日記なのに昨日のことを書くというのも変ではあるが、このくくりが適切だと
オレは思うのでこっちで。
でもやっぱ変えました
昨日、テレ東でやってましたね。「テレビチャムピオン
アキバ王選手権」
まあ、ぶっちゃけ個人的には
かなり嫌な予感がしていたので実家の二階にいたの
ですが、妹が二階に上がってきて
「見せろ」と圧力をかけてきたので二階のマイテレビで
見ることになりました。
ちなみに個人的に言えばオレは一応ヲタだと自覚はありますが、主に政治思想系に
注力しているがため、案外最近のヲタ事象については知りません。特にエロゲ・ギャルゲ
系統には数年前からちっとずつ手を出しているとはいえ、「特定のゲームについては
鬼のように知っている」ヤツが多いジャンルゆえに全くついて行けておりません。
また、友人Ｇの「布教作業」に巻き込まれて
毎日ノルマを課せられて
「尾根」と「傷跡」をやらされる（しかもノルマ未遂だとツメ有り）と言う
証券マソの息子らしいＧの地獄修行につきあわされた経験があるので結構
葉鍵系統については抵抗感があります。まあ、それはともかく。
ホントーに最近ハマったのは二次元系統ではローゼンぐらいだなあ。あと、
漫画だと相川有の「バタフライ」で女装少年萌え
で、テレビチャムピオンの感想から言いますと
「閉塞感出てきたなあ」というのがあります。今のアニメバブルは実は宮崎ショックの後、
腐女子系からヲタ業界が息を吹き返し、セラムンで完全復活し、エヴァで社会現象に
至り、その後エロゲや同人ゲーが丁度「バブルが破裂しそうになった時期」に追加燃料
として次々と投下され挙げ句日経新聞で「日本経済の一端」とまで呼ばれマンセーされる
にまで至ったというのがオレの「歴史観」ですが、その余りにも長期にわたる好景気故に
そこら辺に疲弊が出ているとオレは思うんだけどね。その象徴としてオレは番組に出てきた
「彼ら」を捉えたいと思う。
少なくともオレが中学時代（丁度エヴァが一年生の時に始まり、完結したのが三年生の夏）
ぐらいまでは、オレの中学はヲタとＤＱＮの関係が非常に上手く行っており、生徒会
レベルにおいては「連合政権」を組む程度に円満な関係を維持していた希有な学校
だったのですが、それでもある程度「ヲタ趣味を公言すること」にはリスクがつきまとって
いたからね。そういう「影」の部分がなーんかなくなっちゃって「彼ら」は何も考えて
いないようにオレには思えた。「電車男」もそうなんだけど（でも、アレは「転向」と
取れる要素を含んでいる分、今のある種の現状には批判的に働いている。多分、電車男に
反発する人間はその部分に反応しているはずなのだ）なんていうか最近
「ヲタがヲタのままでいても受け入れられるファンタジー」って多くないか？
要するに「ヲタ」というマイナスの社会的評価を受ける属性（ヲタ用語だｗ）を持って
いても、「誰か好きになってくれる」という「そのままでいいんだ」と認めてくれる
幻想が予想外に「彼ら」の中にはびこっているような気がする。
こっからはオレの愚痴だと思ってくれても一向に構わないけど、オレなんか
「ヲタだと言われたくがないために」成績を学年二十番台に上げて「優等生キャラ」に
無理矢理自分を変えてみたし（中学の頃）、それと並行して中学高校と「難しそうな本」を
買って
「理論武装」に励んだ悲しい過去があったりするのよ。その一環でニーチェ買ったり、
ゴー宣買ったり、「エヴァネタ載ってるから」と諸君や正論やクイックジャパンや
ユリイカ買って部屋に積んでみたり（苦笑）そういう努力を積んでここに今紛れ込んで
しまっているというのは絶対にあると思う。で、今大学のゼミで女子に「○○く～ん、これ
（政治ネタ）ってどういうこと」オレ「ああこれはね簡略に説明」して「知恵袋」的な
地位を手に入れるという結果があるわけですよ。まあ、
自己満足と言えば自己満足だけどそれでも「手に入れた知識」は役に立ってるから
オレとしては（高校時代傷ついたこともあったけど）後悔はしていない。
まあ、昨日笑いながらテレビ見つつ、「こいつら振り返って後悔」とかしないのかなあ
とか他人事ながら思ったりして。西又葵のシルクスクリーンとか買ってるヤツいたし
なあ
。オレ、この前アキバに行ってＫブックスで８マソで西又の
シルクスクリーンが
アールビ○ンと提携して売られていると知って
「絶望」という単語が脳裏よぎったもん。マジで
それに、後悔はともかく「ヲタ」として関連業界全部を視野に入れて動けるヤツが
少なくなった印象も強い。特に、今のギャルゲー・エロゲー系のヲタはヲタとして
極々基本的な知識さえ（オレも余りあるとは言えないけどさ）欠落している傾向がある。
アニメとか見ていて「演出のクセ」も分からないヲタが結構いるのは個人的に驚き。
あと、脚本家やシリーズ構成のクセとか原画の質とかね。そこら辺について極々初歩的な
（ミヤザキとかオシイとか出崎とか「誰が見ても分かるヤツ」）解説すると「へぇ」と
驚かれたりすることが多くてなんていうか「特化しつつあるなあ」としみじみ思って
しまいます。オレは意識的に間違いなく古い人間なので、キャラクターを覚えたり
「萌え」シチュエーションを作ることは全く興味ありません。グッズも余り買わないしね。
ただ、いじったり考えたりすることは大好きです。ふたばとか抵抗ないし。まあ、
「ノスタルジー」だとは分かっていますが。
ところで昨日のテレビチャムピオンの
女性版劇的ビフォーアフター
素材を一切無視する辺りダメ人間だと思いました。渋谷系のピンク頭引いたら
「あ、種のアイツやＧＡのアレ、メイド服着せてアレもイケるな」と直感的に
５～６人はピックアップできないのかおまいらは。むりやりネコ耳メイドにされた
キャバ嬢なんて、個人的には素材がかなりオレ好みだった（ロリ系貧乳チャパツロング
地味毒舌）のでオレから言わせれば
素材を殺しているのもいいとこだわぁ
とキレそうになりました。オレなら銀様にしたのにー、したのにー（のにーのにー反響音
あ、でも
劇的ビフォーアフターで巫女に肉体改造されたピンク頭の渋谷系ギャルは「素の顔が日本人」
だったので結果的にはそれなりに収まりましたよ。
目から殺意があふれ出てて負けましたが
ところで、メイド喫茶の「不自然さ」に居たたまれなくなるのはオレだけでしょうか？
