
2003年にバンダイから販売していたプラモデル「スタートレック エンタープライズ号」彩色済みで接着剤不要 発光ギミックまで搭載していて、6500円ほどだったと記憶



けっこうなボリュームの組立説明書が付属していて、同シリーズでボイジャー、NCC-1701E、NX-01が販売されていました。
初めから彩色も施され接着剤不要。ガンプラみたいにポチポチ組み上げるだけで誰でも作ることが出来る仕様がけっこう当時としては斬新でした。
組み立て説明書を読み返すと組立自体はそうでもないのですが配線などの引き回しがけっこう面倒でした。
良く出来たプラモですがただ残念なのは、発光ギミックに「麦球」を使用しているので光量が少々足らないのとデフレクター部分の発光色が白っぽくてイマイチなのが不満でした。
そこで、そのうちLEDへ換装しようとずっと思いながら20年…。
一連のプラモ製作に火がついた勢いでようやくこの度改造に取りかかることに致しました。
今回施した改造ポイントは
①麦球をLEDへ(光量アップ)
②発光点滅ギミックを追加(円盤部3か所、艦艇胴体下部1か所)
③USBより電源供給
特に②は、やはりこだわりの部分でエンタープライズ号の飛行シーンを見て絶対搭載しなければと、ずっと思っていました。
【新たに用意したもの】
改造を施すにあたって以下のパーツ類を別途用意しました。

必要なLEDはブルーと白の計6個だけだったのですが…。(^^; それぞれのLEDに保護抵抗が初めからついていて取り回しも便利だったので選択

点滅ギミック用に前回も利用したチップLEDを再度購入

LEDを点滅させるためにエレキット(USB電源)を購入 点滅パターンを色々と変えらる優れもの
【作業過程】

ワープナセルは、綺麗なブルー色に。

エレキットLED点灯基板は電池ボックス内に収納

やはり経年劣化でしょうか。パーツを外す際にパリンと破損してしまいました。

ワープナセル部分も経年劣化で変形しているのか嵌合がうまく出来ませんでした。そのうち補修を試みるつもりでいます。
- 接着剤は不使用ではありますが組立てあるものを再度分解する際には、けっこう難儀しました。それと言うのも経年劣化で外す際に数か所割れてしまいました。
- 配線の取り回しがけっこう面倒で、リード線の長さが足らなかったり、チップLEDの延長用にジャンパーワイヤーを用いたのはいいのですが、思いのほか差込コネクタが大きくその関係で基板の向きを90度真横にしないと収まらなくなってしまいました。(点滅パターンを色々と変更出来る仕様なので変更出来るようにしたかったのですが、致し方なく点滅を繰り返すだけの固定にしました。)
- それに伴って電池ケース内の加工も必要となりかなり面倒な作業になってしまいました。
【完成お披露目】

電源スイッチは、前回「雷電」を製作した際に余っていたものを利用

アズテックパターンもしっかり確認出来てなかなか綺麗な塗装です。

デフレクターも美しいブルーになりました。

周囲が暗ければ、光量もそこそこあってなかなかいい感じです。

ブルーのLEDが栄えます。

LEDの点滅が良い感じで再現出来ました。

歴代エンタープライズ号の中でもこのスタイルはやはり秀逸でしょう。

円盤部3箇所 艦艇下部1ヵ所が点滅します。左右識別ライトは、本来仕様では無いのですが白色のチップLEDが足らなかったのであえて

嵌合部がうまくかみ合わず自重ですぐに外れてしまうので止む負えず瞬接を使って左右対称とさせるのが大変でした。
改造製作時間トータル1週間ほどでしたでしょうか。
円盤部の光量がイマイチ足らないようにも感じますが、新たに点滅するようなギミック仕様に変更したりほゞ思い通りになっておおかた満足しています。
次回は、ボイジャーをLED化しようと今から目論んでいます。
※コメント投稿者のブログIDはブログ作成者のみに通知されます