秀山の俳句写真日記

日々の生活、旅先での出逢い・思いを俳句、写真、文にした徒然日記です

安定と 発展併せ もつ型か 八角 夢殿 南円堂

2021年11月09日 00時12分43秒 | 旅行
安定と 発展併せ もつ型か 八角 夢殿 南円堂
 
 法隆寺の夢殿が八角形であることは以前から認識していましたが、興福寺の南円堂が八角形であることを意識したのは今回が初めてでした。今、改めて二つの建物の形を見ますと、安定した円でもなく、角のある四角でもない、両者を内的に調和統合する微妙な形だな~、古代の建築家の感性は素晴らしいな~、と思いました。
 
興福寺 南円堂
 
法隆寺 夢殿

  • X
  • Facebookでシェアする
  • はてなブックマークに追加する
  • LINEでシェアする

神無月寺内で出逢ふご渡御かな

2021年11月08日 23時20分35秒 | 旅行
甦る奈良金堂や神無月
神無月寺内で出逢ふご渡御かな
       興福寺境内にて
 
 再建されました興福寺の中金堂の写真を撮っている時、人のざわめきを感じましたのでその方を見ると、神社の神主さんが着るような古式ゆかしい衣装の人々のお神輿行列が五重塔の方からやってきました。後でインターネットで調べましたら、氷の神様を祀る氷室神社がこの日(10月1日)に催行するお祭りで、神輿渡御のコースに興福寺境内が入っているとのことです。
 奈良時代を想起させる再建の中金堂と神主装束行列の組み合わせに偶然居合わせたのはラッキーで、奈良時代当時の生活の一コマを垣間見た思いがしました。また、神仏混淆の日本の文化を目の当たりにし、且つ氷の神様をまつる神社があることを初めて知る貴重な体験でした。
 
興福寺 中金堂
 
氷室神社神のご渡御
 
氷室神社神のご渡御
 
氷室神社神のご渡御
 
氷室神社神のご渡御

  • X
  • Facebookでシェアする
  • はてなブックマークに追加する
  • LINEでシェアする

宗教心 薄き今にも 五重塔   未だ心を 何故に魅するや

2021年11月08日 01時02分15秒 | 旅行
宗教心 薄き今にも 五重塔 
 未だ心を 何故に魅するや
 
奈良最後の日は興福寺と奈良町、元興寺を歩いて回りました。
興福寺に向かいますとまず目に入りますのは五重塔。
 今回初めて素朴な疑問が湧きました。仏教徒でない私が、なぜ、五重塔に見惚れてしまうのだろう・・・。三重塔にも然り・・・。
 私にとっては、素晴らしい芸術作品なのかな、と思いました。五重塔を作られた、そして今なお作られる宮大工さん達は素晴らしい芸術家、と思いました。
 これまでの旅で撮りました五重塔と三重塔、中国の塔の写真を今回初めて見直し見比べました。皆似ていますが、どことなく違うような・・・。いずれにしましても、五重塔や三重塔を見ていますと何となく心鎮まります。中国の塔には少し違和感があります。
 
奈良 興福寺
 
京都 清水寺
 
羽黒山
 
山形県寒河江市 慈恩寺
 
奈良 薬師寺西塔
 
奈良 薬師寺東塔
 
東京 浅草寺
 
日光東照宮
 
厳島
 
山口県 瑠璃光寺
 
千葉県 成田山新勝寺
 
京都 醍醐寺
 
広島県 天寧寺
 
 広島県 耕三寺(生地島)
 
京都 清水道 正式名称は「法観寺」、通称「八坂の塔」
 
上海 龍華寺
 
中国 桂林 日月双塔文化公園
 
京都 東寺
 
京都 真如堂
 
京都 仁和寺
 
奈良 法隆寺
 
興福寺 三重塔
 

  • X
  • Facebookでシェアする
  • はてなブックマークに追加する
  • LINEでシェアする

子持ち鮎 一口黒龍 二三口

2021年11月02日 23時37分51秒 | 日記
子持ち鮎 一口黒龍 二三口
刺身には冷酒友との夜長かな
 
 
 
 
 浅草寺参拝で江戸情緒に浸った後でもあり、こじんまりした古風ただよう居酒屋での友との再会は格別でした。

  • X
  • Facebookでシェアする
  • はてなブックマークに追加する
  • LINEでシェアする

コロナ禍もしづまり秋夜浅草寺

2021年11月02日 22時04分12秒 | 日記
疫除けし雷門や秋の宵
疫を除け 静や浅草 秋の宵
コロナ禍もしづまり秋夜浅草寺
   除け:のけ
 
 
 
 
 日本で初のコロナ感染者が出たのが2020年1月、船内感染者を乗せたクルーズ船「ダイヤモンド・プリンセス号」が横浜港に寄港したのが2月、そして2020年4月7日に第1回緊急事態宣言発令。
 このコロナ禍が発生する前に10年ぶりに連絡の取れた友人と浅草で一杯やろうとしましたが、第4回目(?)の緊急事態宣言が解除され、この10月26日の飲食店の通常営業開始を待ってやっと浅草のお店の予約を入れました。このお店はお酒も料理も極上で且つ、手ごろなお値段で堪能させてくれます。
 お店に行く前に浅草寺にこれまた久しぶりに参拝し、コロナ禍鎮静のお礼をしてきました。
 浅草寺に着いたのは午後5時過ぎでしたが、以前でしたら大混雑の雷門周辺も人影まばら。境内も同様で、静かな浅草のお江戸を味わうことが出来ました。

  • X
  • Facebookでシェアする
  • はてなブックマークに追加する
  • LINEでシェアする