四つ葉のクローバー

大好きなお花や野菜作り、そして時折繰り広げられる

ずっこけ家族の日常を綴ります。

責める相手はもういない

2015年10月26日 | 事務所、事件簿



             今日は6時30分までの残業を命じられています。


             いつものことながら・・


             もちろん無給・・




             この事務所で留守番をするようになって3年。


             色んな家族がいます。


             先日来所された男性。




             80歳を過ぎたお父様が亡くなられたそうで


             相続の手続きにこられたのですが




             さぁ手続きにかかりましょうっとなったとき


             お父様に自分の兄弟以外に認知をした子供さんがいた。



             今の今までそんなことはまったく知らなかったそうで



             そりゃ~ショックは大きいでしょう。



             その男性の妹さんは


             「私達にはあんなに厳しかったのに・・


                どおりで孫も可愛がらなかったはずだ!」




             と、怒り爆発・・


             だけどその気持ちをぶつける相手はもうこの世にはいない・・




             認知をしている女性に連絡をとり


             相続放棄の了解を取って欲しいとのこと。



             その女性に連絡をいれると


             「生きている間に充分可愛がってもらったので


               それ以上のことをやってもらおうとは思っていませんので・・」




             とおっしゃったそうですが・・



             その話をそのまま依頼を受けた男性に話すと


             余計むなしくなりますよねぇ。



             息子も一言


             「快く了解しましたと御返事をいただきました。」



             とお伝えをし相続登記に取りかかっています。



             亡くなったお父様!


             生きている間にばれなくてしてやったりでしょうが



             残された子供達の気持ちは・・


             どこにぶつければいいのでしょう。


             


                

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