*HEAVENLY SHEEP/徒然記*

管理人・伽澄綾の不定期更新日記。ただいま子育て奮闘中のため、更新鈍亀です…^^;

またまた11日の夢の話。

2006年12月13日 23時59分15秒 | 日常
なんだか12日(正確には11日の深夜)に書いた夢の話、たくさん反響&コメント頂いててすごく不思議な気持ちです。

で、その夢でまた奇妙な偶然が。
今日のweb拍手で頂いた南さんのコメントの『友引』の言葉になんだか悪寒が走ったので慌ててカレンダーで確認したら、11日『赤口』で更に背筋が寒くなりましたですよ。
実家は仏教だったけどこっちの家は神道なもんで、すっかり六曜忘れかけてたんだけど、思いっきり、今回の夢と照らし合わせて納得しちゃうような日だった。
結婚式のときは「うち仏教だから『仏滅』と『赤口』は絶対ヤダっ!!」って言い張った張本人のクセに…。
念のためwebで探して確認したら
『赤口』=陰陽道でいう凶日の一つ。正午だけが吉で、朝晩は凶。基本的には何事においてもよくない日。
って事しか出なかったんだけど、たしか
『あの世の鬼の門の入り口が開く日』だった筈。
(小・中学校時代使ってた国語辞典でそう書いてあった記憶が…。)

なんだか本当に壮大で意味深な夢を見たのね、私…。


今日は旦那と二人疲労でダウンし、昼近くまで動けずにいました。
寒いのも手伝って、最近更にお布団から出られません。そんな場合じゃ無いってのに…。
しかし今日はそれが幸いしたのか、病院へ持って行く荷物の追加の連絡がお昼に来たのですが、それがなんと、
ギター。
一瞬聞き間違いかと思って「は?」って聞き返しちゃったよ。
そしたら紛れも無いお舅さんの我儘でしたよ。
そんな訳で今日はギターかついでお見舞い。

そしたら今日のお舅さん、手を付けられないほどの元気っぷりで…泊り込んでいるお姑さんが疲れ切って苦笑いしてました。
最近お舅さん疲れが酷くてほぼ一日中寝てて、なんかそれで問題があったらしく、初めて「起きているための薬」を処方されたのだそうです。
で、今日看護婦さんの口から聞いた最初の台詞が
「お薬、効き過ぎでしたね…(苦笑)」
…本気で手が付けられないくらい元気でしたよ。その恐ろしいまでのハイテンションっぷりに家族全員グッタリした一日でした。

でもそのハイテンションのお陰で一年ぶりくらいにお舅さんのギターに合わせて家族全員が歌うってことが出来て、凄く幸せな一日になりました。
出来ることならまた今年も、クリスマスには全員でケーキを囲んで、お父さんのギターの演奏でみんなできよしこの夜を歌う事ができたならいいなぁ。
もうこの際お姑さんが破滅的音痴なのは忘れることにするよ。今日の感じならハモリだと思えば耐えられそうだし。

お見舞いの後半は側にいて、と呼ばれて旦那さんとずっとお父さんの話に耳を傾けていたんだけど、もう随分記憶も意識も朦朧としているようで、なんだか切なくなりました。
内容は私が嫁に来る前から今日までの闘病生活や病歴についてだったのですが、途中から何度も同じところで引っかかっては少し前の話に戻るを繰り返して。
それでおかしいと言うことを自分で感じて「わかりづらくてごめんね」と繰り返しながらか細い声で一生懸命話す様に、切なくなってしまいました。
その中で一言「遺言は無い、本当にありがとうね」と言われたのが、なんだか最期の言葉みたいで泣きそうになりました。
家族に告げられた寿命はもう残り2週間あるかないか。
でもお舅さんはそれを知らずに、年を越せると思っているわけで。
その差がどれほど大きいのか、最近は毎日思い知らされます。

精神的にも追い込まれているのか、何かおかしくなってきてしまったのか、今日はしきりに手を振るしぐさをして「居るはずが無いのに虫が飛んでるんだ。」と、何度も見えない虫を捕まえていました。
居ると思ってやってるんじゃなくて、自分にしか見えていないんだとわかりながらやっているのが、また哀しくなります。

お医者様の話やガンで亡くなった親戚の話なんかを通して考えるに、そろそろ本格的に家族がキツイ時期に入りそうです。
明後日からは出来る限り、お姑さんと二人で泊り込むようにしようかと思っています。
実際どうなるかはわからないですけど…。

旦那さんの誕生日まであと一週間を切りました。
どうかせめてその日が終わるまで、家族みんなで笑顔で過ごせますように。
明日は自動車の保険関係で早朝から車屋さんへ出発です。
説明聞いてて眠くならないように頑張らなきゃ…。
最近長話に耐えられなくなってきたよ…。

12/13*Web拍手お返事

2006年12月13日 23時31分15秒 | 拍手コメント・返信
22時:南しゃん>
お久し振りー!拍手でコメントありがとうー。
12日の夢の話、まさか君に「怖かった」言われるとは…!!∑('□')
あの大合唱の台詞、『まかるがえしの唄』って言うんだ。やっぱりこの辺の知識をたずねるなら君が 一番だね☆(聞こうと思ったけど文が纏まらなくて断念したι)

最近本当に寒くて仕方ないです。風邪に気をつけて頑張ります。
そっちもお体、大事にしてくださいね。


他、拍手だけ下さった皆様方、ありがとうございました!

昨日の夢の話。

2006年12月13日 00時55分11秒 | 日常
今日は旦那さんの父方の祖父の命日で、二人でお墓参りに行って来ました。
いつもは家族全員で行くのが、初めて二人だけですごく寂しい気分だったのですが、行ってみたらお墓が綺麗なお花たちに彩られてすごく綺麗で驚きました。
最初は驚いて旦那さんと「何事!!?」なんてお墓周りを調べまわったのですけど、よーく見てみたらウチの家の分の花瓶に生けられていた花が、最近いつもお世話になっている伯母さんの誕生日に私達が選んで送った花で、しかも気付かなかったのか私が選んでつけた『HAPPY BIRTHDAY』のタグがそのままつけられていて。
思わずお墓で旦那さんと笑ってしまって、なんとなくくすぐったい気持ちでお墓の中の家族に手を合わせてきました。
そのお墓までは紅葉が敷き詰められた道が出来ていて、いつもより華やかなその景色と伯母さんの心遣いにすごく暖かい気持ちになって、とても嬉しい気持ちになりました。
なんだか久しぶりに、心から笑いあった気がして、すごく良い一日のスタートのきっかけを貰いました。
その後すぐ病院へ行ったらその伯母さんに遭遇して、一緒にその話をしながらお見舞いに向かったのですが、伯母さんもとてもくすぐったそうな顔で、なんだか可愛らしかったです。

今日は私はお姑さんと片付け組みだったので、その後は旦那にお舅さんを任せて二人で家に引き返し、お舅さん名義の銀行だったり携帯電話だったり、保険だったり…色んな持ち物の整理に明け暮れました。
しばらくはその変更や解約で忙しくなりそうです。


で、昨日日記に書いていた夢の話なのですが…。
頂いたコメントや自分で調べてみた事を照らし合わせてみて、もしかして良い夢だったのかもしれない、と思いました。
きっかけはお姑さんから聞かされた、伯母さんの話。
昨日か、今日のことか、そこまで聞かなかったのですが、伯母さんがお見舞いに来たときに眠っていたお舅さん、起きたときに伯母さん(お舅さんにとってのお姉さん)を見て、ぼんやりこう言ったのだそうです。
「お袋が迎えに来たのかと思った」…。
伯母さんは本当に驚いて、ぎくりとしたのだそうです。
聞いた私もお姑さんも、同じように感じたのでしょうね…背筋がヒヤッとしました。

その事が今日はずっと頭から離れなくて、それから家に帰ってきてコメントを見て、ふっと思ったのです。
あの夢の中の大合唱「黄泉平良坂通りませ、千引岩を開きませ」が「黄泉への道を戻って、千引岩の扉を開いて、生者の国に帰っておいで」という意味なら、
もしかして…前々からお姑さんが口に出して祈っていた「お爺ちゃん、お願いだから可愛い末の息子でも、自分の命日に連れて行こうとしないでね」の言葉に、
おばあちゃんが応えて、お父さんを連れ戻してくれたのかも知れない。
そう思ったら、なんだか泣きそうな気持ちになりました。
あの夢は怖いものなんかじゃなかったかもしれない、とすごく思えました。

本当に昨日書いておいて良かった。
お二人のコメントが無かったら、忙しさにかまけてずっと意味もわからずにそのまま怖い気持ちのままで、こう思うことは無かったかも知れません。

夢は夢、たかが夢、されど夢。
夢と現実の狭間で、すごく不思議な体験をさせていただきました。
時々霊感みたいな、変な第六感が働く自分を、その中途半端な変な感覚をずっと嫌だなぁと思ってたけど、今回はそれに少し感謝してます。
そしてコメントくださったお二人に、とても感謝です。
本当にありがとうございました。

今日はなんだか暖かい気持ちでゆっくり眠れそうです。
明日もどうぞ、穏やかに優しい時間が家族と、大事な人たちに降り注ぎますように。
それでは、おやすみなさい。