前半はヒノキの植林地内を行くため、写真の様な防護網と戸があり、留め金(針金で作ってある)を外して進む。もう壊れた(使われなくなった)ものも含めると5箇所くらいあったか(厳密に数えてない)?ニホンジカは西山(松本市街から見て)では見かけたことがない程稀なので、多分カモシカ除けなのだろう。この戸を過ぎ、水平道へと上る坂が僕は好きだ。赤松も混在し、下草は無く気持ちがいい。朝霧の中や雨上がりで陽が射すと、木々の陰と光線が織り成す景色は神秘的だ。
岩の上からは今し方登ってきた稜線上に、はりえあたま、金松寺山(巻いた)が頂を連ね、その先は下界=松本平。霞んでいて不明確だが、晴れ上がっていれば平野の先(東)には鉢伏山が、更に奥には八ヶ岳、その右に目を移せば富士山、南アルプス、中央アルプス、鉢盛山と、好展望なのである。御岳、乗鞍岳、穂高岳は三角点と案内盤のある山頂に行かないと望めない。尤もそこまでは5分と掛からないが。この天狗岩は、突先を覗き込んでも美ヶ原・王ヶ鼻の様な高度感は無い。