響けブログ

音楽コドモから「音楽コドナ」へちょっと進化。ドラムとバイオリンと小鼓を弾く、ヒビキの音楽遍歴。

仙波清彦師匠の第一回「鼓魂の会」に参加。

2013-01-19 | 邦楽(伝統芸能)



仙波流二代目仙波宏祐家元を偲ぶ会が、東京・青山にある能楽堂「銕仙会」で行われたのが、昨年の10月27日のこと。やや曇りの寒い日でしたが、久しぶりの表参道はオシャレな人々でごった返しており、狭い道は相変わらず渋滞で、明らかに集まる人が増加しており、街のサイズに対して多すぎるよなーと思った次第。

しかし能楽堂の中は別世界。楽屋は着物を着込むと暑いくらいで、とてもにぎやかな雰囲気でした。それでなくても邦楽のプロフェッショナルの方々は、とても晴れやかな雰囲気をお持ちの方が多い、というのが親バカたちの印象なのですが、楽屋もそんな明るい雰囲気で、ヒビキ、その雰囲気をすっごく満喫したようです。。特に能楽堂は舞台も楽屋も「板張り」の室内。そこでは「足袋」がルールで、これを履いてどこへでもすたすた行く感じが楽しかったらしいです。

しかし、2年に1回ほどの晴れ舞台なので、弟子のみなさんたちは(みんな大人なので)それぞれの舞台を控え、相当緊張感を持っていて、そんななか、着付けをしていただいたり、いろんなことを教えていただいたりと、たいへんお世話になりました。



で、本番の演奏は、ヒビキのことですから、平常心かつ気合い漲る演奏で、わざわざ浜松から駆けつけてくれた祖母も大感動。会場全体としても、ヒビキの演奏には特に熱のこもった拍手をくださいました。

そんなわけですごくいい体験だった青山能楽堂「銕仙会」の第一回「鼓魂の会」。ロビーには仙波清彦師匠のお父様である、仙波宏祐先代家元の遺影も飾られて、まさに鼓の音のこだまする会となったのでありました。



仙波清彦師匠のホームページ
http://www.3-dcorp.com/SEMBA/


青山能楽堂「銕仙会」ホームページ
http://www.tessen.org/about



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