60才からの僕の第二の人生

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政治  こんなこと言っていいんでしょうか? 石油編

2020-06-09 02:07:15 | 日記
 日本がアメリカの言いなりになっているのが、けしからんという人がよくいます。
確かに、今の日本だとそんなことを言いたくなるでしょう。

日本の戦後の歴史を振り返ってみましょう。
日本は戦争で全てを失いました。
何もない日本。
そこから、どうやって日本は経済大国になったのでしょうか?

僕は、その日本を61年間見ていたので、見たままのことは語れます。
まず、日本が戦争に負けた大きな原因は資源不足でした。
鉄も石油もアメリカに勝つには圧倒的に足りなかったのです。

日本が物を作るには石油が不可欠です。
石油は燃料とプラスチックの原料になります。
石油がない日本がどうやって、物を作ったのでしょうか?
石油はサウジアラビアあたりから買って、運ばなければならないのです。

あの物騒な地帯から石油をどうやって運んだらいいのでしょうか?
当時戦争に勝ち、世界制覇を進めているアメリカの力なしには、石油を中東からの日本までの長い道のりを運ぶことは不可能だったのです。

日本は、現在一日385万バレルの石油を消費しています。
世界で5番目の石油消費国です。
かなり罪悪感を感じます。
石油が全くないのに、世界で5番目に石油を消費しているのです。
これだけの石油をアメリカの庇護失くして、日本だけで運べるでしょうか?
まず、アメリカの庇護が完全にはずれたら、中東の海賊に襲われます。
そして、中国にシーレーンを封鎖されてしまいます。

日本の政治を語るには、日本の経済の源の石油の確保をどうするか、から始めなければなりません。
今の日本の経済の現状に目をつぶり、政治を批判してもしょうがありません。

2 コメント

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日章丸事件 (fool管理人)
2020-06-10 08:06:02
日章丸事件を思い出したいですね。
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fool管理人さんへ (ひでちゃん)
2020-06-11 06:57:01
 日章丸事件を知らなかったので、調べてみました。本になった出光の話ですね。
今は日本に石油を売ってくれるから本当にありがたい。各国の反発を受けながら、これからも石油を手に入れるのは大変な事です。
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