オレのブログ

ロックとイラストの大好きな、社会の底辺にいるチンケな一青年のブログです。
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悲劇のグループ―NIRVANA

2015-01-15 21:29:23 | ロック
先日、Back To The Futureの記事を取り扱ったのですが、マーティと同世代っぽい奴がいたなぁ。

カート・コバーンと言うNIRVANAのギタリスト。


NIRVANAはかなり有名なんで彼等のCDは良く聴いていたが、生々しいと言うか、歌った人の苦痛が良く伝わる。
Nirvana - Heart-Shaped Box


親は頼りにならず、友達もいなく、何時も空想の世界に逃げ出してばかりだったそうだが……それ分かる気がする。オレの親もアテにならなかったからだ。

しかし、カートにはロックと言うのに出逢った為に、嫌な人生から逃げ出す手段を得れ、そして嫌な周囲から見事に脱出したと言う。

NIRVANAを結成し、ようやく自分を“カート・コバーン”である事を認識するようになった。

そして、91年に『NEVERMIND』を発表し、Smells Like Teen Spirits等で一躍大スターにまでのし上がったのだが……

Nirvana - Smells Like Teen Spirit


Nirvana - Come As You Are


ちなみに一番最初に買ったCDがこの『NEVERMIND』だった。周囲はNIRVANAを持ち上げてきたし、ロック雑誌にもNIRVANAの特集もあったんで、オレも買って聴いてみたが、初めて『NEVERMIND』を聴いた時は確かに凄かった。
しかし、後になって『IN UTERO』や『BLEACH』を買って聴いてみて、何だか『NEVERMIND』は漂白/加工されたような気がして、なんか作りもののような感覚が否めなかった。

事実、当のカート本人も『NEVERMIND』をあまり気に行っていなかった。彼はスターになりたかったわけではなく、単に自分が“カート・コバーンである”と言う自分を見い出したかっただけだった。

カート・コバーンはその後、結婚し、子供ももうけたが、自身の幼少時代からの悪癖だったドラッグが有名になった事で更に加速して、そして94年に自殺してしまった。

『NEVERMIND』を聴いた時、自殺するようなシンガーとはとても思えなかった。しかし、『IN UTERO』を聴いて、何だか自殺してしまいそうなシンガーと思えてしまう。結果的に最後のアルバムになったんで、その悲壮感はより増したが、とにかく、売れる為ではなく、自分が自分でいたいが為に音楽をやった訳だ。

逃げ場がなくなって悲劇まみれだったカートの人生だが、来世はマシな人生が送れる事を切に願うばかりだ。

演奏テクはかなりシンプルで、カヴァーも容易だ。ギターが下手なオレでも「Smells Like Teen Spirit」の完コピが出来る。BEATLESもロクすっぽ弾けないこのオレが、だよ?!
一時期ギターを手にしたオレだが、全く上達せず、BEATLESもやってみたが、弾けた試し無し!

でも、ギターテクが無くてここまでやれるのは、よほどスゲー奴だったんだろう。

演奏テク?容姿?知識?そんなの関係ない。それを教えてくれるのがNIRVANAだ。


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