goo blog サービス終了のお知らせ 

爺のお散歩

天気の良い日は自然観察

ルリタテハの幼虫

2009年08月30日 | 日記
 我が家のほんの小さな庭にもまだ蝶の幼虫がいました。昨日、生い茂ったユリ、スズランやシランなどの地上部を刈って、すっきりさせたところ、まだ丈の短いホトトギスの葉の裏に何やらトゲの生えた妙な毛虫が一匹いた。図鑑で調べたところ「ルリタテハ」の幼虫と判明。ヨクヨク見ると、なかなか綺麗な幼虫である。潰さないでよかった。無事、さなぎになることを祈って、山から数本のホトトギスを採って来て、目立たないよう囲った次第。
コメント
  • X
  • Facebookでシェアする
  • はてなブックマークに追加する
  • LINEでシェアする

アゲハチョウの幼虫

2009年08月29日 | 日記
腰の辺りまでの丈に育ったサンショウの幼木にアゲハチョウの幼虫を発見。数日前に気付いてはいたが、山(キノコ)から帰って、まじまじと観察。まだ若い幼虫(褐色)が11匹、緑色の青年期の幼虫が6匹数えられた。葉っぱの数に比べて、過密なんじゃないか!?もう上の枝は丸坊主なので食料不足は必至。
">
山の方は雨なしでカラカラ乾燥状態。キノコの姿は無く、道を覆う松葉や枯れ枝がパキパキと乾いた音をたてる。一回り終わる頃、雨が当り始める。たいした降りではなく、隣山の尾根も少し霞んでいるものの隠れてはいない。お湿りには程遠い。唯一あったマツタケは食せる品質にあらず。
今日降って、4、5日後(9/3頃)に期待しているのだが、外は日も当っていて、暑そう!
">
「茎はフカフカ、ヒダも食われ、傘は破れて、てっぺん穴あき」、捨てました。
">
コメント
  • X
  • Facebookでシェアする
  • はてなブックマークに追加する
  • LINEでシェアする

白馬大池を訪ねる

2009年08月23日 | 日記
 年に一度、妻と山へ。30年余前に成ろうか、北小谷から風吹大池経由で共に登った白馬大池を再訪。お互いに記憶は定かでないが、天候の悪い夏で、土砂崩れが各地であった中、雨模様の山行だった様に思う。今回は栂池高原からゴンドラリフトとロープウェイを使い、自然園手前から往復するコースとした。リフトの始発・朝7:30は、登山する身には大いに不満であるが仕方ない!曇天の中、出発。沢を渡ると急登となり、天狗原までの所要時間で先の行程が決まる。まずまずの時間で登れ、往復を確信した次第。天狗原から稜線に出るまでは大岩ゴツゴツで足場に気を使う区間である。妻には特に応えた様だ。しかし、天狗原の湿原、稜線手前の雪田通過と、バラエティーに富んでいる。稜線に出て乗鞍岳を少し下った所から大池を見下ろす景観はなかなかのもので、花が最盛期であれば、小屋に泊まっても楽しめるコースだと思う。予報に違わず昼前には青空が広がり、風は秋のそれを実感させた。盛夏に自然園を訪れても充分満喫出来そうだ。足代が3,000円余掛かるのは自然保護のため、仕方ないことか。。。。。
(写真:大池山荘への道から池越しに小蓮華山方面を望む)

 ◇今回のコースタイム
   登山口8:15-天狗原9:18-白馬乗鞍岳10:15-白馬大池10:48/12:00-乗鞍岳12:29
   -天狗原13:13-登山口14:10 (歩行時間=4時間43分)


帰途、白馬乗鞍岳にて (ガスが若干上がってくる)

雪田はチョッとの間。スキーをしない身には下りの方が慎重になる。
コメント
  • X
  • Facebookでシェアする
  • はてなブックマークに追加する
  • LINEでシェアする

タマゴタケ

2009年08月22日 | 日記
 8/22(土)ここのところ雨が無いのだが、やはりジッとしていられず、山へ。虫食いの小さなマツタケ2本(食べられる処は傘のみ)、あとはチチタケくらいで新たなキノコの発生は少ない。アカヤマドリも腐っている。道脇に傘も破れ、丈も短く、典型的な形ではないがタマゴタケがあった。せっかくなので根元の落ち葉を除き、携帯のカメラに収めてみた。根元に白い「袋状に残るつぼ(壺)」、「赤と黄色のだんだら模様の茎」、「傘の周りの筋(条線という)」、茎上部の「黄色いツバ」がある、傘にイボ(鱗片)はなく、「裏(ヒダ)は黄色」といった所が毒のベニテングタケと区別するポイントである。このキノコは初め白い卵形の中から出て来る。写真のキノコの手前にも小さい卵形の幼菌が一つあった。5,6本並んで生えていれば、幼菌から成菌までどうやって大きくなってゆくのか過程が判ることも多い。毒菌の多いテングダケ属の中にあって食用になる数少ないキノコの一つである。私は見た経験がないが、色違いの「キタマゴダケ(黄色)」「チャタマゴダケ(茶色)」も同様と書は教える。無論まだ食用の物もあるが、稀にしか出会わないのが実情だろう。開いた物は若干臭いが気になる(私は)ので、なるたけ若い物を単純に焼いて塩コショウで食するのがBESTかも?塩コショウ+バターで炒めたらキノコの持つ特有の味が薄れてしまった。
迷信の多いキノコの判別はなかなか難しいのですが、素人は「白色」のキノコは採らない位の心構えでいいと思う。今まで優秀な食用とされた「スギヒラタケ」は内臓疾患を持つ人には毒と位置づけられたし、多雪地帯に収穫される「ブナハリタケ(ブナに群生するヒダが針状の白色の食用キノコ)」も酒飲みには危険と思われる。もう若かりし頃の事だが、蓮華温泉から風吹大池へ登った折、このキノコがいっぱい生えていて、ビニール袋へ詰め持ち帰り、下山後茹でて職場に提供した。歯応えのある食感で、その場は収まった。しかしその後、昨夜一献交わした酒好きの一人から声を掛けられた。鼓動が異常に高ぶったと言う一言。他言しなかったが。自分も同様であった。これも「ヒトヨタケ」「ホテイシメジ(チョコタケ)」と同様、酒の酔いと微妙に作用するキノコと思われる。
コメント
  • X
  • Facebookでシェアする
  • はてなブックマークに追加する
  • LINEでシェアする

フシグロセンノウ

2009年08月19日 | 日記
 8/16(日)、期待して行ったキノコ狩りは散々!食用になりそうなのは「チチタケ」位で採る気にもならず、道脇に並んでいた「タマゴタケ」(毒のオンパレード属にあって、数少ない食用キノコの一つ)を5本採取し、バターと塩コショウで炒めて食す。名前の通り、卵の殻から除いているものもあったので携帯電話のカメラで撮れば載せられたのだが、時間に迫られ忘れていた。
 暫く雨は無いが、朝夕の冷え込みに期待し今日(8/19)「ツガタケ」求め山に行ってみたが、空振り。自分同様、この時期にはもうじっとしていられない二人のキノコ好きに会い、情報交換。
 林道脇にフシグロセンノウが咲き始めたので、一雨あれば二日ばかりの照りで期待できるかも?しかし、頭上の入道雲は発達せず、雨粒は落ちない。東山も隠れてはいないので、暫くは「お預け」と言ったところかも。
コメント
  • X
  • Facebookでシェアする
  • はてなブックマークに追加する
  • LINEでシェアする

シコタンソウ

2009年08月15日 | 日記
 先般の南アルプス行にて印象的だった花「シコタンソウ」。花びらの斑点が特徴で、イワツメクサやタカネツメクサ、ミヤマミミナグサといった岩場を彩る白系の花の中ではチョッと違った存在感がある。農鳥岳周辺のミヤマシオガマはもう姿はなく、タカネシオガマ、ヨツバシオガマに花期を譲っていた。しかし、3000mを前後する山陵の花々の圧巻はやはり北岳周辺にとどめをさす。種類の多さもさることながら、その数も尋常ではない。トリカブト類はまだ開花前で、一番目立ったのは「キンロバイ」の黄色い花だった。山頂付近ではミヤマオダマキも群生していた。立入禁止地帯であるが、柱とロープが倒れていて其処から写真を撮ったのであろう複数の足跡が残っている。山登りする人のモラルが問われる山でもある。

農鳥小屋から間ノ岳への登りから望む早朝の富士山
">
キンロバイ(北岳山荘~八本歯分岐へのトラバース道にて)
コメント
  • X
  • Facebookでシェアする
  • はてなブックマークに追加する
  • LINEでシェアする

更にキノコを求めて

2009年08月15日 | 日記
 習性です。8/14(金)、気になって仕方なく山へ。マツタケの姿なく、チチタケを採って帰ることとなった。気候は秋のそれに近く湿り気は十分なので、晴天が続けば、お盆過ぎからは出始めるのではと思う。多分、カラマツ林では「ハナイグチ」も。明後日(8/16)結果を続報します。

 ◇今日採集したキノコ
   アカヤマドリ、ハナビラタケ、カノシタ、ススケヤマドリタケ、チチタケ(チチタケが圧倒的に多い)

 (アカヤマドリは傘の開かないほんの出始めのものを採る。大きくなった物は大抵、虫食いである。幼菌でも茎も切り開いて見れば、結構「す」がいっているものだ!)
コメント
  • X
  • Facebookでシェアする
  • はてなブックマークに追加する
  • LINEでシェアする

キノコの季節へ

2009年08月11日 | 日記
 人伝に聞き心が疼く。早起きして山へ。夏とは程遠いお湿りで道脇には結構キノコが生えている。夏ギノコであるベニタケやイグチの仲間、毒キノコの「ニガクリタケ」もあるぞ!いつもの巡回コースの始めにはマツタケ姿無し。やはり「止め山」とは比較にならないのか?しかし、「天は自ら助くる者を助くる」の格言通り(不適当な引用だろうが)、採る事が出来た。いつもは通り過ぎている松の根元に一本。向かって右側のけなげに開いたもう一本はいつも見る場所のもの。こうやって、新しい場所を少しづつ覚えるのも楽しみだ!
 大きい一本は重さ50g、しかし虫食いで表皮部分しか食せず。秋のそれとはやはり違う。ちなみに木曽で採れたものはしっかりしていたとの事。羨ましい次第だ。

◇ちなみに今日見られたマツタケ以外の食用キノコ
   チチタケ、アカヤマドリ>>アカジコウ、アミタケ、カノシタ
   ベニタケ類の毒キノコはまだ少ないが、食べても辛くて食不適

   
コメント
  • X
  • Facebookでシェアする
  • はてなブックマークに追加する
  • LINEでシェアする

北岳にて

2009年08月10日 | 日記
うーーむ、さすが花の北岳でした。トラバース道脇は幾種類もの花々のオンパレード。頂上付近には僅かながらまだチョウノスケソウが咲いていて感動!さすがキタダケソウは無理だったか?今度はもっと時間的に余裕を持って、じっくりと花を満喫出来れば、新たな発見が在るかも知れない。そういえばあれほど見たかった「タカネマンテマ」は花期で有ったのだが頭に浮かばず、帰宅後に後悔。もうカメラから覗かず、しっかりと両の眼(マナコ)に焼き付けるそんな山旅に変えていこうと思っている。所詮、花や景色を幾ら撮ってもプロの写真家のそれに叶わないのであれば、それがBestな道か!?荷物も一つ減ることだし。
">
北岳山頂:ミヤマゼンゴ(?)越しに鳳凰三山

 ※追記:八本歯から歩き沢橋までのコースはもう少しペンキ印等が欲しい。許されれば、そんな整備も
       してみたいものだ!
">
八本歯の頭付近の岩場にはタカネビランジ(白花)が咲いている
">
早く撮れば良かった北岳
コメント
  • X
  • Facebookでシェアする
  • はてなブックマークに追加する
  • LINEでシェアする

念願の農鳥岳へ

2009年08月09日 | 日記
 目標であった南アルプス3,000m峰に、今回の「農鳥岳」でその全てに足跡を残す事が出来た。今年計画したものの悪天で2度潰れ、正に3度目の正直でした。8/7(金)帰宅後、午後8時過ぎに家を出発、登山口「奈良田」到着は午後11時頃で曇天。缶ビールを飲みながら1時間ほど落語を聴いて、車中で就寝。ところが、蚊が入っていて寝付かれない。仕方なく、寝不足ではあるが2時25分に出発した。月明かりがあったので、ヘッドランプも林道を離れる迄、点けたり消したりで進む。午後は雨と妻が言っていたので、兎に角、早めに小屋へ着きたかった。大門沢小屋まで、迷ったところが3箇所くらいあった。沢を渡る吊橋三つは良かったが、あと支沢を渡る丸木橋は不安定で一つは最後滑ってしまった(幸い沢には落ちなかったが)。かなり急な登りが続き、ハイマツの或る稜線へ6時間余で踊り出た。塩見岳はガスの中であったが、行く先「農鳥岳」、荷物を置き往復した「広河内岳」はまだセーフであった。かなりバテたが、お昼過ぎには小屋へ着き、早速ビールで憩う。小屋では中々寝付けないのだが、久し振りにぐっすり眠った。翌8/9(今日)は4:15に小屋を出発、「間ノ岳」「北岳」を上り「八本歯の頭」から長躯、池山尾根を「歩き沢橋」へと下り、バスで出発地点「奈良田」に戻り、温泉で汗を流し帰宅。時計代わりの携帯が電源不足で、「八本歯ノコル」以降は会う人なく、時刻把握が出来ず。登山道がそれと判らない所が結構あり、もっと整備をと願う。殊に樹林帯が不安。テープやペンキ印を見逃さないルートファインディング能力が試される尾根でもある。
">
間ノ岳途中で会った雷鳥のヒナ(親もいたので、少し留まって待てば良かった)
">
北岳山頂の賑わい(バックは甲斐駒ケ岳)

◇今回のコースタイム

8/8(土) 奈良田2:25-大門沢小屋5:34-稜線(下降点)8:32-広河内岳往復-農鳥岳10:33
      -西農鳥岳11:27-農鳥小屋12:08

8/9(日) 農鳥小屋4:15-間ノ岳5:25-北岳山荘6:45-八本歯分岐7:45-北岳往復-八本歯
のコル9:06-八本歯の頭-砂払-池山小屋-あるき沢橋-奈良田14:20


中白根からの下りから北岳を望む(真ん中の一番低く見える所が山頂)
">
山頂直下の登山道脇に見たミヤマオダマキの横顔
コメント
  • X
  • Facebookでシェアする
  • はてなブックマークに追加する
  • LINEでシェアする