雪割草~書家・木原光威のブログ

「読まれるための書」ではなく「鑑賞(み)られる」書を

「花」

2013-01-31 20:40:05 | 作品
     

     「花」




数年前ですが新潟市の小さなギャラリーで


「花」をテーマに個展をやりました。





なかなか縁がなく、


その時の作品はほとんど手もとに残っています。


しかし、


「できの悪い作品ほどかわいい」ようです。





写真は今年の年賀状に使った「花」です。


印とけんかしている縦画が


いじらしくてかわいいのです。








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4 コメント

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Unknown (ふ乃書家)
2013-02-01 22:24:33
「花」 咲いて、散って、また咲いて、散る。
「花」の縦画、くり返しのつよさを感じまふ。
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ふ乃書家様へ (光威)
2013-02-02 08:07:52
コメントありがとうございます。
ふ乃書家さんの「ふ」の
変幻自在の姿もそうですが、
奥深い間が魅力的ですね。
たった四画なのに・・・。
「花」もそんなふうにできないかと。
「花」は書き続けたい題材です。
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少字数 (gajou)
2013-02-02 11:06:15
普段、多字数ばかりですが 一字とかの点や線の絶対的な厳しさにいつも自分の甘さを思います。
最近、半紙に一字~2字を良く書きますが下手でつまらないなあ・・と絶望的になります(ーー;)

◯「花」絶妙な黒と白のテンションの拮抗ですね。ずっと見てますが飽きがまったく来ません。
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gajou 様へ (光威)
2013-02-02 14:05:50
コメントありがとうございます。
技法的なことよりも
結局どれも呼吸や間なのだと思います。
最終的にはそれさえも意識せずにできるということが
理想なのでしょうが・・・。
むずかしいですよねぇ。ほんとに。
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