
音楽を通じて世界に愛と平和のメッセージを発信してきたジョン・レノン。

凶弾に倒れた彼の意志を継いだ妻のオノ・ヨーコさんら関係者の協力で恵庭にそのレリーフがある。

このように関係者が公認のレリーフはニューヨークと恵庭世界に2つしかないという。

このレリーフは恵庭に住んでいた芸術家が制作したもので、肖像権の使用許可をとって完成式にはオノ・ヨーコさんも出席したという。

しかし、恵庭のその場所を訪ねてみるとレリーフは立っているものの、同じ敷地内で展示されていたコレクション館は2004年の秋で閉鎖されたため、この施設はどうなるかは決まっていないらしい。

ただ、敷地は恵庭市の所有のものであるからレリーフなどはそのまま置かれているらしいが、きちんと整備や手入れなどは行き届いていない様子でタイルなども剥がれたままになっている。

レリーフの横の碑文には欲張ることや飢える必要なんかない。人はみんな仲間なんだから、と記されている。