響けブログ

音楽コドモから「音楽コドナ」へちょっと進化。ドラムとバイオリンと小鼓を弾く、ヒビキの音楽遍歴。

ズーラシアンブラスのGO WILD

2009-09-23 | ブラスと笛
ズーラシアンブラスのホームページを見たら、ロイターが取材したズーラシアンのニュースが動画で公開されている!という情報が載っていました。


引用元:ロイター通信社のサイトより
Classical musicians go wild in Japan

ズーラシアンブラスのコンサートが、世界600局へ紹介されました。
2009/8/29

この「GO WILD」っていうのに、ちょっと感動しました。

ズーラシアンブラスがすばらしいのは、まず音楽でありますね。いや、ほんとうはあのどこから生まれたのかわからない(つまり誰も考えなかった)かぶりもんであります。そしてあのかぶりもんのクオリティが音楽のクオリティを保証しているという、このふたつの分かちがたい関係性であります。このことが、たいへんなニュース性を有している。となると、もう世界から取材が来るご時世なのであります。

ってのは前段で、ズーラシアンブラスがどうしようもなく魅力的なのは、ファンタジーの出番を作ってくれたからだと思います。ミッキーマウスだってそうだけれども、インドライオンさんが、オカピさんが、ここにほら現実にいて楽器を演奏しているというだけですてきな時間!と思えるのは、私たちの中にあるファンタジーをウェルカムする気持ちを強烈に刺激するからだ、とクラシックイタチは思うのであります。クラシックイタチなんぞは、すでにファンタジーの住人なので(!)、そこはその、他人事ではないです。

しかしまあ、欧米的な文脈の中では、動物さんがやってきたのではなく、演奏家が行ってしまったということになったようですね。これはしかし、これでやはりファンタジーなんだなあと思ったわけ。野性へ出かけてくことは、やっぱりロマンなんだろうと。このへんは逆に私たちのほうがイマジネーションが弱い部分だけれども、甘くないけどかっこいいな、と思いました。(英語がちゃんとしている方、よかったらフォローお願いいたします……)

というわけで、ズーラシアンブラス、この連休は大活躍のようですが、この機会を逃すと、年内園内演奏もあとわずか、10/11(日)、11/22(日)のみのようですよ。

しかしながら、やはりズーラシアンブラスのホームページで見たら、あの!自由演奏会で体験した「歴史的」ビルヂング「豊島公会堂」でのコンサートがある様子。しかも弦うさぎも来て、A席小学生以下500円という破格。ホールがすごい(池袋といえばかつての文芸座ぐらい古いのではないだろうか)からこの価格というわけではないだろうが、これは初めて行かれる方におすすめ、であります。ただし、二階席は……私が行ったときはですね、一階は北極、二階は常夏という感じでしたので、この点もぜひご検討材料にしてください。

ズーラシアンブラス コンサート情報
2009/10/24(土)
ズーラシアンブラス+弦うさぎ 音楽の絵本
午後2時開演(30分前開場)
みらい座いけぶくろ(豊島公会堂)
※全席指定でS席おとな2,500円、小学生以下1,000円など。


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