブなhimeによるカリンニコフのウハウハ日記。フィドル、アショカンネタも♪今はバロック音楽の虜☆

スヴェンセン交響曲

2006年03月31日 | スヴェンセン
スヴェンセン:交響曲第1&2番
エンゲセット / アイビィー
ISBN : B00005F4WI



けけけ。
見っけてしまった。
早くもカリからの浮気か?というか、新たな曲を発掘していたら、一目で目にとまりましたよ。スヴェンセン。

Johan Svendsen
ノルウェー人らしい。全然知らないけど。

何がいいかって、とにかくゴキゲンになれる一枚なんです。
何がゴキゲンかって?そりゃ旋律が、超ゴキゲンなんですヨ♪♪♪

単純っていってしまえば単純かもしれないけど、すごく耳に残るのに心地いい。
民俗っぽい節もにおわせながら、哀愁とは反対側にあるような感動へといざなってくれる。カリンニコフと対極にあるようなかんじ。カリはその哀愁に涙・・涙・・なんだけど、スヴェちゃんは笑顔をくれる。なのに、どっちも心地いいの。ふかふかのお布団ってかんじかな。
1楽章の主旋律が、持っていってほしいところまで続いていて、尻切れトンボじゃないところがすっきり。普通やったら、このあたりでメロがそのまま弦に移行して何事もなかったような雰囲気にもっていかれるのに、消化しきっているから、聞いていて気持ちいい。知りたい情景を引き伸ばしてくれて、たっぷりきかせてくれるのが酔えるところかな。

躍動感もあって、山を駆け回りたい気分になる。気分はハイジ。ノルウェーってどんな国なのか知らないけど、きっと自然がとても綺麗な国なんだと直感で感じさせられるような曲です。ホルンのちょい、牧歌的なところと草原を走る風とが共に心地よい。
でも、この曲・・・スウェアリンジェンの曲に似てる??(笑)

1楽章はこれでもかってくらい、単純なんだけど、2楽章は結構しっとり美しい音色を聞かせてくれる。しっとりなのに、停滞していてつまらない音楽ではなく、曲を通してキラキラとした流れをみせてくれるとっても、素敵な曲。

3楽章はフルート!
鳥のさえずりが聴かせどころかな。さえずりやのに、躍動感に満ち溢れていて、思わず身を乗り出してしまいたくなるようなかんじ。何をおしゃべりしているのかな。鳥たちは。

4楽章もいろいろあるけど、クライマックスへ向かってどどーーん。
んーー。もう最高!よいぞよいぞ。苦しゅうない!


第二番
第二番もまたいいんですわ。
旋律がいい。
第一番ほど、ハッキリ色濃いメロではないんだけど、あっ。もう少し聞かせて!!あ・・・ああ・・・あああ!!はうゥゥ・・・と追いかけたくなる心理をついていると思う。(なんのこっちゃ)
のびやかで美しくて、テンポもよくて流れるようでゆったり、まったりした世界へ連れて行ってくれるのがGOODかな。でも、あきさせない。最高のパートナーです。
今なら、松田さんの言ってた言葉がわかるかも。(のだめ14巻P88参照)

勉強中のBGM

2006年03月28日 | その他CD試聴記
勉強中のBGMについて書きたいと思います。

勉強って一言で言っても、いろんな勉強がありますんで、分野別に考えると・・・


 ●事前学習とかの、ほとんどひたすら写す系

♪モツアルトのピアコン14.23.25.27あたり。
 軽やか~な曲風が、ペンを素敵な動きへといざなってくれまふ。。ススミマス。
♪あとハードにガッツリ進めたいときは、hello ween!
 髪も振り乱れることがあるので、抜け毛に注意。

 ●ちょっと考える系

思考の邪魔にならず、かつ軽すぎず甘すぎないのがgood!
こないだうっかり、カヴァレリア・ルスティカーナの間奏曲流してたら、気がつくとマエストロになってた。気分は千秋。

♪グリーグ    過ぎた春
♪モツアルト   協奏交響曲k364
♪ドヴォルザーク ピアコン・ト長調作品33
♪ブラームス   交響曲第3番
♪アイリッシュミュージック

 
●本気で握りこぶし握って考えたい時

♪ブラームス   弦楽六重奏曲第一番
         ああ・・野麦峠・・・(意味不明)

●時間がなくてあと、一時間で仕上げなきゃ間に合わない時 


むろんBGMなし。自分の鼓動のみ(泣)



関係ないけど、チャイコのイタリア奇想曲聴くと、競馬にいきたくなる。なぜだ。

意外と、シベリウス、ラフマ、ショパンが入っていないのはなぜかというと、めっちゃ好きな曲はくつろぎモードや自分の趣味の時間に聞きたいからです☆
(昔、嫌な嫌な記録をやりながらCDかけてたら、そのCD聞くたびに、今でもお腹痛くなりそうになる) よって、だいたいパソコンあけてるときは、このあたりのCD聴いてます。今かかっているのは、シベリウス交響曲第二番。

よいなよいなシベリウス
すきだすきだシベリウス
ホイサホイサシベリウス・・・

ラフマニノフ・ピアノ協奏曲第二番・聞き比べ

2006年03月27日 | ラフマニノフ
私の好きなラフマニノフ、ピアコンの聴き比べをやってみた。
家にラフマの同じ曲が3枚あるんですけど、最近違う演奏者のをかりたので、感想を。


♪「クリスティアン・ツィマーマン(ピアノ)
小澤征爾指揮・ボストン交響楽団」/ ユニバーサルミュージック


これがかりた方。
なんだか最初ッから誰かが階段登ってきてるような、執拗な低音が響く。コンクリートを打ち付けているような音がとても不気味(笑)全体的に流れが速くて、気持ち良いと言えばキモチいいんだけど、ちょっと軽すぎる?
若さというものを表現してるというなら、そうなのかもしれないけど。
でも、ワタシには全てが虚構に聞こえてイマイチ感情がのらない。
きき流し感高し。
感情表出しているところもベタに聞こえてしまうので、ちょっと・・・ダメ。
それってホンモノ?って疑ってしまう。
うるさくて耳障りなのも否めない。
音が渦を巻いていて、どんな曲なのかがつかめない。
ワタシの勉強不足もあるけど。

クラシックと違うジャンルで表現すると、まさにロック!
ヴァン・へイレンのようなかんじ?テクを存分に聞かせます!ってかんじです。


♪「アシュケナージ(ピアノ)
プレヴィン指揮・ロンドン交響楽団」

ラフマニノフ:ピアノ協奏曲第1~4番/ ユニバーサルクラシック



テンポは全体的に遅めだが、一音一音に魂が宿ってるようなかんじがして、その一音だけで様々な情景が浮かぶ。それを表現するピアニストの息遣いまで聞こえてきそうなそんな演奏。
一音一音のすべてがつながり、物語が作られているような曲に聞こえる。
全体を通して、とても重厚な演奏であり嫌な人にはクドク聞こえるかもしれないが、こぶし?が利いていたりもして私好み。
丁寧に弾きこなされていて、左の伴奏の流れもとても心地よく引きズリこまれる。
オケとの兼ね合いも素晴らしく、目立ちすぎず溶け込んでいる。
悲しみや喜びもすべて凝縮されていて、心を揺さぶられる。
ただただ、感嘆し惹き込まれてしまう美しい大人の世界っていう印象をうけました。

クラシック以外のジャンルというと、さっきがロックだったので、ジャズ?と思ったけど、シャンソンに位置づけておこう(笑)





カリンニコフ交響曲第一番&第二番・ヤルヴィー

2006年03月26日 | カリンニコフ
一言で言うと

「愛ある演奏です」

あっ。私、決して頭が悪いわけではありません。
どうかしちゃったのでもありません。
大真面目です。
特別「ここのアレがいいの~!」っていうんじゃなくて、演奏全体が他の演奏と違っている。
魂を感じる。(病気?)


最初はちょっと、ぎこちない?ハコウぎみな演奏に「あれ?」と思いましたが、ちょっと聞いていくうちにすっかり、飲まれてしまいました。
そう、全体を通して感じたのが「愛」だったんですね。

「愛」とは。
一人が一方向を向いていてはダメなんです。
一人ないし、二人、みんなが同じ方向へ向かうことが大切なんですね。
同じ所へ向き、赴いていくことが必要であり、不可欠なことだと思います。
その点、この演奏にはそれらが存在しているんです。

ハコウだろうが、少々の呂律障害すら打ち消してしまう「愛」があるんですね。
演奏者と指揮者とが一つになっているこの演奏を聞いて、頭に浮かんだのは「世界平和」でした。おーー。違う方向へ行こうとしてるよ。アブナイアブナイ。

「愛」だけじゃなくて、技術レベルも低くはなく、ちゃんと聞かせるところは聞かせています。
マシンガンのような、ペットもいるのにちゃんと調和している。金管のハーモニーも素晴らしい。
4楽章では滑ってるところもあるんですが、許容範囲内です。
不気味になりがちな危うい箇所も、ちゃんと音程あっている。
ふおーー。感動。
ホルンの余韻とかもヤバイくらい、酔わせてくれます。
弦の一音入魂だましいも感動です。
2楽章なんて「大海原」デスよ?
気持ちよすぎて(*´д`*)ハァハァ しちゃいます。(変態)

なかなかいい味出してると感じましたが、クチャル盤も捨てがたい。
ベスト・オブ・カリンニコフはどのCDの手に??

あと一枚注文してるので、また聞き比べやってみたいと思います。


カリンニコフ交響曲第一番・ゴロバノフ

2006年03月26日 | カリンニコフ
このCDの感想ですか?
てへ。
答えられません。

全部聞いたのは1回だけです。
演奏がどうとか言う前に、録音が凄すぎて、平常心では聞けません。
ひどすぎます。
チクオンキから鳴ってるのだろうか?と自分家のステレオを確認したほどです。

もう、古すぎて?お化けがでてきそうです。
途中で音が消えかかったりして、飛行機に乗ってるときや、ジェットコースター乗ってるときに体感する、あの浮遊感が味わえます。
ハイ。
でも、ベッドから落ちそうになったり、心臓が止まりそうになったりするので大変危険です。
除細動器を準備して聞くべし。


でも、冷静に聞いても、ばよりんは結構ひどいかも。
こんなもの売ってる会社もすごいけど、カリンニコフオタクとしては、レアな一枚であるかもしれません。
にひっ。



カリンニコフ交響曲第一番・スヴェトラーノフ

2006年03月26日 | カリンニコフ
一ヶ月ほど前に買ったスヴェトラーノフ、ロシア国立交響楽団のCDです。
カリンニコフ好きの方からの評判もよく、かなり期待してですね、聞いてみたんですが思ってたのと全然違ってぶっ飛びました。

「はえ(早い)ーーーーーー!!!」
の一言でした。

とりあえず、元気いっぱいでアクロバティックな演奏。
峰君がとっても好きそうです。

4楽章なんて、気が狂いそうな速さなのに、必死についていくバイオリンが素晴らしい。
洗濯機とかじゃなく、ちゃんと嵐になっていて、嵐なのに結構さわやかでいい。
でも、手に汗握る演奏。
これを生で聞いた人は、一生忘れられないような思い出に残る演奏だったのではないでしょうか。うらやましいです。

でも、1楽章とか、もうちっと最後の一音一音を大切にしてもいいんじゃないのかな?というところもあって、飛び跳ねる魚をイメージしてしまいました。
録音のせいもあるんでしょうが、結構「いかつい」カリンニコフな印象を受けました。
ロックに近し。

あと、気になったのは・・・・トランペット。
これもたぶん録音のせいもあるんでしょうが、ぺらーんとした音が、ガンガン鳴り響いていて、あいたたた・・・・・でした。あんなに目立ったペットは初めて聞きました。
ある意味貴重です。


カリンニコフ交響曲第一番・フリードマン

2006年03月26日 | カリンニコフ
samuel friedmann指揮のCDの感想

「じゃ、今日は初合奏ですけど、とりあえずテンポはずーーっとこれで、とりあえずあわせてみましょうねー。」
そんな声が聞こえてきそうな、演奏です。
ポイントは激遅、盛り上がりなしの淡々とした演奏。
もしかして、指揮者なんていなくて、メトロノームにあわせて演奏してるんじゃないのか?という錯覚にまで襲われる始末。

なにが悪いって、弦の切れの悪さ。
そしてこのテンポの遅さで悪酔いしてしまう。
音がくだるところは、おもむろに滑ってますし、え??え??マジ??いいのこれ、録音しちゃって。マルレオケ??
決壊どころの騒ぎではない。バランス悪すぎ。
今は、金管のきかせどころだよ?っていうところで、弦が前に出てくるから、洗濯機の中の洗濯物状態になってしまう。

ホルンの音色は結構きれいなんだけど、ペットも上手なところもあるんだけど、独り善がりでソロ気分で吹いてる人がいるから、あわないの。フルートも緊張しすぎですか?
弦の歯切れの悪さは、喉にモチをつまらせたかのよう。苦しい。
みんな好き勝手やっちゃって、指揮者いじめ?

1楽章
本当の最後の最後までやってくれる、ペット。激烈にヒドイ。そして・・・fin・・みたいな。
きっと、ターニャは唖然顔。(冷や汗、口ポカン状態)

2楽章
まだ比較的聞いていられる。これはちゃんと練習されていたのか?チェロがいい響き。オーボエもいい。でもバイオリンのピッチが悪すぎる。

3楽章
めっちゃ頑張って張り切っているのがよくわかる。
気持ちは伝わるが、技術がついてこない。

4楽章
はじまりからもう、ドよーーン。です。
たぶん、弦の人が「もうすぐアレが来る・・・あれやるのいやだよね??私もやだーー泣きたーーい。」って心で葛藤してるんだろう。1楽章からも遅いと思っていたけど、さらに遅くなります。これ?何の曲?ってかんじ。指がまわらないんだろうなぁ・・・せっかくの聞かせどころが台無しです。
ボーンが旋律吹くところの弦の乱れ様は本当にすごい。
乱れまくりです。もう、除細動かけないと、死にそうです。

でも、最後のトライアングル、N響の人より上手。


同時収録の「ルスランとリュドミラ」のダンスはこれまたいい。
気持ちいい。うまい。
同じオケとは思えない。
けど、やっぱりパパパパーーン!っていうようなリズムの早いところは、すべってる。けど、全然許容範囲。
カリがひどすぎたせい??

カリンニコフ交響曲聞き比べ

2006年03月26日 | カリンニコフ
注文したCDが届きましたーー!!
もちろん「カリンニコフ交響曲」デス。

ナクソスのクチャル盤と、スヴェトラーノフ指揮・N響の演奏と、アシュケナージ指揮のアイスランドなんとかっていう演奏のCDを買いました。

指揮者によって、解釈も違えば表現方法も違うのだから、みんなそれぞれの演奏なんですけど、私の一押しはやはりナクソスのクチャル盤です。
一番初めに聞いたので、洗脳されているというのもあるんですが、これねー。素晴らしい。たぶんアシュケナージの演奏を聞いていたら、カリ好きにはならなかったと思います。失礼だけど、私の好みの話なので^^

♪カリンニコフ:交響曲第1番ト短調/同第2番イ長調
クチャル / アイビィー



素人的な感想ですが、ナクソスのは交響曲としての、重みや力強さなんてのも、ちゃーーんと表現されていて、かつ繊細な部分も超繊細で、そのメリハリの具合が最高なんです。文句のつけようがないってくらい。
私はこの演奏を生で聞いたらたぶん失神すると思う。
そんくらい、インパクトもあるし、ブラボーな出来栄えです!!
なんてったって、副主題が流れるとこのあたしが泣くんですからーーー!!

第二番も素晴らしいわー。
なんでこんなに綺麗なんだろう。綺麗だけじゃなくてホントに、心に訴えてくる音の強さがあるの。なんでこんな演奏ができるの!!
強いのにくどくないの。あーーーーーヽ(-゜ヽ)トッ!! (ノ゜-゜)ノテモ!!.。゜+.(゜ー゜)ノ。+.゜ イイ!!



♪カリンニコフ:交響曲第1番&第2番
アシュケナージ(ウラディーミル) アイスランド交響楽団 カリンニコフ / インディペンデントレーベル



アシュケナージ指揮のアイスランド交響楽団
一言で言うと、ジギタリス飲んだあとみたいな気分。
いや・・・飲んだことないんだけど、そんなかんじ。

よく言えば重厚でまったりとしている。大人の演奏ってかんんじ。
もの悲しい旋律を、おいしいワインのような形へとかえていくような演奏。
ちなみに、クチャルの演奏は、透き通る神の水っていうような印象。
でもちょっと浮き沈みが多くて、アクセントが強烈。そして、そのアクセントによって、曲全体の流れがパキパキと分節されているように聞こえる。
一曲なのに、クチャル盤のようにすーーっとつながっていくかんじがしない。一曲が凄く長く感じる。
結構タメた指揮してるし、低音もひっぱってひっぱって演奏してるんだけど、なんかつながってないの。感動さえも分節されているってかんじ?
ナクソスのほうは、感動が雪だるま式に転がしてでかくなって、もう、私の心で大爆発!ってかんじなんだけど、違うのよね。
決して悪い演奏ではないんだけど、大人すぎて私の心の琴線には触れない。
でも、「これ!!交響曲だったんだ!!」と思えました。どっちかっていうと、主題がすごーーいハッキリ繰り返し繰り返ししてるから、交響詩っぽくかんじていたんだけど、納得しました。うん。というわけで、これは交響曲としてアリな演奏なんでしょう。
でも、第一番の第三楽章はすごーーい躍動感があって、すっごく綺麗だった。チャイコやロシアっぽくてすっごいいイイ。華やか。この第三楽章は大好き。




♪カリンニコフ:交響曲第1番
NHK交響楽団 ポロディン スヴェトラーノフ(エフゲーニ) カリンニコフ / キングレコード
ISBN : B00005NNZS



ナクソスの演奏に近い。
哀愁と言うよりは、ものすごく繊細で美しい演奏。
悲しみ、感動を伝えながらも結構さらっとしている。でも、すっごく綺麗な演奏ではある。
綺麗なんだけど、一言で言うと「楽譜に常に忠実」でそつなく、こなしているかんじの演奏かな。マニュアルっぽいです。
綺麗だけど、それ以上のものが伝わってこない。
これ聞くなら、ナクソスのでいいやってかんじかな。
でも、同時収録されていた、ダッタン人の踊りは良かったなぁーーー。



以上。
素人的観点からの、カリ交響曲レポートでした!!

カリンニコフ交響曲第一番&第二番

2006年03月26日 | カリンニコフ
昨年の年末から知り合いの人にCDを借りたんですが、もうすっかりはまっています。
これがないと生きていけませんっていうほどに、はまっています。
うっかりこれを聞いているときに、電話してきた友達には「カリン二コフ教」を布教しています。
”ちょっと聴いてよ!これ!”と受話器をスピーカーにあてて涙ぐむ私。。。病気です。

何がいいのか?って聞かれてもこまるんですが、このなんともいえない透明感のある繊細なメロディーが心を打ちます。
はじめの始まりは、ちょっぴり「ハリーポッター」風なんですが、第二主旋律がまた泣けるんですわ。汚れきった自分の心を全部洗い流してくれる!!そして、泣く!!すっきり!!みたいなかんじです。

カリン二コフって、先月某楽団の定期演奏会で聞くまで知らなかったんですが、有名なんでしょうか?私が今まで知らなかっただけで、すっごく有名だったのかもしれない。とにかく出会えてよかった良かった、知人に大感謝です。
そのコンサートでもはじめて聞くのに、聞き入ってしまい体が固まってしまいました。何か舞台の上に妖精がいる?みたいな錯覚にまで陥る始末。(幻覚?)
そして、なぜだかわからないけど涙。涙。涙。ですよ。
もう自分でもわけがわかりません。

そんなに緻密に作られたような交響曲ではなさげーーな作り方なんですが、とってもドラマチックなんですね。叙情的だし、幻想的だし、私の大好きな民俗節がすんごいきいている。でも、エンヤこら!!という重い民俗節まではいかないのですよ。
民俗っぽいんだけど、あくまでもライトにライトに・・・その微妙な表現力が私の琴線をブルブルさせます。
シベちゃんを、ドヴォちゃんをこよなく愛する私だけど、かまわず浮気させてもらいますとも!!

第一番で泣くんですが、どの楽章も無駄がなく、色鮮やかで、素敵過ぎる。だいたい一楽章だけは好きなんだけど・・・っていう曲がほとんどなんですが、このカリンちゃんはどれも素晴らしい!!
そして、第二番も、素晴らしい。
一番に比べると、もう少し力強い感じなんだけど、汗臭くなくていいの。力強いのに、繊細!!あああああ・・もう・・・(`  )━ダ(Д` )━メ(´Д`)

こんなに美しい交響曲があってもいいのか!!!
神よ、、、感謝いたします。
ロシアといえばチャイコ。なんてもういわせない!!(笑)

とにかく聞いてほしい一曲です。
明日からも布教活動ガンバラなきゃ!!(≧∀≦)

ごあいさつ

2006年03月26日 | ごあいさつ
もともと他のブログでクラシックネタを書いていたのですが、なんだかいろんなジャンルがごちゃごちゃで、クラシックネタだけ独立させることにしました。
独立させるほど、充実したネタでもないし、更新もまばらですが、気楽にやっていこうと思います。(昔の日記もおいおい移動させてくる予定です。)
気楽ながらも、カリンニコフの素晴らしさを布教できれば・・・と思います(笑)