神戸にジャンボひまわりが咲き、コンテストが開催されるようになったお話です。
神戸で、青少年の健全育成と明るい町づくり、目的にひまわりの花いっぱい運動を始めたのは、
平成4年の春でした。その延長線上の平成7年に阪神大震災が起こり、「瓦礫の町にひまわりを」
という活動に変身しました。運動を始めた頃から、各種のひまわり情報を集めていた私に入った
情報は、兵庫県の村岡町(現在は香美町村岡区)に、毎年5mを超えるひまわりを、西谷小市さん
という人が育てているという話でした。西谷さんの種は話題を呼び、全国に配られるようになり、
そこで村岡町が西谷さんの種を村民に配布して、町おこしをしようと、考えたのがジャンボひまわ
りコンテストでした。
阪神大震災で瓦礫の町に咲いたひまわりをどう継承していこうかと考えていた私は、「これだ!」
と村岡町の西谷さんを訪ね、種を分けてもらい、我が家で育てたのが前回の写真で、5m31cm
になりました。その翌年、この種と村岡町から分けてもらった種を配布して始めたのが神戸のジャ
ンボひまわりコンテストでした。第1回は平成10年で三宮駅前に出来た兵庫県の復興支援館(フ
ェニックスプラザ)で開催しました。
その後、村岡町の西谷さんは他界されましたが、その種の遺伝子は脈々と引き繋がれ、全国で話
題を提供し続けています。村岡町のコンテストは3年前に中止となりましたが、神戸は今年で、
18回を数え、阪神淡路大震災記念「人と防災未来センター」で写真展示をさせて頂いています。
以上20年余りの歴史をサクッと書きました。今年も頑張って開催します。
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