秀山の俳句写真日記

日々の生活、旅先での出逢い・思いを俳句、写真、文にした徒然日記です

海霧に耐え育てられ礼文薄雪草

2022年03月26日 22時43分47秒 | 旅行
海霧に耐え育てられ礼文薄雪草
        海霧:じり
   レブンウスユキソウ群生地にて
 
 
 この花は礼文島固有種で、群生地は香深(かふか)港から歩いて行ける海に面したかなり急な斜面にあります。お花ガイドさんの説明では、礼文島は霧の島とも言われるくらい夏でも霧の日が多く、気温も下がります。海から吹き上げてくる風もかなり強烈です。この群生地はかなり厳しい環境にあるのですが、この海からの霧が、川などの水の供給源の無い斜面に咲くお花に水分を供給し、礼文島を高山植物の花の島にしてくれているそうです。霧は礼文島の高山植物たちにとっては恵みでもあるとのことです。
 礼文島でしか見られないこの花の花言葉は「初恋の感動、尊い記憶、大切な思い出」。日本の最北端の島でこの花に出逢え、良い思い出となりました。

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