オレのブログ

ロックとイラストの大好きな、社会の底辺にいるチンケな一青年のブログです。
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自民政権、また急降下……

2015-07-17 19:00:00 | 出来事

 7月15日の安全保障関連法案の強行採決で、騒ぎになって各地でデモが繰り広げられて、世論は一気に「安部首相辞任」に転じたそうだ。
「来年夏までには国民も忘れる」 参院選、米との公約優先した強行可決

15日の衆院特別委員会で与党が安全保障関連法案の採決を強行したのは、安倍晋三首相の強い意向だった。首相自ら「国民の理解が進んでいない」と認めながら、米議会で今夏までの成立を公約したことや来年の参院選への影響などを考慮し、今国会での成立を優先。国民の理解は置き去りにされた。

>>「正しいと思いますよ。私は総理大臣なんですから」 首相の発言を検証する 政権内には、新国立競技場問題が新たな懸念材料として急浮上している。採決強行で支持率が急落すれば、ダブルパンチで政権基盤を揺るがしかねない。

■岸信介氏を見て育った。『俺だって』
「『自ら省みてなおくんば』という信念と確信があれば、しっかりその政策を前に進めていく必要がある」。首相は採決直前の特別委審議で、孟子の一節を引いて心境を語った。
いくら反対が強くても、正しいと信じるなら私は進む−。その胸中に、激しい抗議行動の中で1960年に日米安保条約改定を実現した祖父、岸信介元首相の姿があったことは間違いない。今は批判を浴びても、いずれ歴史が正当性を証明してくれるという自信。 「首相は岸氏を見て育った。『俺だって』という気持ちが支えになっている」。自民党三役経験者は、世論の反発を押して安保法案成立に突き進む首相の姿をこう読む。

■米との公約、3連休のデモ…15日採決を急いだ理由

個人的な思い入れに加え、首相には「後退」が許されない政治環境がある。
首相は4月末の米議会演説で、安保法案を「この夏までに必ず成就させる」と宣言しており、今国会成立を断念すれば日米同盟が揺らぐ。反対論が強い安保法案を来年に先送りすれば、夏の参院選を直撃する懸念もある。
成立を確実にするため、国会会期も9月27日まで大幅延長し、戦後最長とした。参院で議決されなくても衆院で再可決できる「60日ルール」が適用できる事実上の衆院通過期限も27日に迫っていた。
反対世論が広がり続ける中、18日からは3連休となる。15日採決を急いだ理由を、公明幹部は「連休中に抗議デモが発生し『きょうは2万人、明日は3万人』と報道されれば、どんどん採決しにくい環境になっていただろう」と明かす。

■「来年夏までには国民も忘れる」

ただ、採決強行が支持率にどの程度影響するかは読み切れない。官邸内では「たとえ10ポイント程度下げても、(参院選がある)来年夏までには国民も忘れる。経済が良ければ回復する」(高官)と強気の声が支配的だが、一部世論調査では支持率と不支持率が逆転しており、弱含みだ。

■ここにきて新国立競技場問題
さらに、ここに来て新国立競技場の建設費問題が政権に飛び火。「競技場問題は安保法案より分かりやすい。こっちの方が深刻かもしれない」(首相周辺)との声も漏れる。
民主党の枝野幸男幹事長は13日の会見で「2千億円を超えるような話を放置してきたのは安倍内閣だ」と批判。自民党の二階俊博総務会長は「節約する方法はないのか。国民の負託を受けた国会として、考えなければならないことは大いにある」と計画修正を求めた。巨額費用に対する世論の反発を警戒する声は政府、与党からも相次ぐ。

■さらに70年談話、川内原発再稼働も

参院で安保法案審議が本格化する8月は、首相の戦後70年談話発表や九州電力川内原発(鹿児島県薩摩川内市)の再稼働などの重要課題とも重なる。政権への「逆風」がさらに強まるのは間違いない。
政府、与党は法案成立時期を9月上旬と想定するが、参院国対幹部は口が重い。「参院は衆院みたいなやり方はできない。四方八方に気を使わないとどこで審議が崩れるかわからない」


 こりゃ酷いな。言い方が先ず悪い。
 「来年夏までには国民も忘れる」って言うけど、これは無さ過ぎだ。
 止むを得ない事情はあったかもしれないが、それにしても「夏までに国民も忘れる」は流石にない。

 そして、憲法学者を招いての説明会も行われたが、3人とも反対して、「安全保障関連法案」は余計疑問視された。

 「正しいと思いますよ。私は総理大臣なんですから」も致命傷モンだ。憲法学者から反対され、国民からも反発を受けた中でこの発言は、明らかに支持率急降下を招くしかない。
 2009年の時もそうだが、支持率の下落が激しすぎた事から、主権は民主党に移行して、自民党冬の時代を迎える事になったんだったよなぁ。

 「安全保障関連法案」の強行採決には止むを得ない事情は確かもあるかもしれないが、言い方があまりにも下手だったか、支持率急降下は避けられないだろう。
 とにかく、「安全保障関連法案」の強行採決は余りにもアホ過ぎた……。これはもう自滅としか言いようがない。

 オレは戦争、冗談抜きで嫌だ。人を殺すなんて出来ないし、家を焼き払うなんて到底無理。レイプもやりたくもない。人に危害を加えるなんてオレには出来ない。
 力でねじ伏せた所で待っている結果は決まっているし、「安全保障関連法案」の強行採決で、先ずは自民党の支持率急落は避けられなくなったのだろう。
 こっちとしては、自民党にはしばらく黙ってて貰います。