那覇空港から国道331号線を南下、豊見城警察署の手前、瀬長の交差点の左手に木々に覆われた小高い丘があります。豊見城市字瀬長71-1にあるアカサチ(赤崎)森とよばれる雑木林です。
この丘には日本軍が構築した壕が残されています。
丘の脇には瀬長地区の拝所が造られています。
沖縄戦では歩兵第22連隊第1大隊第1中隊が瀬長に配備されていました。この壕はその歩兵隊が構築したものと思われます。
国道331号線の裏側になります。2000年の沖縄サミットのときに建築資材置き場として利用するために丘の東側半分が削り取られてしまいました。
削られた岩肌に二本の坑道が露出しています。
幅3m、高さ2mほどの壕でありましたが、十分な調査もなされないまま業者によって埋められてしまいました。
こうなる前に内部に入ってみたかったですねえ・・・。
まるで、臭いものにふた…と云わんばかり。埋められないモノもありますよね。美しい拝所で多少は、救われているのでしょう。
いよいよ本格的な暑さになって来ました。
どうか、お身体大切になさってください。
埋める前にせめて遺骨収集や調査ができるといいのですが。
調査もせずに閉めちゃったんですか?
日本政府のしそうなことですなぁ~
全く、、、
大規模にデベロッパーが開発するとかだと調査が入りますが、小さな民有地にある壕はろくに調査もしないですよ。
事情はあるでしょうが 消えてからでは どうにも ならないのにと残念ですね。