「一番嬉しいと思うことは」、
子どもに「美味しい!」と言ってもらえたときなのだと。
だって、子どもは一番正直だから。
味も、感じることも、そして言葉にしても。
「だからこそ、私も常に“正直”にパンを焼き上げて
いきたいと思うんです。」
嘘を付いて、隠して、ごまかして作るんじゃなくて、
お客さんの目の前で「正直に」心を込めてパンを
焼き上げること。
それこそが、何よりも大切なことなのだ、と。
熱い想いが、伝わる。
ここは神戸東灘にある、【 ベアーズ 】というお店。
「 ここのパンは美味しい! 」と近所でも評判の、小さな
パン屋さんなのだ。
店主さんには、夢がある。
それは、心に思い描く「夢のパン」を焼き上げること。
ふっくらとした白い大きなパンで、固すぎず、柔らかくない。
ボリュームがあって、ふわっとした、弾力のあるパン。
イメージは、いつも心の中にある。
その「夢のパン」に少しでも近付けられるように、毎日、
毎日を一所懸命生きていきたいと、店主さんは言う。
あぁ、そんなパンを、食べてみたい。
浪漫を、感じるのだ。
ケルビーノ
≫関連レビュー:神戸・本山 「ベアーズ」
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