Phonograph×Photograph

競馬場の達人を目指し、予想・血統・写真・旅打ちの記録を綴るブログ

第40回ジャパンカップ予想 世紀一の決戦を見逃すな!

2020年11月29日 00時58分48秒 | 予想

『3強並び立たず』

今回の3強はただの3強ではないぞ。

(印は一番下に)

 

 最近G1でも予想ブログを書いていなかったのですが、今回ばかりは書いておくべきと思いWordを立ち上げました。確認するとダービー以来でした。

 

 ディープインパクト以来の無敗の3冠、史上初の牝馬無敗の3冠、史上初の中央G1最多8勝、そんな3頭が激突するレースが、観客数が少ないとは言え開催されることに、またここまでの競馬がコロナ禍でも1度も中止することなく開催され続けたことに感謝しつつ、それらのレースを一度も生観戦出来ていないことに非常に憤りを覚えています。JRAカードまで作ったのに、JC指定席当たらなかったのは本当に辛い。。。

 

 

3冠馬3頭、それぞれ陣営のキャラクターに違いがあって面白いですね。

【最強】アーモンドアイ:最強ノーザンファーム×最強シルク×最強C.ルメール

【古豪】コントレイル:古豪ノースヒルズ×古豪前田氏×ベテラン福永祐一

【初夢】デアリングタクト:零細長谷川牧場×弱小ノルマンディー×ホープ松山弘平

最強が最強を証明するのか、古豪が巻き返すのか、はたまた新鋭が夢を掴むのか、それを考えているだけで、また競馬ファンがどのようなオッズをつけるのかを想像するだけでワクワクが止まらない。出走を決めてくれた各陣営には本当に感謝。

 

 

 

 さて、予想ですが予想が予想にならないですね。3頭がめっちゃ強いのは疑いようのない事実なので、もはや重箱の隅をつつきまくって順列を無理矢理決めるしかない。

 

・アーモンドアイ→ローテ一番厳しい、叩き2戦目はパフォーマンス落とす、G1 8勝の役割は果たした、引退レースで無事に回ってくるだけ、昔に比べて適距離は短くなった

・コントレイル→秋3戦目、菊花賞が長距離×厳しい競馬で消耗激しい、1週前追い切りで遅れ

・デアリングタクト→戦ってきた相手が弱い

 

 アーモンドアイはここで引退ですが、馬体や調教を見る限り、最後ゆえの余裕は残さない仕上げをしたように見えました。有終の美&9冠&最多獲得賞金で伝説になろうとしている。距離適性は特に問題ないと思います、昨年の有馬記念のようにレース中にかかることさえなければ。

 

 コントレイルは確かに完璧仕上げではないように思えます。無敗の牡馬3冠馬シンボリルドルフとディープインパクトはその次のレースでは負けているのですよね。やはり菊花賞に向けて100%の仕上げは必ずするでしょうし、消耗度は確かに存在するのではと思います。逆にここを勝ったら本当に化け物ですね。

 

 デアリングタクトの相手ですが、同じく牝馬3冠でジャパンカップを勝ったジェンティルドンナとアーモンドアイはヴィルシーナ、ラッキーライラックと強い牝馬を負かしての3冠だったが、デアリングタクトは確かにレシステンシア、スマイルカナ、ウインマリリンなのその後を見ても古馬混合G1で通用するのかどうか少し怪しい。3歳牝馬(海外馬除く)のここ10年のジャパンカップ成績は(2,2,0,4)でカレンブーケドールとデニムアンドルビーが2着になっている。前者のライバルがクロノジェネシス、後者がメイショウマンボとまた判断が難しい。やはり少しレベル低いかな?でも無敗だし53kgは魅力過ぎる。

 

 3頭の各論的な話はここまでにして、次は馬場とペース予想。

 馬場は内が結構荒れていますね。特に4コーナーのラチ沿いは絶対避けた方が良さそう。逆に直線は3頭目くらいの場所なら普通に伸びるのが土曜日の最終レースで分かりました。4コーナーで出来るだけ外に膨れないようにして、直線内に入っていくのが勝ちに一番近いでしょう。3冠3頭は皆内枠に入ったので、4角までにライバルを内々に閉じ込めるのか、敢えて外から抜き去って内に切れ込むのか、ペース次第でかなり変わりそうですが位置取りは要チェックですね。

その問題のペースについては、トーラスジェミニが逃げるのはほぼ確実で、『田辺スロー』が基本的なペースだと思いたい。しかしながら、最近の私のペース予想はことごとく真逆を行くので(マジで辛いです)、プランBとしてハイペース予想もします。

 

A. スローペースのとき

 ジェンティルドンナ3歳時のときのようなレース。瞬発力が最も重要で、3歳牝馬のデアリングタクトが牝馬、サンデークロス、Tom Fool的足捌きで最もトップスピードになるのが早いと思います。コントレイルもあまり本気で走っているのを見たことがないのでデータが乏しいですが笑、瞬発力はかなり高いと思います。また、グローリーヴェイズも長い距離を力まず走った後の瞬発力が魅力。平成最後の春天であのフィエールマンと接戦を演じたことからもそれは明らか。カレンももし好走するならこっち。

 

B.ハイペースのとき

 アーモンドアイ3歳時のときのようなレース。持続力が重要で、もちろんあの驚愕レコードを叩き出したアーモンドアイを筆頭に、その立役者であるキセキ、5着だったミッキースワローも持続力に長けています。普通のJCは持続力勝負になりがちで、トニービン持ちがよく好走します。キセキはエアグルーヴ牝系のルーラーシップ産駒なのでトニービン持ち。ミッキースワローも母父ジャングルポケットなのでトニービン持ち。そもそもジャングルポケットもJC馬ですから、いかにトニービンがJC向きか分かると思います。

 

 

【結論】ペース毎に印を打ちました

 

プランA スローペース

◎デアリングタクト

○コントレイル

▲アーモンドアイ

△グローリーヴェイズ

 

プランB ハイペース

◎アーモンドアイ

○キセキ

▲デアリングタクト

△コントレイル

 

コメント

・3冠馬はもちろん強い

・コントレイルの1着は歴史的にも”無い”と仮定

・アーモンドアイとデアリングタクトの順列がペースで変わる

・キセキとグローリーヴェイズはスイートスポットに嵌まれば割って入る可能性あり

・馬券めっちゃ難しい。簡単にガミるぞw

→多分アーモンドアイorデアリングタクト1着、コントレイル2,3着固定で3連単買うと思います。

 

 

それでは、今後二度とやってくることのないであろう、素晴らしいメンバーによるジャパンカップを楽しみましょう!

コメント
  • X
  • Facebookでシェアする
  • はてなブックマークに追加する
  • LINEでシェアする