松阪いさおと中央区を元気にする会

中央区民をはじめ広く大阪市民の皆様の意見をお聞きして大阪市政に提言する政治団体です

「都構想」言っている場合でしょうか?

2020年03月10日 | 市民の方々との対話
1大阪市議会議員選挙の再選挙
 2020年3月22日には大阪市中央区選挙区において大阪市議会議員の再選挙が行われます。昨年の4月に当選した議員が選挙違反で有罪判決が確定したために、失職し当選無効となったため再選挙が行われることとなりました。今日は3月10日でありますが、すでに数日前から、新聞折込ビラや駅前での辻立ちなど「大阪維新の会」の候補(予定者)が市議選に向けた政治活動をなさっています。
しかし訴えていることは、相も変わらず「大阪都構想」の推進でした。


2いま大阪が置かれている状況をわかっていますか?
 いま、大阪のみならず日本や世界の国々がどういう状況にあるのかご存じないのか。そう強く問いただしたい気持ちでいっぱいです。
今は、大阪府と大阪市が協力し、大阪の人々の心を一つにして感染症対策に取り組まねければならない時です。大阪の人々の一番の関心事は新型コロナ肺炎への対策です。どうすれば感染しないで済むのか、マスクはいつになったら十分に市中に出回るのか、いつになったらコロナウイルスの猛威はおさまるのかなどいろいろ、大阪市民の方々の心配の種は尽きません。そのために大阪市議会議員候補がなすべきことは、新型肺炎に関する情報の提供、しかも大阪に関する身近な感染情報、また、トイレットぺーパーがなくなるなどのデマに対する警告、手洗いやうがいの方法を伝えその感染防止策を伝えることです。どうすれば大阪市民の安全と安心が担保されるかをいつも考えながら情報取集し、それをしっかりと市民に伝えていくことです。
 いま、大阪市民を分断し、「都構想」の賛成派、反対派が敵対しながら議論させるようなことが続けば、大阪市内の新型肺炎への感染症対策が順調に進まなくなくなってしまいます。「大阪維新の会」の皆さんは感染症対策を遅らせるつもりなんでしょうか?


3住民投票は無期限延期を
学校の休校をはじめ様々な行事が中止されています。この3月中に感染の広がりが収まる気配がない中、4月に予定されている「都構想」に関する住民説明会も開かれることすら危うい状況です。そんな状態で本当に住民投票などできるのでしょうか?
もし住民投票を実施したとしてもこの混乱のなか大阪市民に「都構想」に関する正しい情報が伝わり、議論ができるのでしょうか?
「大阪維新の会」松井一郎市長は「都構想」の議論を当面棚上げし住民投票も無期限延期と決断するべきです。そのうえでしっかりと大阪市民に新型肺炎対策を訴えて、安心してもらうこと。そしてその対策に協力を求めるべきです。
そうすることで「大阪維新の会」の度量の広さ、見識の高さが大阪市民に伝わります。大阪市民の幸せを本当に考えている政党だという評価も不動のものとなるでしょう。今まさにその正念場です。「大阪維新の会」の皆さんに期待しております。