慶應義塾高校野球部をひっそり応援しながら冷静にブツブツつぶやくブログ

慶應義塾高校&東京・神奈川を中心とした高校野球、東京六大学の観戦記・応援ブログです。 By G&G

25/11/9 東海大高輪台Vs.関東一、日大三Vs.二松学舎

2013-11-09 21:38:37 | 2013秋季大会
神宮大会最後の出場校が決まる東京大会。
今年からなのか、今年のみなのか分からないが、東京大会準決勝決勝の裏ではいつも早慶戦をやっているのがお決まり。
いいよね。準決勝からは神宮でやるというのは。もしゴルフ場だったら、朝早く起きてチケット売場に並ばないといけないところ。そこまでしての情熱を持って観戦したいカードでもないので、神宮じゃなかったら、家でゴロゴロしていただろう。
先週知ったのだが、本日高校野球が終わった後、東都の入替戦があるとのこと。申し訳ないが、文字は毎日目にしているものの、首都との住み分けが分からないし、どこが優勝したかもよく知らない。
「今日の入場料、入替戦の分高くなったら怒るで!」と思いながら試合開始10分前に到着。さすがに料金はいつもと変わらず700円。まさか高校野球が終了して大学野球だけ見に来た人は1,000円取られたりして。

関東一4-0東海大高輪台
高輪台のブラバン。人数は数えるほどしかなく、全国レベルの学校にしては寂しい。しかもせっかくブラバン来てるのに、あまちゃんの口ラッパはないだろ~。
試合は4-0で関東一の完勝。すべてにおいて高輪台を上回っていた。時差があるとはいえ、少なくとも2ヶ月前の横浜より強い。特に守備は秋のレベルとは思えないほど鍛え上がっていた。甲子園は関東5校目との比較になるんだろうけど、もし決勝で3点差くらいで負けたとしても、選考の遡上に上げても十分。
やはりこの試合のように死四球が2個と少ないと、見ている方も楽しい。大学やプロ野球みたいに3時間ゲームがっていうのはどうしても集中力が切れてしまう。東京の試合って、神奈川より試合進行が速く感じるのは気のせいだろうか。

二松学舎9-3日大三
第一試合終了間近は結構人がごった返してくる。ネット裏なんかは六大学の試合より多い密度(六大学のネット裏はプレミアムチケットだが)。
外野守備位置の両校の差は約10m。ランナー2塁で2番バッターや6番バッターでも二松学舎の外野はフェンスに張り付く。
この試合で一番つらかったのが、二松学舎の応援。ノースリーブで寒い中応援しているチアの女の子もつらかっただろうが、筆者の耳に対しても地獄。ブラバンは普通だが、控え部員たちの元気な口ラッパが音程を外しまくる。結局二松学舎の攻撃中は長生きしてしまうリスクを少しでも減らすための行為にいそしむ。
そんな中、3回。自席に戻ったらいつの間にか同点となっており、あっと言う間に逆転、そして満塁ホームラン。
この回日大三は完全に浮き足立ち、なおもエラー絡みで2点。この回一気に8点と、もし7回だったらコールドであれよあれよと試合終了のところだった。それまで日大三のピッチャーは146kmのストレートでまともにバントもさせなかった投球をしており、勝負になるとしたら5回過ぎかなと思っていただけに油断していた。三高でもこんなことってあるんだねぇ。
戦前の予想は日大三圧倒的有利だったため二松応援は大騒ぎ。三高の敗戦は過去2度見たことはあるが、いずれも延長戦の大接戦(早実1創価1)。こうなったら横綱三高がコールド負けするという伝説の試合も見てみたくなる。
結局コールドにはならなかったものの、大量リードされてからの三高はなんとなく焦りがみえた。三高の選手も高校生なんだと感じたのは初めてかもしれない。

東都の入替戦はこのまま見られますとしきりに放送していたが、今にも雨が降り出しそうだし、どこかの学校と違って試合は熱かったものの気温はどんどん低くなっていくので、結局対戦カードもうやむやのまま帰路に着く。

明日は雨になりそうだが、よそうはよそう。
ただ、ひとつだけお願い。二松学舎の控え部員たち。もし甲子園に行くようなことがあれば、ボール捕れなくてもいいから音程を取る練習だけはしておいてくれ。テレビの音消して画面だけ見ながら応援するっていうのも寂しいから。


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