テルミン ディレクターズ・エディション [DVD]PI,ASMこのアイテムの詳細を見る |
テルミンという楽器をいったんさわってしまうと、「なぜ音がでるのか?」とか「触らないのに音が出る!?」といったことは、「まったく」思わなくなってしまう。それはとても当たり前なことになってしまう。
だが、それで音階が弾けるかというと、なかなか難しい。音階はまだいい。半音階が壊滅的だ。(笑)
ちなみに音階でも、行きと帰りで(音階が低→高、高→低へ)弾けた音数が変わっていたりする(あちゃー)。
それは音階ではありません。
ところで、テルミン奏者の竹内氏が言っているとおり、どうやらテルミンはわりと不動な姿勢で奏でるものらしい。そして演奏者はなんとなくミブリとか表情とかつけないほうがそれらしい。
こうなるとつい、表情とかでテルミンして、音は音源を流して「エア・テルミン」とか言ってみたくもなるもの。
だってね、実際に大勢でテルミンだけで弾く、というテルミン・アンサンブル状況は、ちょっと恐怖である。そこで、マトリョミン軍団(聴診器で自分の音だけ聴くことができる)はあってもテルミン軍団はないのかもしれない。
ではその時にそれぞれのテルミンに、個人を反映した音色はあるのか、という問題がある。それがしっかりあれば、音が混じらずに聞こえることもあるかもしれない。だが、音色のよしあしはほとんどチューニングの問題のように思えるがどうなんだろう。
というわけで、クラシックイタチ、紆余曲折中のテルミンなのでありました。
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