” Охота на волков (オオカミ狩り)”
(ヴラジミール・ヴィソツキー)
YAHOO!プロフィールを見ていたら、好きな音楽や映画などを記入する欄があったので、ためしに入力してみました。
(入力してみて)...カラオケで、持ち歌が他人とカブることは、まずないな~、それ以前に曲、ほとんどはいってないよな~、と...(^^;)。
ちなみにオハコは、”日本印度化計画”(筋肉少女帯)です...
♪オレにカレーを喰わせろぉ~!(絶叫)...これで同席者は大体ヒキます...(^^;)。
で、ヴラジミール・ヴィソツキーであります。
ヴラジミール・ヴィソツキーВладимир Высоцки
(1938~1980)
旧ソ連の詩人・俳優・シンガーソングライター。
その体制批判の活動姿勢により、当局から目のカタキにされ、当時のブレジネフ書記長は、「ヴィソツキーとオクジャワがいなかったら、モスクワの空気はもっと呼吸しやすいのに」と言ったとか...。
彼の歌を収録したカセットテープは何度となくコピーされ、人の手から手へと渡され、ソ連中に広まった。真実の詩と情熱と勇気とを、ギターをかかえ、しわがれた声で歌うヴィソツキーは、一人で全体主義的管理と状況に立ち向かい、42歳の若さで逝った。葬儀の行われたタガンカ劇場の周りには、前代未聞の20万人の人々が許可なく集まり、夭折を惜しんだ。代表作に「奴らは戦場から戻らなかった」「狼狩り」「大地の歌」「俺はマガダンに行った」「07」等。...(CDのライナーノーツより、不正確だったらスイマセン)
私がヴィソツキーを知ったのは、20年位前の学生時代、某放送協会(日本引きこもり協会じゃないです)の特集番組で。
その、しわがれおやじ声(^^;)と人物像に惹かれました。
当時、LPレコード(!)がでていたのを買い逃し、探していたところ、10年ほど前にCD化されていることを知り、新生堂でようやくゲットしました。
現在、オーマガトキというレーベルからCDがでています。
ロシア語の、おやじうなり声だけではなんですので、以下参考にどうぞ。
(※差障りがあるようなら消します m(ーー)m。)
オオカミ狩り (訳詞 宮沢 俊一)
全力で走る、根を掘りに
だが今日もきのうと同じ
俺はやられた、取り囲まれた
楽しそうに追い立てやがる、この俺を
もみの樹蔭に銃がちらつく
猟師どものが隠れているのだ
雪の上に狼たちがもんどり打って
生きた標的と化してゆく
オオカミ狩りは今やたけなわ
灰色の猛獣は老いも若きも狙われて
勢子は叫び、犬どもは激しく吠え立てる
雪の上には血、そして小旗の赤い点々
オオカミ狩りは不公平だ
お雇い猟師ども、手を震わせず
赤い小旗で俺たちの自由を奪い
自信満々、撃ってくる
狼は伝統に忠実なのだ!
赤ん坊の頃、目の見えぬ赤ん坊の頃
俺たちオオカミは母親の乳房を吸い
植えつけられたのだ - 旗を超えるなと
オオカミ狩りは今やたけなわ
灰色の猛獣は老いも若きも狙われて
勢子は叫び、犬どもは激しく吠え立てる
雪の上には血、そして小旗の赤い点々
俺たちは足が早く、牙は丈夫
なぜだい、大将、答えてくれ
俺たちは追われて逃げる、銃口に向かって
なのに、どうして禁を破ろうとしないんだ?
狼には出来ないんだ、どうしてもできない!
だから、俺の時代は終わりそうだ
奴、俺を狙うことになってる奴
にやって笑って、銃を向けた!
オオカミ狩りは今やたけなわ
灰色の猛獣は老いも若きも狙われて
勢子は叫び、犬どもは激しく吠え立てる
雪の上には血、そして小旗の赤い点々
俺は従順さを棄てた
つまり旗を越えた - 生きたい欲望は強い
後から俺は声を聞いた
人間どもの驚きの叫びを
全力で走る、根を限りに
だが今日は、きのうとは違う
俺はやられた、取り囲まれた
だが、お雇い猟師はてぶらのまま
オオカミ狩りは今やたけなわ
灰色の猛獣は老いも若きも狙われて
勢子は叫び、犬どもは激しく吠え立てる
雪の上には血、そして小旗の赤い点々