秀山の俳句写真日記

日々の生活、旅先での出逢い・思いを俳句、写真、文にした徒然日記です

とにかく生きよう、できれば気持ちだけでも楽しく・・・

2020年12月07日 14時42分01秒 | 日記

 昨日の日記に書いた「飛花落葉」に関し、お読みいただいた方から感想をいただきましたので、以下のようなお返事を出させていただきました:

 私の生命観、自然観は以下のようなものです。
 凡そ、宇宙の誕生は130数億年前、地球誕生は40数億年前、生命誕生は30数億年前、人類誕生700万年前と言われています。
 「在る物」における「変化」とは、今在るものが瞬時に無くなって新たなものが生まれ・存在し、そしてそれがまた瞬時に無くなる、この現象の無限の繰り返しと思います。自然界における生物の構成物質は、死と共に微生物によって土や栄養素に分解され、やがて他の生物の誕生によりその生物体に摂取され引き継がれていきます。色即是空・空即是色、並びに輪廻転生という仏教の自然観は、「もの」と「生命」の在り様を的確にとらえているのでないかと思います。{話は逸れますが、自然科学には門外漢の私ですが、素粒子(=物質の最小構成単位)の在り様に対する素粒子物理学の現在の認識が、二千年以上前の人が考えた自然観と同じように思えることに、今も驚き、感銘を受けております。}
 私は死によって、私自身と回りの人の意識からは不存在となりますが、先祖から引き継いできた私のDNAは次世代に引き継がれていきます(私を構成していた肉体(=物質)は焼却されると物質的にどのように変化するのかは不勉強で分かりません)。
 この意味で、私の意識の上での人生は、宇宙誕生以来から生生流転している「もの」の流れの一コマであり、私のDNAは私の意識の上での不存在後も、この宇宙がある限り、引き続き存在し続けると思っています。
 沈思黙考すると、時代時代の人々の思いに心がはせます。また、ものの在り様がそもそも 無常と得心し、また生物の遺伝子の過去・現在・未来に亘る流れを思うと、生死に等しく向き合えるような気もします。「人生の全てに意味がある」と信じて、日々を楽しく過ごせたらいいですね
 以上、硬い話となってしましましたが、私の考えもお蔭さまで少し整理ができたような気がします。 
 ありがとうございました。<m(__)m>

 

 


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