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【 東灘だんじりパレード 】

2007-05-09 10:53:09 | 01 パパゲーノ


「わっしょい、わっしょい!」

春になると、神戸、東灘にはだんじりがやって来る。
リズミカルな太鼓の音と、子どもたちの笑顔と共に。

“だんじり”、毎年、GWに行われる、情緒あふれる東灘
の伝統行事なのだ。

子どもの頃は毎年、“だんじり”が楽しみだった。
大人になった今となっては、あまり見なくなっているの
だけれど、だんじりの太鼓の音が聞こえてくると、今でも
胸が高鳴って、ワクワクしてくるのだ。


“だんじり”・・と聞くと、「大阪?岸和田?」、そう思う人も
多いのかもしれない。

でも、驚くなかれ、実は神戸も立派なだんじりの街なのだ。

神戸市が保有している地車は、43台。
その中で、東灘区に31台。

東灘は、特にだんじりが賑やかな街だ。


毎年GW前になると、どこからか聞こえてくる、太鼓音。
懐かしくて、そして楽しい気持ちになってくる。

「あぁ、もうこんな季節か。」

春を感じさせる、明るい未来の兆し。
それが、私にとってのだんじりなのだ。


「わっしょい、わっしょい!」

遠くから、だんだんと近づいてくる太鼓、そして鐘の音色。
楽しそうな人々の声、子供たちの歓声。

窓を開けて、ベランダからだんじりをのぞき見る。

そうだ、子供の頃は、あの地車の前に立ってロープを
引っ張ってたっけ。ご褒美に、時々お菓子をもらえるんだ。
(・・半分以上は、お菓子目当てだったのだけれど。)

今年も、はっぴを着た、たくさんの可愛い子供たちが
だんじりに付いて歩いている。

あの中には、きっとあの頃の“ボク”のように、お菓子
目当てでくっついている子供も居るに違いない。

大好きな街の、春の風物詩なのだ。

                        ケルビーノ




【 ある日曜日の優雅な昼下がり 】

2007-04-16 08:59:32 | 01 パパゲーノ


久しぶりに訪れた中華街は、一段とカラフルになり、
人出も多い。目指す店は人の通りも少ない路地に
ある。これぞ神戸餃子の代表と信じて疑わぬボクは
表通りにある有名店には見向きもしないで、この店
に来る。店の名はあまり宣伝はしたくないのだが
このブログをわざわざ覗いてくださる方にお教えする。

「大学」という店である。カウンターを加えても15人程
で満席になる。やはり美味い。3人で8人前をペロリと
片付ける。

お茶をしようかと、海岸通りの北側を、一方通行の道を
あちこちと探し回ったが、いまひとつ気に入る店が見つ
からない。

いっそ御影まで戻ろうと加納町を北上する。旧生田川跡
と記した石碑が建っている。そう、この道フラワーロード
は、元は生田川が流れていた。それをもっと東の方に移し
川跡に直線の道路を作った。その人の名を取って加納町
という。

山手幹線を東にとり、阪急御影駅のすぐ南の通りに駐車。
角に超有名洋菓子屋「高杉」がある。仏蘭西菓子との看板
が掲げられているのにふさわしく、勘定書きもフランス語
で表示される。数多いケーキの中からガトーオランジェを
注文する。コーヒーはフランス風といったが、ウイーンで
飲むブラウナーに極似している。ミルクだけ入れて飲むが
苦い。甘いケーキを食べるからこれでいい。

有名店だけに、新入社員だと名乗る店員の躾けが行き届い
ている。駐禁取締りが回ってきたと、わざわざ知らせても
くれた。ボクは人工透析と強度の腰痛とが重なり、県警
から駐車許可証をもらっている。これをもらってまだ日が
浅いが、おかげで行動範囲が広くなった。

同じ通りにある、有名喫茶店ダンケに行き豆を買う。この
店で修業した人が、各地でダンケの店名利用を許されて
いて、最北は秋田、神奈川県に厚木をはじめ数店あるそうな。
ブルーマウンテンにここの豆を2割混ぜるのがボクの好み。

弓弦羽神社に回ったが、さすがに桜はもう終わり。結婚式
が行われたらしく、新郎新婦の写真撮影に多くの人が出て
いた。

宮司が忙しげだったから、神式葬儀のやり方を聞くつもりが
次の機会に回すことになった。誰のためって? ボクのため
です。

                 パパゲーノ

     「御影高杉」(神戸市)のページへ≫

     「御影ダンケ」(神戸市)のページへ≫

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【 さくら 夙川 散歩案内 】

2007-03-28 17:07:33 | 01 パパゲーノ

 

「あぶりや結」店主がお勧めする、新駅JRさくら夙川駅、
阪急夙川駅周辺「さくら・夙川 散歩案内」が届きました!

夙川の桜もちらほら咲き始めたようです!

まだ「お花見」とまではいきませんが、たまにはお散歩
気分で夙川周辺を散策してみては?


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                             さくら・夙川散歩案内を見る

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* パパゲーノが選ぶ「こだわりのお店」 の仲間も
   こちらで紹介されています。

        あぶりや結 ≫ 

        貴味蛸 ≫

        茶房 樹 ≫

        チェルキオ ≫

        e-collection ≫

   

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【 嬉しかったのだ 】

2007-03-28 14:29:43 | 01 パパゲーノ


嬉しかったのだ、本当に。

このブログを通じて、たくさんの人々とめぐり逢えたこと。

そんな多くの人々と、たくさんの話をして、パワーを
与えてもらったこと。
そして何より、心に響く、感動をもらえたこと。

この世界に、こんなにも信念に燃えて、そして前向きに
生きている人々が居るんだ、
それも、一人や二人じゃない、たくさんの人々が。

そんな“素晴らしい”出逢いが持てたこと、それが本当に
嬉しかったのだ。


先日、私に届いた、一通のメール。

それは、取材でお伺いしたお店の店主 さんからの、
あたたかいメッセージだった。

私が書いたお店の記事を読んで、「思わず泣いてしまった」
と、店主さんは言う。

「すごく心が暖かくなって」、

「お店の紹介文には毎回驚きはありますが、泣いたのは
初めてです。何回も読み返しては、暖かい気持ちにさせて
頂いてます^^ 」

感動した、私自身が、涙がこぼれてしまいそうなぐらい。
ありがとう、誰よりも、まずは私自身が、嬉しかった。


でも、何よりも心に響いたのは、このコトバ。

「これからもこの文章を励みにがんばれると思います。」

思わず、涙がこぼれてきたのだ。

私も、本当に嬉しかった、自分が書いた文章で、言葉で
人に感動を与えることができたことに。


どうしても伝えたいと思う気持ちを、言葉にすることは難しい。

そんな、心の中の大切な「想い」や「信念」を、少しずつでも
伝えていけたらいい、今はそう、強く思う。

そう、本当に、嬉しかったのだ。

                        ケルビーノ




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【10年の歳月をかけ誕生した国産キャビア(兵庫県香美町) 】

2007-03-14 23:30:00 | 01 パパゲーノ


「お正月にみなさんで召し上がってください」

知り合いの方からいただいた小さな包み。
開けてみると、瓶が一つ。
中には黒のツブツブがぎっしり。キャビアでした。

「この商品は、皆さんが今までに食べられていた
キャビアとは食味が全く違いますが、これが本当の
キャビアです。」

キャビア製造代表増田さんからのメッセージからは、
作り手の方々の熱い思いと自信が伝わってきます。

製造されているのは兵庫県香美町。もともとスッポンの
養殖をしていた施設を何かに利用できないかというのが
きっかけで始められたのが10年前。

チョウザメの成長において一番大切なものは水と酸素。
そこにこだわり、より良い環境をと利用されているのが
源泉水と谷水。

10年経った今、やっと商品として誕生したこのキャビア
が手に入るのは、1年間で11月から12月にかけての
限定100瓶。
日本で手に入るキャビアはその大半が輸入モノで、国産
キャビアはとても貴重なものなのです。

みんなで食べる前に一口試食をと瓶を開けてみました。
以前に食べたものに比べると粒が大きく、色は少し薄めの
ライトグレー。形も球形というようりやや楕円形。

「なるほど、これが本物のキャビアなんだ。」
口の中でふわっと広がる香りと粒がはじける食感が
いい。ただ塩っ辛いだけのキャビアとは確かに違います。

作った方々のこだわりと情熱を感じながらいただくと、
その味わいも増してきます。

キャビアは一般的な食材ではありませんが、私の住んで
いるこの兵庫で、このような貴重なものが誕生した事を
ぜひ皆様ににも知っていただきたいと思い、紹介させて
いただきました。

                  よっしー

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【 ギネスブックに載った ウルトラジャンボ自転車 】

2007-03-14 21:30:00 | 01 パパゲーノ


平野郷第2弾 自転車屋さん博物館。
昭和28年創業の「スポーツ車の店 田川」は
注文による、自転車を作るお店です。

店内には、アンティークサイクル・木製自転車・
両方に進める変わった自転車等かざられている。
中でも、高さ2mのウルトラジャンボ自転車は、
ギネスブックに掲載されていると言う。

この自転車で第1回大阪御堂筋パレードにも参加
したとの事です。

また、チリンチリン・ペダル・ギア・サドル・
ライト等ところ狭しと自転車の部品が並んでいる。

注文を受けて図面を作り、簡単な物で2週間から
4週間で出来上がる。

海外のセレブからの注文もあるそうで、
自家用ジェットでやって来て、注文していくそうです。

今度自分オリジナルの自転車注文しようかな?

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【 売りたいものと売れるもののギャップ 】

2007-02-28 10:06:23 | 01 パパゲーノ


最近 お知り合いになった ケルビーノさんから、
「売りたいものと 売れるもののギャップ」のお話があった。

賢明なる商売人は、本来は、売れるものこそがイイモノ
というだろう。 ただ、どうも純粋にそうは思えないから、
いとこの「商売人には不向き」というキツイ発言になる
のだと思う。

確かに、売れないとやってはいけないのが現実。
当たりまえだけど。
いとこの忠告は、100年以上続いた「着物屋」だけど、
父なきあとの将来をあんじてのことだと思う。
もっと古い老舗呉服店がつぶれる時代ですからね。

木綿の着物なんかは、はじめた頃(15年前)は、
さっぱり売れなかった。
だいたい世間ではほとんど知られてなかった。
業界の人間でさえも知らなかったから、当然だ。

最近は、ネットのおかげで、少しは知られるようになり、
世間にやっと受け入れられるようになった。
でも、木綿が少し注目されてきたのもあって、大手が
どんどん安いのを大量生産していく(だろう)。

でも、安いのだと、その時は売れるけど、品質が浅い
からそのうち飽きられるのが見えている。
また、安易な海外モノに依存すると それこそ国内の
職人が逼塞する。

それがわかっているだけに、売れるだろうけど、そっち
へは走れない。
どうすれば着る物になるか、そして続けて着てもらえる
かが、問題なのです。

続けて着てもらうには、欠点克服をしなければならない。
品質をさらにあげると手間はかかるし、それにつれて
当然コストがあがる。
しかし、価格をあげると 普段着としては売れない。

本当に難しいところだ。
どっちかというと、利益より苦労の方が多い。

久しぶりに、学生時代に書いた卒論を読みかえして見た。
業界事情は数値データ上・・いわゆる机上でのみしか
見ていないが、今とほとんど同じことを考えている。

卒論の副題は「着物をいかにして一般化させるか」だった。

四半世紀前から、すでに着物は特別なものになっており、
タンス需要で生きていた。
要するに 着ない着物を売っていたのです。

卒論の最後の章は、一般化への方法論を語っている。

しかし、それを見たゼミの教授には、
「それは現実問題として、無理ではないか」と言われる。
また、同席していた友人たちにも言われた。
「夢ものがたり」と。

商売人としては、その時その時の時代の流れにのり、
すぐに売れるもので、いいのかもしれない。

四半世紀も同じことに悩んでいるなんて・・どうしょうもない。

でも、そんなバカな商売人が ケルビーノさんの話に
よると 他にも結構生存しているらしい。
やはり、そのギャップに悩んでいるという。

悩める商売人は、この先いったいどこに行くのでしょうか。

              【 太物屋 「 染織工房 勝部 」 】のページへ≫

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【 喫茶店に満席の客が 】

2007-02-21 11:48:51 | 01 パパゲーノ


何年ぶりかに喫茶店と言うところに行った。

店に入った途端驚いた。一二階あわせて
70名を越す客が居る。

時間は午後4時半だから、ティータイムを
少し外れている。

なのにこの盛況。

この店、確かに名門ではある。

が、ここで出すコーヒーが、
特に美味いと思ったことは過去一度もない。
内装が特に素晴しいわけでもない。

来客は圧倒的に中年女性だが、
特段セレブとも見えない。

その殆どがケーキを食べる。
客単価は1千円と見て良い。

道を隔てて、ケーキ屋がある。
持ち帰りしか出来ない店。
このケーキ屋と提携したらしく、
客の殆どが注文するケーキがそれらしい。

店の場所は、神戸・御影で、
界隈にはケーキ屋の有名どころ、
洒落た喫茶店がたくさんある。

道を隔てて喫茶店とケーキ屋というケースもある。

提携して、あそこのケーキを、
ウチでお出ししますよ。
コレだけで売上単価も上がるし、新たな客を
呼び込むことも出来る。

こういう手近なところに、コラボの成功例を見た。

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【 きらめく星座 】

2007-02-08 13:30:36 | 01 パパゲーノ


芦屋・苦楽園・夙川・岡本・御影と六甲山麓の町々を
散策するだけで、規模こそ小さいながら、こだわりを
大切にするオーナーの心意気が迸るような、お店の
健闘が目立ちます。

一店ごとに孤立していては、光が薄いことを否めない。
連結することで星座として、くっきりと浮かび上がってくる。
星座も一つだけじゃ、それだけの存在にとどまってしまう。

いくつかの星座が出来上がり、そして物語へと発展する。
世の中いかに「こだわり」を売りたいと、志すお店の
多いことか。グーグルで検索したら、悠に30万軒を越す。     

「こだわりのお店」が満天下の宇宙に所狭しと輝きを
競っている。すでに240店にも達したパパゲーノの
仲間たちは、グーグル検索で堂々の第一位を占めている。
30万の中の第一位だから、これがどんなに凄いことか。

元町も三宮も、そこには素晴しい「こだわり」に生きる
仲間がいた。一店ごとに感動が活きている。その感動に
接するとき人は歓喜の涙を流すだろう。

手をつなごう。そして満天下の星たちの中で、一段と
きらめく星座の連結でロマンに充ちた物語を作ろう。




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【 つながり、そして感動 】

2007-02-08 08:52:00 | 01 パパゲーノ


人と人とは、どこかで必ずつながっているものだ。

最近、そんな「運命的」とも言える、人の「つながり」を
感じるのだ、ひしひしと。

それは、数多くのこだわりのお店との係わり合いを
通じて感じたこと。


まったく別々の場所で、私自身の目で見て、感じて、
「このお店こそは」と思って取材した数々のお店。

そんな個々の違う業種のお店・人々が、実はつながって
いることを知ったのだ。


例えば、芦屋にあるセレクトショップ【 芦屋STYLISH 】
熱い魂を持った店主さんの、まさにこだわりが光るお店。

そして、同じく芦屋にある隠れ家イタリアン【 APERTO 】

まったく違う視点で見つめたこの2店の店主さんが、
実は昔からの友人同士なのだという。

そしてこの【 APERTO 】で、昔アルバイトをして
いたのが、オリジナルのシルバーアクセサリーのお店
【 FORME GALLERY 】のデザイナー、南口さん。

南口さんは先鋭のシルバー・デザイナーとしても有名な人。
時にはアトリエ兼ギャラリーで、シルバー教室を開いている。

このシルバー教室に通っていたのが【 芦屋STYLISH 】の
店主さんの奥様。今ではご自身のオリジナル・デザインの
アクセサリーを作られているという。

また、打出にあるアジア雑貨のお店【 LONG LONG 】
のオーナーさんは【 FORME GALLERY 】の南口さん
とも交流が深く、その上【 芦屋STYLISH 】に通うお客さん
の一人なのだとか。


まったく別々の場所でめぐり逢ったお店、そして人々が、
実際にリアルな世界でつながった瞬間。

・・感動、したのだ。

                    
ケルビーノ

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