雪割草~書家・木原光威のブログ

「読まれるための書」ではなく「鑑賞(み)られる」書を

風神雷神

2013-02-21 21:49:23 | 作品
     風神雷神




今日は昨日に引き続き雪です。

しかも風が強く雪が真横に降って(?)ました。




弥彦山の写真は取り忘れましたが

昨日と同じ

全く見えません。




新潟の冬には風も雷もつきもの。

だからというわけではありませんが

今日の作品は「風神雷神」

書TEN 初回展に出品したものです。




風神雷神といえば

俵屋宗達の「風神雷神図」を思い出しますが

あんなもののイメージを引きずっては

なかなか書けません。

印象強すぎますから。




風がふんぞり返ったらどんな表情をするか

雷がどんな風にこっちを向くか

なんてことを考えながら

ごちゃごちゃした頭の中で

文字がおもしろそうなバランスを取るまで

整理していくのです。

論理的に順序立ててできないものだから

遠回りをしながら何度も何度も。




残念ながら

新潟の風雪や雪下ろしの雷は

作品作りのイメージやヒントにはなりませんで

ドラマはないのでした。




明日も新潟は雪のようです。

























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