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EURO2008(9):大会最高のチーム

スペインが攻めても守ってもNo.1にふさわしい力を見せて優勝しました。

立ち上がりはかなり不安でしたが、ピンチの素であるシュバインシュタイガーの切り込みには3人で寄せ、ラーム・ヒッツルスペルガーの上がりもなんとか凌いでペースを握りました。(あとから思えば、この時間帯にドイツはポルトガル戦のように更に人数をかけておくべきだったかもしれません)
その後はドイツにペースを渡すことなく華麗な攻撃から1点、60分頃からは一枚ずつ守備に振るカードを切って時間と空間を作り逃げ切り。

今大会爆勝のイメージが強かったスペインですが、イタリア戦・この決勝と守備でも巧さと粘り強さが見られました。
個人的にはMVPはシャビですね。攻守どちらの局面でも、ここでボールを捉えられれば落ち着くという安定感があったと思います。
イニエスタとセスクもこの先輩に続いてくれれば、2年後・4年後もすばらしいチームが見られるのではないでしょうか。

4年前と違って大会最高のチームが勝った、いい大会だったと思います。
観に行った人が羨ましいですね!
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EURO2008(6):GK世界一決定戦

今日も延長戦でした;

120分最高レベルの組み立てと守備の技術、そしてその先のスーパーセーブを堪能しました。
私はアズーリは大嫌いですが、それでもそのまま教科書になりそうな彼らの技術にはやっぱり素直に敬服せざるを得ません。
そして最後はチェコのツェフを加えて世界最高の3人と言われるうちの2人によるPK戦。まさにフルコース、今日もDVD行き確定です。

最後は前回のポルトガルvsイングランドと同じくらいスペインに感情移入して見ていました。結果も最高でしたね。

残念ながら今日から仕事が始まってしまうので準決勝は難しいかもしれませんが、このままスペインが勝ち上がってくれるようなら決勝はどこかのスポーツバーで観ようと思います。
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EURO2008(2):どうするオランダ?

全チームが2試合を終え、トーナメント表がおおよそ見えてきました。

左の山はポルトガルvsドイツとクロアチアvsチェコ(/トルコ)。

ポルトガルにとっては次の試合が事実上の準決勝なので、今日のグループリーグはかなりの戦力を温存して望むと思われます。
本大会以降デコのポジションを担うと思われるモウチーニョには、体の使い方とプレーテンポの幅の向上を期待したいところ。

クロアチアはまだ私が全く見ていない数少ないチームの一つ。
こちらも明日は消化試合になるので、録画した分で噂のモドリッチを早めに見ておこうと思います。

右の山はオランダvsスウェーデンとスペインvsイタリアorルーマニアorフランス。
グループDの2位は可能性が高いと思われる順に並べてみました。

オランダは明後日、ルーマニアに負ければイタリアとフランスの両方を敗退させることができます。
監督は「全力でやる」と言っていますが、選手はどうなんでしょう?
真剣にやらないといけないとは分かっていても、ギリギリの球際でプレッシャーをかけ続けられるか。
最初から最後までカウンターに何人もの選手が全力疾走できるか。
ロッベンのような超高難度のシュートにトライする気になれるか。
仮にリードされた場合に、直後の10分で同点にすべく全力で走れるか。

ただでさえ消化試合のため親善試合モードになりそうなところ、私が選手だったら自信がありません。明後日は各選手のパーソナリティが透けて見える試合になるのではないでしょうか。
勝敗の帰趨にかかわらず注目です。

右の準決勝が仮にオランダvsスペインとなったら、スペインの右サイドvsオランダの左サイドが勝負所になると思われます。
現状セルヒオ・ラモスはスペインの長所ではなく弱点になってしまっており、トーレスとイニエスタは彼の攻撃力を活かせていません。(そして守備はザル)
今大会最強と思われるスナイデル+ジオ+ファンデルファールトの左サイドとは、今のところかなり噛み合わせが悪い。
ここにどう修正を加えてくるかが一番の見所になると思っています。
手駒が豊富だと観戦も本当に面白いですね。この試合を見るためにも、イタリアには是非敗退していただきたい(笑)
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EURO2008(1):ポルトガルvsチェコ

EURO2008ももう2日目。

3日目まで旅行に出ていたので、生を見ながら少しずつHDDレコーダーの試合を消化しています。

ちょうど今ポルトガルvsチェコを見終わったところ。
このカードは4年前に決勝で実現すると思いとても期待していた試合です。
この4年でチェコは下り坂、ポルトガルは少し上積み。結果もそのようになりました。緒戦でかなり評判の悪かった(私はまだ観ていません)チェコもいいサッカーをしてくれて、十分楽しませてもらいました。
二軍でドイツをボコボコにした、EURO2004で最高だったチームに比べれば見劣りはしますが・・・

今まで見た試合の中ではではシャビ・デコそしてぺぺの存在感が際だっていますね。あとはスペインの凶悪ツートップですか。あれではセスクが出られないのもしょうがない。
シャビとデコが健在である限り、スペイン・ポルトガル共面白いゲームを見せてくれると思います。

しかしシャビの控えは居てもデコの控えはいないんですよね。
やっぱり今回もポルトガルは綱渡りのようです。応援してますけど!
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起きたら負けてました

昨晩はA代表とU-22の2試合が連チャンでしたね。

帰宅したらA代表のは終わっていて、早送りで観た後U-22を観戦。
前半40分くらいまで観たのですが、中盤でうまく顔を出せていたU-22はかなりいいゲームをしていたと思います。カタールのほうがスカスカだったとも言えますが。
(一方、A代表は点差こそ快勝でしたがボールの失い方が酷く、出来は最悪だったと思います)

さすがに眠くなってきて「まぁ少なくとも負けはないだろう。1-0くらいはいけるかもしれん」と思いつつ眠り、朝早送りを交えつつ後半を見始めたら・・・とてもわかりやすい形勢逆転でした。日本の足はどんどん止まり、中盤は日本もカタールもスカスカで大味な展開に。
そして時間が経過するに従ってカタールは尻上がりに調子を上げてきて、いつの間にか前半の日本のような状態になってしまいました。

ビジョンがなくて足が動かなかった前半のカタールと、本当に疲れて足が動かなくなった後半の日本との差がそのまま点差になってしまったように思います。


U-22はこれまで4つの世代の代表の中で最も評価が低かったのですが、昨日は「お、結構良くなってるじゃないか」と感心しました。
正直得失点差で逆転できる程強くなるとは思えませんが、「伸びるところまで伸ばした」と思えるくらいには頑張って欲しいです。
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オシムの言葉

サッカー日本代表の監督が変わってから結構経ちましたが、試合前後の会見がとても楽しみになりました。
今までの監督/選手による各種インタビューでは選考・練習内容・戦術等の具体的な狙いについてなかなか説明がなされなかったのですが、オシム氏はその点とても明確に説明してくれています。
このサイトが会見の内容をほぼそのまま記載していると思われ、試合前後には必ずチェックするようにしています。

そして面白いのが同サイトやYahoo!ニュースの記事。
会見の内容を受けてスポーツ新聞を含む各新聞社がいろいろ記事を作るのですが、「あの内容をこんな記事にしてしまうのか」と笑ってしまうこと多々。
更に電車に乗ろうと駅に向かうと、東スポ(これはこのサイトには載らないのでもはやスポーツ新聞ではないのかもしれませんw)やゲンダイ・フジなどがもっと酷い見出しを作っている。

ことサッカーの記事においては、一般メディアがいかに信用できないかがとてもよく分かる現象です。むしろこのSports Naviではフリーの方の記事のほうが深掘りされていて楽しめます。なんとかしてお金を払ってあげたいくらいです。
おかげですっかり一般紙の記事を見る気がなくなりました(もちろんサッカー部分目当てで新聞を買うこともなくなりました)。

そんな一般メディアは置いておいて、会見での質疑は、これまでのやりとりを経て少しずつ質が上がってきていると感じています。
中田英寿氏がメディアとやりあっているときに「せっかくやり合うんならメディアのレベルを上げるようなやりとりをすればいいのに」と思っていた私にはとても嬉しい傾向です。

さすがオシム氏、いい「年の功」を積まれていますね。
私はそんな歳でもありませんが、せっかくなら下の世代や周囲にいい影響を与える人でありたいものです。




その他ちょっといい記事

どこでもドア、実現に一歩近づく:事実なら素晴らしいことですが、この記事だけだとpoor過ぎて信用できるかわからないので・・・
↑の元記事:まだ読んでいませんが、こちらを読まないと。
プレゼンのコツ:プレゼンもそうですが、ヒアリングもこれを意識するとスムーズにいけます。
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WC2006(9)

そういえば決勝後の書き込みをしてませんでした。
48時間ほど経って、それ以前と全くテンションが違ってしまっている自分に驚きます。日本代表が負けた後に多くの人が急速に冷めていきましたがこんな感じだったのでしょうね。

3位決定戦と決勝は概ね予想通りの展開でした。フランスは予想よりも攻めることができていましたが、やっぱり決めきれませんでした。
ベストチームはフランスだったと思いますし、私個人はイタリア代表は嫌いなので残念です。

また、最後の最後で起きたジダン退場も大変残念でした。もう様々な調査もあるようですが、あのとき考えたのは「一流のプロは自分のことを侮辱されても無視することができるが、一流の人間は自分の愛するものを侮辱されることを許さないのではないか」ということです。
一つだけ言えることは、マテラッツィがこのどちらにも当てはまらない人間であるということでしょうね。



今大会はコンディションの良いチームが多く見応えのあるゲームばかりでした。
6~7月の南アフリカの気候がどのようなものかは知りませんが、時差がないという意味ではコンディショニングし易いと思われます。
コートジボワールとガーナが欧州列強に並びつつあることですし、エジプトも若いカテゴリーでは相当活躍している様子。次の南アフリカ大会にも期待したいですね。

個人的には南アフリカはちょっと怖いかなとも思いますが、少なくとも今年のように「行きたいと思っても行けない」というような状況ではないようにしておきたいと思います。
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WC2006(8)

さて、いよいよ今日明日でW杯も終わります。

生活のリズムが昼型に戻りかけているので、あと2日は早めに寝て超朝型にシフトしてしまおうかと思います。
準決勝は2試合とも新宿のスポーツバーで観戦してみました。
客は多くはなかったのですが、さすがにマスターも客もむちゃくちゃ濃く、いい時間を過ごさせてもらいました。今晩は基本家で見るつもりですが、テンション次第ではまた行くかもしれません。

ドイツ対イタリアのほうはバラックが終始足を引きずっているように見え、実際運動量もかなり少なかったと思います。一方のイタリアのエース(と私には見えました)ピルロはこの日も絶好調で、トッティにマークが集まるのをいいことに好き放題やっていました。レーマンが当たっていたのでPKまで行けるかとも思いましたが、最後にイタリアが異常な勝負強さを見せつけて勝ってしまいました。
ポルトガルを応援している身としては、決勝でホームのドイツと当たるのは最悪と思われたのでこの結果にはそれなりに満足したのですが・・・

一方のポルトガル対フランスは互いにディフェンスの強さが目立つ戦いの中、FWの差でPKを得ることが出来たフランスがそのままプラン通り逃げ切り。フランスの超危険人物、ジダンとリベリーがそれほどキレていなかったので勝ち目はあるかな?と思ってみていたのですが、もう一人の危険人物ヴィエラがサイドと協力してミゲルを抑え、デコはマケレレが完封。
フィーゴのパフォーマンスがイマイチなこの日のポルトガルでは、これが精一杯だったように思います。


今日はバラックとカルバーリョが欠場で、フリングスが復帰。ラームとミゲルは五分五分だと思うのでポルトガル若干優勢のはずですが、なにせホームの最終試合&カーンの(たぶん)代表引退試合ですのでなんだかんだで厳しくなりそう。
ドイツ1-0ポルトガルと予想します。

決勝のイタリア対フランスは、イタリア側には良くも悪くも波がないのでジダンとリベリー、アンリの調子次第。全くの五分と思われます。
PKになりそうですが、バルデズもまた激しく波があるのでこれまたわかりません。
一応実力そのままにイタリアのPK勝ちと予想しておきます。


あ、そうそう。
また決勝の前に大会MVPを選出しそうなので、私も個人的に印象に残った選手(≒観戦していて声を上げることの多かった選手)を書いてみます。



GK:レーマン(ドイツ)・チェフ(チェコ)・キングストン(ガーナ)
CB:エインセ(アルゼンチン)・カンナバロ(イタリア)・ファーディナンド(イングランド)
SB:ミゲル(ポルトガル)・セルヒオラモス(スペイン)・なぜかフリードリヒ(ドイツ)
DH:ピルロ(イタリア)・マスチェラーノ(アルゼンチン)・ゾコラ(コートジボワール)・ゼロベルト(ブラジル)・ハーグリーブズ(イングランド)
SH:ジョーコール(イングランド)・シモン(ポルトガル)・ロナウド(ポルトガル)・リベリー(フランス)
OH/CH:強いて言えばシャビ(スペイン)・ジダン(フランス)
FW:トーレス(スペイン)・ドログバ(コートジボワール)



こうしてみると、やっぱりトップやトップ下はマークがきつくてなかなか活躍できないんだなぁと思います。
マークするわけもないところからスルスルと上がってくるDHと、ドリブルで守備組織をぐちゃぐちゃにしてしまうサイドに歓声を上げてしまうのも当然のことなのかもしれません。
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ありがとう

数時間前に中田選手引退の報を見ました。
直後は彼のサイトも繋がりにくく、(選手としての)最後のmailを読んだのはたった今のことです。
ここ数年でこれほど呆然としたことはちょっと記憶にありません。
これほど大きな喪失感を感じたのは、ひょっとしたら10年以上前に遡らないとないかもしれません。

なるほど、ブラジル戦の後のあの行動にはそういう理由があったのかと、もう消してしまったビデオを思い出しています。

私は98年W杯の予選まであまりサッカーを見ることはなかったと思いますが、就職して初めて借りた家で、学生の時から使っていた14インチの小さなテレビの前でジョホールバルでイランと戦う日本代表を正座して応援して以来、少しずつゲームを見るようになりました。

それはサッカー自体が非常に創造的で論理的なゲームだったからなのはもちろんですが、当たり前のことだけどみんななぜか言わない・やらないことを世界の何処でも貫く中田選手のパーソナリティに共感を覚えたということも大きな理由です。

この10年あまり、日本サッカーに必要なものが何かを日本(人)で一番論理的に考え、かつ体現してきた彼を失うことのネガティブなインパクトはどれだけ大きいのか、ちょっと想像しかねるものがあります。

全ての日本サッカー関係者がそのインパクトを極力小さなものとし、できれば実践者をこれまでより増やすことでプラスの方向に変えていくことを強く望みます。



そして中田選手、これまで本当にありがとうござました。
今後はまた違った形で、日本サッカーの成長のために力を貸してもらえればと思います。

(この文章は結構な確率でFan mailに投稿されると思われます^^)
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WC2006(7)

W杯もいよいよ佳境。
インターバルはあるもののテンションは上がる一方です。

その熱い準々決勝は左下(イタリア)以外、不利と予想されることの多かったチームが勝ち上がりました。
アルゼンチンが負けたのは非常に残念ですが、イングランド対ポルトガルはまた燃えました!
今回はユニフォーム+タオルと正装(?)して観た甲斐あってか、飛車金落ちの陣容で勝ちきることに成功。2年前にスタジアムで観たのと同じように、祈り叫びつつ観戦しました。リカルドコールも出ようというものです。

その1時間後の試合もまた燃える展開で、ジダンはついに開幕前に言っていた「あと7試合」に出る権利を得ました。
次もまた今大会最高(これが何度も更新されるのが贅沢ですね)のカード。

いざ店に行って、雰囲気が悪かったらやだなと思って準々決勝では結局二の足を踏んだスポーツバー観戦ですが、左の山(ドイツ対イタリア)が見逃しても良さそうな試合なので、この試合で下見をしていい店だったらポルトガル対フランスもその店で観てみようと思っています。もちろん正装で!

ここまできたら、ポルトガルが新しい歴史を作る瞬間(過去最高は66年大会の3位)をなんとしても見たいですね!!
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