ウィーン・ピアノ五重奏団を聴きに
ヒビキと親バカ母で、目黒パーシモンホールへGO!
というわけでウィーンへ行ったわけじゃないんですが、
目黒ユネスコ協会によるこのコンサート、
芸術・文化の良質を熟知した自信ぶりで、
彼らなら確かに弦楽アンサンブルを聴くためだけに
ウィーンへ行くのでは!?、と頼もしく思われた。
またこの催し、全席自由で、小中学生は招待。
開場から少し遅れて着くと、
客席はゆる~い雰囲気で、埋まっていた。
ナマ・近距離主義(!?)の親バカ母、前から3列目に
座ったのだが、ヒビキ「前に人がいて見えない」と言う。
あのね、前は小学生の女の子で、
椅子から頭がでてなかったけど~。
ホールもウッディですばらしく、
ご機嫌に演奏を待っていると2ベル、1ベルと鳴って
ついにコンサートが始まった。
1曲目のハイドン「ひばり」は、弦楽のみの四重奏で、
非常に雑音の少ない、線の細い第一バイオリンのメロディが印象的。
ひとふし演奏が始まったところで、
これはアタリのコンサート!と確信してしまった。
あとでわかったのだがヒビキもそう思ったらしく
それから例のフリクションボールペンで
一生懸命プログラムに書き込みながらの鑑賞。
ヒビキの書き込み↓
また一曲目の途中から、これは第一バイオリンというより
支えてるみんながすごすぎるぞ、と気づく。
あまりに絶妙な支え方。
またなんて見事なチェロのピチカート。
一方ヒビキは、自分のバイオリン曲なども思いだしながら
アレグロという曲のイメージ、
イ長調という曲のイメージをつかんでいくのだが
実は、こんなこと誰も教えてない。
さて続いての演奏は
ピアノがリードをとる、モーツァルトの曲で、
急場で集まってくれた市民オーケストラのみなさんが
助っ人に入り、ミニオケ規模での演奏となる。
さきほどの第二バイオリンがコンマスにあがり
なるほど、というコンマスぶりを発揮。
またオケの人数になっても、結局は
依然、ほぼメンバーの4人の音しか聞こえない。
助っ人のみなさんも衒いなく、役目をこなしていく。
つづいてドボルザーク。
ドボルザークっていうのはブラームスが……
というようなことがプログラムに載っている。
「曲の名前が長いね」などとヒビキが書いている。
全体にはどのパートにも華があるような譜面で、
このアンサンブルのよさをうまく引き出している。
実際演奏終了後、「どうだった?」と訊くと、
ヒビキがっつり「よかった!」という、
ヒビキにとっても、親バカ母にとっても
ウィーンらしい音楽の快楽にあふれる、
ジャストフィットーなコンサートでございました。
でもって、ウィーンっていうのは、
やっぱコテコテやん、とも、親バカ母は思いましてん。
(あ、関西弁はにせもんです)
よくわからない関西のことだけど、
伝統が厚く、こってりしてないと納得できない。
譜面に一盛り、ワタシが弾いてますって理屈のっけんと、
音楽やあらへん、という感じもいたしまして。
でもいわゆるオーケストラということでなく
アンサンブルの絶妙というか、
しっかりありながら、個人の発意で変えられるテンポ感とか、
支え方の妙、さえずるようなメロディ回し、
そういったものをウィーン・テイストで
ヒビキにはぜひ聴いてもらいたかったんだよねー。
これが図星でした。
バイオリン・モチベーションも急上昇当確ってか。
ユネスコ平和コンサート・2007
ウィーン・ピアノ五重奏団
陽子・フォゥグとウィーンフィルメンバーによるピアノ室内楽
陽子・フォゥグ(ピアノ)
ホルガー・グロー(ヴァイオリン)
トーマシュ・ヴィンクラット(ヴァイオリン)
ロバート・バウエルスタッター(ヴィオラ)
ヨァゲン・フォゥグ(チェロ)
曲目
ハイドン:弦楽四重奏曲ニ長調「ひばり」 Op.64 No.5
モーツァルト:ピアノ協奏曲イ長調 K.414
ドヴォルザーク:ピアノ五重奏曲イ長調 Op.81 ほか
ヒビキと親バカ母で、目黒パーシモンホールへGO!
というわけでウィーンへ行ったわけじゃないんですが、
目黒ユネスコ協会によるこのコンサート、
芸術・文化の良質を熟知した自信ぶりで、
彼らなら確かに弦楽アンサンブルを聴くためだけに
ウィーンへ行くのでは!?、と頼もしく思われた。
またこの催し、全席自由で、小中学生は招待。
開場から少し遅れて着くと、
客席はゆる~い雰囲気で、埋まっていた。
ナマ・近距離主義(!?)の親バカ母、前から3列目に
座ったのだが、ヒビキ「前に人がいて見えない」と言う。
あのね、前は小学生の女の子で、
椅子から頭がでてなかったけど~。
ホールもウッディですばらしく、
ご機嫌に演奏を待っていると2ベル、1ベルと鳴って
ついにコンサートが始まった。
1曲目のハイドン「ひばり」は、弦楽のみの四重奏で、
非常に雑音の少ない、線の細い第一バイオリンのメロディが印象的。
ひとふし演奏が始まったところで、
これはアタリのコンサート!と確信してしまった。
あとでわかったのだがヒビキもそう思ったらしく
それから例のフリクションボールペンで
一生懸命プログラムに書き込みながらの鑑賞。
ヒビキの書き込み↓
また一曲目の途中から、これは第一バイオリンというより
支えてるみんながすごすぎるぞ、と気づく。
あまりに絶妙な支え方。
またなんて見事なチェロのピチカート。
一方ヒビキは、自分のバイオリン曲なども思いだしながら
アレグロという曲のイメージ、
イ長調という曲のイメージをつかんでいくのだが
実は、こんなこと誰も教えてない。
さて続いての演奏は
ピアノがリードをとる、モーツァルトの曲で、
急場で集まってくれた市民オーケストラのみなさんが
助っ人に入り、ミニオケ規模での演奏となる。
さきほどの第二バイオリンがコンマスにあがり
なるほど、というコンマスぶりを発揮。
またオケの人数になっても、結局は
依然、ほぼメンバーの4人の音しか聞こえない。
助っ人のみなさんも衒いなく、役目をこなしていく。
つづいてドボルザーク。
ドボルザークっていうのはブラームスが……
というようなことがプログラムに載っている。
「曲の名前が長いね」などとヒビキが書いている。
全体にはどのパートにも華があるような譜面で、
このアンサンブルのよさをうまく引き出している。
実際演奏終了後、「どうだった?」と訊くと、
ヒビキがっつり「よかった!」という、
ヒビキにとっても、親バカ母にとっても
ウィーンらしい音楽の快楽にあふれる、
ジャストフィットーなコンサートでございました。
でもって、ウィーンっていうのは、
やっぱコテコテやん、とも、親バカ母は思いましてん。
(あ、関西弁はにせもんです)
よくわからない関西のことだけど、
伝統が厚く、こってりしてないと納得できない。
譜面に一盛り、ワタシが弾いてますって理屈のっけんと、
音楽やあらへん、という感じもいたしまして。
でもいわゆるオーケストラということでなく
アンサンブルの絶妙というか、
しっかりありながら、個人の発意で変えられるテンポ感とか、
支え方の妙、さえずるようなメロディ回し、
そういったものをウィーン・テイストで
ヒビキにはぜひ聴いてもらいたかったんだよねー。
これが図星でした。
バイオリン・モチベーションも急上昇当確ってか。
ユネスコ平和コンサート・2007
ウィーン・ピアノ五重奏団
陽子・フォゥグとウィーンフィルメンバーによるピアノ室内楽
陽子・フォゥグ(ピアノ)
ホルガー・グロー(ヴァイオリン)
トーマシュ・ヴィンクラット(ヴァイオリン)
ロバート・バウエルスタッター(ヴィオラ)
ヨァゲン・フォゥグ(チェロ)
曲目
ハイドン:弦楽四重奏曲ニ長調「ひばり」 Op.64 No.5
モーツァルト:ピアノ協奏曲イ長調 K.414
ドヴォルザーク:ピアノ五重奏曲イ長調 Op.81 ほか
※コメント投稿者のブログIDはブログ作成者のみに通知されます