さっちん工房

Atelier_Sacchin ~ THE開店休業中ブログ

過去の作品:MS-06F/JザクⅡ後編

2008年08月31日 01時07分42秒 | Bo'zさっちん工房のガンプラ

さて、後編はまた少しだけテクニカルな話。

このザクで試したこと『合わせ目消し』です。

パーツを組立てた際、パーツとパーツの間にどうしても隙間が出来ます。

このザクのお口?鼻?くちばし?の部分は合わせ目消しをしてません。

ですので、写真のようにパーツとパーツが合わさる部分に隙間が出来ます。                                                                                        

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はい!ここで、この合わせ目を消したい!と思う、そこのあなた!

ここから必見です!

ご紹介するのは『接着剤はみだし圧着工法』

まず、片方のパーツにたっぷりと接着剤を塗り(盛り)ます。

もう片方のパーツにも同じく接着剤を塗り(盛り)ます。

そして、そのまま組立て圧着!!!!

たっぷり接着剤を塗った(盛った)ので、パーツをギュ~っと合わせると

合わせ目から接着剤がブチュ~とはみ出します。

その接着剤はふき取ってはダメです。そのまま、そのまま。

欲を言えばクランプなどでしっかりとパーツを圧着させて

放置、約2日。

すると、接着剤がはみ出したまま固まるわけです。

それを金ヤスリやペーパーがけをして、はみ出した接着剤もろとも

パーツ表面を綺麗にしていくわけです。

すると、合わせ目が消えてなくなります。                                             

                                            

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上の写真のザクの太もものど真ん中が合わせ目消しをしたところ。

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ザクの太ももの、縦真ん中が合わせ目消しをした部分。

うっすら、接着剤の後が残ってますね。                                               

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色を塗らずにここまで合わせ目を消せればとりあえずOKでしょ?

でも、実は『つや消しスプレー』ありきの技法です。

ペーパーがけをする訳ですから、ペーパーがけをしたところだけ

どうしてもプラスチックのツヤがなくなります。だからそれを誤魔化す意味でも

つや消しスプレーは必須です。

接着剤はビギナーでも必ず買い揃える一品。

それを利用する今回ご紹介した

『接着剤はみだし圧着工法』ぜひお試しあれ!!!


過去の作品:MS-06F/J ザクII前編

2008年08月27日 23時43分01秒 | Bo'zさっちん工房のガンプラ

さっちん工房作品ほぼ第二弾!

ガンプラMGマスターグレード『MS-06F/JザクⅡ』

ひどいね、これ。。。。ひどすぎる。。。。。

これも前作に引き続き、色を塗っておりません!

前回同様、素組みで最後につや消しスプレーという簡単仕上げ。

ただ、ザクっぽく、『使い込まれた感』・『傷だらけの天使気取り』に

したかったんだろうねぇ・・・・・

『すいません。何も言えねえ・・・・最低っす。』byさっちん島康介

シルバーのガンダムペンの塗料を筆につけて擦れた傷を

演出(したと思われる)。 

何なんだろう?この妙に統一された傷・・・・

この違和感アリアリのアゲアゲの傷・・・・

当時は『超気持ちいいっす!サイコーッす!』なんて

言ってたんだろうね。

皆様、お手を拝借。それでは、この作品に・・・・・・合掌。

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過去の作品:陸戦ガンダム後編

2008年08月24日 11時02分18秒 | Bo'zさっちん工房のガンプラ

後編は少しだけテクニカルな話を・・・。

先日書いたとおり、陸戦ガンダムは色を塗っておりません。

『つや消しスプレー』を最後に吹いただけです。

これホント、素組み派の人にオススメの仕上げ方法ですので、

お試しあれ。

ここで、一つ注意ポイント!

この陸戦ガンダムは凹の部分に、黒の極細水性マジックでラインを

書き込んでいるのですが(墨入れ)、水性塗料(マジック)を使った場合、

つや消しスプレーは必ず『水性』のものを使用すること。

つや消しスプレーも『ラッカー』と『水性』の2種類あります。

(カテゴリ:アイテム→記事:補足(その7)参考)

水性塗料の上にラッカーを吹くと、水性塗料は滲んでしまいます。

水性塗料→ラッカー塗料は×

水性塗料→水性塗料は○

ラッカー塗料→水性塗料○

こんな感じ。

普通は凹みの部分の墨入れにマジック(水性)は使用しないのですが、

初心者にはオススメ。

水性とラッカーの関係を理解してさえすればとりあえずはOKでしょう。

話は変わって、色を塗ってないと書きましたが、一箇所だけ膝の真ん中の

パーツを缶スプレーで塗っております。が、ヒドイ仕上がりですよね。。。

これはパーツに向かってモロに缶スプレーを『ブシューッ』としたので

塗装面がグジュグジュになってしまいました。缶は圧力が強すぎる・・・

缶スプレーはサッとスライドさせながら塗るのがベストです。

当時は缶スプレーの吹き方すら知りませんでしたから。。。

シールも最悪ですね。シールはねぇ・・・・それ自体に厚みがあるから、

どうしても段差が目立っちゃうよね~。段差が目立たないシールは

ドライデカールです。デカールも2種類あります。

『ドライデカール』『水転写デカール(スライドマーク)』

ドライデカールとはシールを圧着して転写するタイプのもの。

昔、カセットテープの背表紙に文字を棒で擦って貼ってませんでしたか?

あれです。

水転写デカールは水につけて貼るもの。

当時は、ドライデカールとシールしか扱えませんでした(汗)

水転写が苦手で・・・・。P1090252P1090253 P1090258


過去の作品:陸戦ガンダム前編

2008年08月23日 01時18分17秒 | Bo'zさっちん工房のガンプラ

先日、

『戦車ばっかでおもしろくねーから、過去の作品をUPしろよ!

それか、美少女フィギュアでもやったら、しかたなくブログ見てやるよ。

それが、俺たち、いや、世間の声だ!!』

・・・なんて悪友たちが悪乗りしていたので、何とかご機嫌を取る為にも、

美少女フィギュアだけには手を付けたくないので、

過去の作品をUPしていこうと思います。

ちくしょー・・・・・・、過去の作品はあんまり見せたくないのに。。。。

チッ、しかたねぇ。

今日は僕がプラモを始めてから色々と調べ、試行錯誤の上、作った

いわばさっちん工房初作品として完成した

『陸戦型ガンダム』MG1/100です。

当時、僕は色を塗ることが出来ませんでした。

缶スプレーすらしたことありませんでした。筆でちょこーーーーーっと

塗るくらいで。

この作品は、色を塗っておりません!!!

顔などの黒いラインや、黒の塗りつぶしは、水性マジックです(爆)

細ーーーーい水性マジックと『ガンダムマーカー』で書き込んでます。

切って、組み立てて、マジックで塗った。それだけの作品です。

一部、初『缶スプレー』を施したところ有り。(その部分は、後編で)

ただ!この作品で唯一初めて試したこと・・・・

それは、一番最後に『つや消しスプレー』を吹いたことです。

いろいろなサイトで調べて、このつや消しスプレー仕上げに

当時、感動したものです。

つや消しにすることによって、プラスチックらしさが無くなる、

というこの技法にチャレンジした作品でもあります

(チャレンジって言うほどでも無いけど)

この頃、僕の周りにはプラモをしている人なんか誰一人いませんでした。

だから、相談する人も無く、自分一人で調べ・勉強した記憶が

とても強く残ってます。

でも、それが今生きています。『何でも自分で調べること』

今、思い出すと当時の僕は、そりゃあとんでもない間違いを

多々していたんだなぁ、と一人笑ってしまうくらい無知でしたね。

今は色々と独学したおかげで何とか知識だけは一人前になったかな(笑)

何よりも今はriver先生という強い味方(師匠)や、

ホントにホントに心強い相棒、『ムラタン工房』さんもいますし、

スゲー幸せな環境に、今、ホントに感謝です。

ちッ、なんだか湿っぽくなっちまった。。。

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帰省そして塗装???

2008年08月17日 07時41分08秒 | Bo'zモデリング倶楽部見習いジャネット工房

ジャネット工房さん、塗装の準備が整ったらしい・・・

筆、塗料、パステル、等々買い揃えてます。

盆休みに帰省した際、のんびりとした環境で初の塗装にチャレンジするとか・・・。

でも、塗装にビビッてたから、ホントにしてくるかは不明ですけどね(苦笑)

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ジャネット工房より久々のお便り

2008年08月15日 19時09分31秒 | Bo'zモデリング倶楽部見習いジャネット工房

とりあえずプラモを始めたジャネット氏。彼は超初心者です。

でも、彼なりに勉強してるみたいで。。。

そんな彼より、久々のお便りです。

組立てがほぼ終了いたしました。

1/72という小スケールながら、細かいところに目を向け、

納得のいくまでパテ埋めを施したそうです。

彼の普段の素行からは、ちょっと想像がつかない細かい作業ですが・・・。

まぁ、なにはともあれ、何気に楽しんでいるようなので、少しホッとしてます。

今回、新たに『ジャネット工房』のカテゴリを追加してみましたので

今後も目を離さず、楽しみにしてやってください!

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その8

2008年08月14日 13時48分30秒 | Bo'zさっちん工房アイテム

さっちん工房を陰で支える功労者達(になるであろう)

さっちん工房アイテムその8

【WINSOR&NEWTON SERIES7 No.000】

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極細筆の名品。

絵筆に用いられる毛の中でも最も優れた性能を持つといわれる

最高級のコリンスキー・セーブル毛を贅沢に採用した一品。

画材屋や模型屋で探してはいたものの、何処にも無く、

手に入れるのは通販しかないな・・・と思っていましたが、ありました!

東広島の【K2M】という模型屋に。

まさかこんなところで出会うとはね。

特に必要は無いんだけど、いいネタになると思い購入。

めちゃくちゃ高かった。。。

筆1本にこの値段!?!?!?!?っていうくらい。。。。

興味のない人は、確実に白い目で「好きだね~」って呆れることでしょう。