直下の雪を通して前常念岳からの稜線(吊尾根)を撮った。花崗岩質で浮石は少なくフリクション(摩擦)が良く効く尾根だ。岩が安定しているのでバランスが良ければ義経の八艘跳び宜しく行くことも可能。ただ調子に乗って足元から目を離すと、擦り傷や打撲は必至だ。
常念沢を吊り尾根の詰めから望む。この時期に登るとやはり残雪を意識する。これだけ迫っていると思わず飛び込んでしまいそうな誘惑にかられる。乗越からの道と合流し、頂上へ歩を進めて暫くして雷鳥らしき声を耳にしたのだが出会えず。
6/27・前常念岳からの登りで蝶ヶ岳由来の雪形(写真の左端)を遠望。これだけはっきりその形が窺えるという事は、まだまだお花畑には成っていません。従って、三股からの上りで唯一渡る沢の雪渓もまだ「抜け落ち」よりも「滑落」の方に注意が必要でしょうね!まめうち平までの間は「ゴゼンタチバナ」「マイズルソウ」、原生林帯に入ってきっと「オサバグサ」は咲いているだろう。
山々の高山植物の開花はまだ早く、職場の同僚が同日に燕岳へ登った話でも「コマクサ」は咲くに及ばず、燕山荘への夏道も開いていない様(滑落注意)。もう少し我慢が必要です。僕が登った常念岳でも「キバナシャクナゲ」「ツガザクラ」が咲いているのみで、僅かに「ミヤマダイコンソウ」が一体だけ目に付いた。あと目立ったのは登山口付近の「ウツボグサ」か。昨夜は雨も結構降っているので雪解けは多分早い。梅雨の中休みがチャンスです。
山々の高山植物の開花はまだ早く、職場の同僚が同日に燕岳へ登った話でも「コマクサ」は咲くに及ばず、燕山荘への夏道も開いていない様(滑落注意)。もう少し我慢が必要です。僕が登った常念岳でも「キバナシャクナゲ」「ツガザクラ」が咲いているのみで、僅かに「ミヤマダイコンソウ」が一体だけ目に付いた。あと目立ったのは登山口付近の「ウツボグサ」か。昨夜は雨も結構降っているので雪解けは多分早い。梅雨の中休みがチャンスです。