朝五時出発、高速飛ばしてフェリーに乗って、ちょうど12時くらいに佐渡島へ着きました。
日本海の青が綺麗です☆
携帯では短文しか打てないので、帰ったら他の写真も合わせて再度アップします~♪
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以下、7/21日編集分です。
一日目、7月14日。
行動予定
・高速に乗り、新潟へ。そこからフェリーへ佐渡へ。
・両津でおばさんのお墓参り。
・新町でお姑さんの実家のお墓のお掃除(雨天中止)。
・小木の温泉宿で一泊。
朝4時に起きて空っぽの冷蔵庫を漁り、サンドイッチを作って5時過ぎに車に乗り込み仙台を出発。
仙台南インターから新潟へ。
「高速運転させて貰える~♪」と思って運転席に乗ろうとしていたら後部座席へのせられ、「お嫁さん運転するとフェリー間に合わないから」と旦那。
まだ眠い旦那さんでは危険なので、お舅さんが運転することに。
私=安全運転で間に合わないってどういうこと?と思ってたら、高速に入ってすぐ理由が判明しました。
お舅さんがこんなに車飛ばしてるのはじめて見たよ!!!
法定速度ブッちぎりです。
いつもは安全運転のお父さんがこんな運転をするなんて…!!
100kmオーバーもあまり体験したことなかったもんで、暫く本気で怖かったです。
天気予報は三日間雨でしたが、出発時はとりあえず曇り。雨じゃないだけマシかなーと思っていたら、少しづつ降ってきた雨と濃い霧の影響で、2回も大きな虹を見ることが出来ました。
さすがに写真には取れなかったよー…。
福島に入る頃には少しづつ晴れてきて、綺麗な紫の空が見れました。
途中で運転を旦那に代わり、計3時間弱高速を走って、新潟中央インターで降り、新潟港へ。
少し早く着いたので、道も分からずカーナビ弄りながらぐるぐる走っていたら迷子になりそうになりました。
目印の朱鷺メッセがナビで見つかんなくて…
音声認識も全然違うところばっかり示すし、やっぱ使えねー…。
なんとかきちんとカーフェリー乗り場へたどり着き、乗船手続きを済ませ車を載せる9時10分まで遅い朝ご飯。
平日だからか、乗り場も待合所も全然人が居なかった。
お舅さんが車椅子なのもあってか、車は一番先頭に並ばせて頂きました。
乗るときはエレベーター(本来は従業員専用)を使わせて貰うことになってたので、待たされて一番最後の乗船。
こんなに待たされるのなら、もちょっと外に居てフェリーの外観の写真撮りたかったな。
フェリーは思ったよりもすっごく広くてびっくり!
「大佐渡丸」という船でしたが、どうも佐渡汽船で一番大きい船らしい。
さっさと荷物を置いて旦那さんに案内して貰いました。寝て居たかったらしくちょっと不機嫌でしたが…。
前の方にはどの階でもいけないとの事で、取り合えず行ける部屋を全部案内して貰いました。
フェリーの中にゲームセンターがあってビックリ。
懐かしいゲームが並んでましたが、折角のフェリーなのにこんな所に篭るなんて面白くなさそう…。
ベンチ席の部屋を通り抜け、後部甲板に出ると新潟港から日本海が一望できました。甲板のスグ脇の街頭にはかもめさん。
まだ陸の土とか見えるからなのか、海茶色い…。
暫く甲板で海を眺めていると出航の合図が。
旦那さんが船が離岸する時に外に居るのは初めてという事で、夫婦でわくわくしながらずっと下を覗き込んで、船の動きや綱を外したり引いたりしている作業員の一挙手一投足に「スゴイスゴイ」とはしゃぎ回ってました。
船が港から離れてから、今度は一番上の甲板へ。
かもめがいっぱい船について来てました。
日本海の色が太平洋よりも濃い深い青で綺麗でした。
以前初めて見た時も思ったけど、太平洋って少し緑がかった青に見える。
船が通った轍の色は綺麗な淡い青緑色でした。
風景を堪能した後は売店でかっぱえびせんを購入し、旦那と二人で方々に投げてかもめを翻弄して遊んでました。
かもめがわらわら集まってきて怖かったけど、記念撮影してる観光ツアーのお客さんに良い写真が取れたと感謝されました。
旦那さんがえびせんを持ったままかもめの餌やりが出来るようになりました。怖すぎて私は出来なかったよー…。
私はフェリーとか乗ると絶対甲板に陣取って動かない人なのですが旦那は今まで中に篭っていたことしかなかったそうで、「こんな遊び方があったなんて!」と嬉しいながら悔しかった様子でした。
お舅さん夫婦は外に出て来なかったし、多分お姑さんはこのかもめの大群怖がって近づかないだろうから、今まで機会がなかったのかも。
ちょっと勿体無かったね。
えびせんを半袋分かもめにあげて、そのあとは客室に戻って一休み。
ちょっと寝て起きたらもう佐渡が見えてきていました。
12時頃、佐渡の両津港着。
フェリーを降りて、まずはお姑さんの親戚のお墓参りへ。
…おばさんって言ってたし従兄妹かな?
両津の商店街でお花を買い、お墓のあるお寺へ行く途中、もう誰も住んでいないというおばさん宅の庭が雑草だらけになっていたので草刈をして、それからお墓に。
お墓が乗ってる石がすごいでっかくて背が高くてビックリしてしまった。
お墓参りの後はそこから程近い、お舅さん夫婦が信仰する宗教の教会へ。
昔ながらの建物に心ときめきました。
一つ目の目的が終わり、再び商店街を抜け、榊を買って新町へ。
途中加茂湖を通り、お昼を食べようと道の駅[芸能とトキの里]へ。
いかにも観光用の写真撮影場所があったけど、撮り忘れた。
なんかいい味出してる東屋(?)と狸発見。この脇には「お試し100円」と書かれた大きなビニールプールに浮かぶたらい舟がありました。
ごはんを食べるのに寄ったものの、みんな大してお腹も減ってないし食堂で軽いメニューがなかったので、次の目的地新町でご飯にすることに。
お土産屋をちょっと見て、お姑さんと名物「赤石」のコーナーで店員に捕まり長話をされる。
お姑さんがいろいろ聞かれてて大変そうだった。
ここの売店で変な看板を発見。
あのソフト…?ってどのソフト?
お舅さんとなんだろう?って話になって店員さんに聞いてみたら、後ろのフツーのバニラソフトっぽいポスターを指して
「このソフトです」って笑顔で言われた。
この売店の隣にある乳製品工場で作っている、牛乳味が濃く美味しいと有名らしいソフトと判明。
旦那さんが試しに購入しみんなで一口ずつ頂いたところ、美味しいと言ったのはお姑さん唯一人でした。
牛乳味…濃すぎ…。
能も見てみたかったですが、今日のメインイベントお墓掃除が確実に時間が掛かるということで、お土産ちょっと買って早々に出発。
ここから新町までは私が運転。
道が狭くてちょっとドキドキしましたが、青森の実家を思わせる風景に心和みました。
途中の道で昔ながらの丸ポスト発見!
お舅さんの要望で駐車して撮影。
暫くのんびり走っていって、お墓の入り口へ到着。
最初バックで戻って路上駐車しろって言われたものの車通りが激しくオタオタしていたら旦那さんに怒られ、交代して近くの焼肉屋の駐車場へ。
ついでなのでご飯を食べに行ってそのまま車を置かせて貰うことに。
佐渡産ササニシキの米が美味かった。
店を出ると小降りだった雨もすっかり止み、今回の旅の一番の目的だったお墓へ。
まず上り階段がとても急+ボロボロ&虫と雑草だらけで…ああ、だから雨天中止だったのですね…。濡れてたらとても登れない。
お姑さんと旦那さんがどんどん登っていく背中を送り、松葉杖のお舅さんとゆっくりのんびり登っていくと、その先はもはや叢でした…。
今度は濡れた草に注意しつつゆっくりゆっくり墓場を移動。
やっと辿り着いた初めて見るお姑さん方一族のお墓は、最早竹薮の中。
雑草ならともかく、竹まで生えてるなんて…
両親がなくなってから兄弟でごたごたしてて、ここ数年誰も手入れに来ていなかったそうなのですが、あまりの状態に呆けてしまいました。
旦那さんはもう既に園芸用の大きな鋏で雑草を刈り取っていて、私は小さな鎌を与えられたものの錆びて使い物にならなかったので、旦那さんとお姑さんの刈り取った草や藪を片付ける係りに。
動き回れないお舅さんは現場監督兼応援。
一時間半~2時間くらいかけて、やっと代々のお墓全部が見渡せるようになりました。
全部終わって水を取替えて榊を飾り終わったあと、お舅さんが「掃除前の写真撮り忘れた!」と。
掃除の前後で全く違ったから、並べてみたら面白かったかもね。
でもきっと、何か写る。
翌日が雨ではまた来れないので、全員でお祈りしてお爺ちゃんたちに挨拶をして行きました。
お掃除ですっかり遅くなってしまい、今日の宿へ向かうことに。
そのまま行く予定だったのですが、近いということで旦那さんがお姑さんの実家に寄りたいということで、ちょっと寄り道。
その前にお土産のお買い物も兼ねて寄ったスーパーが旦那さんがよくお婆ちゃんに連れてきて貰ったお店だったそうで、懐かしい話を少し聞けました。
その次に寄った実家はもう何年も前から誰も住まず、手入れもしていないとの事で「あまりに荒れていて見るのに忍びない」というお姑さんの言葉に旦那さんだけが見に行ったのですが、どうも想像を絶する荒れ具合であったようで、「本気でお化け屋敷だ…」ととても悲しそうに帰ってきました。
そこから歩いて5分ほどの従兄弟と遊んだという海岸にも寄り、その頃の思い出話を少し聞きました。
海岸の風景はあまり変わってないとの事でしたが、やはり砂浜の見える部分が減っていたり、当時なかったテトラポットの山があったり生活廃水が流れ込んでいたりして海岸の水は汚れていて、家族みんな切なそうでした。
新町を後にして、今日の最終目的地、小木へ。
海岸近くの道をひたすら走っていたのですが、信号が皆無でびっくりしました…。
小木の商店街は昔ながらの木の家が立ち並び、道幅が凄く狭くて怖かったけど、車の中からでも屋号や統一された看板なんかが良く見えてなかなか楽しかったです。
写真撮り忘れた…けど駐車車両多かったから、いい写真撮れなかったろうな。
お宿は温泉がメインの施設だったのですが、大浴場も露天風呂も、小木の港が良く見えて凄くいい景色でした。
夕食の量が恐ろしく多いのに驚きましたが、「佐渡の料理は味は期待しない方がいい」と言われてたわりに美味しかったし。
私たち家族の他に宿泊客が居なくて、菓子きり気分でゆっくり癒されて、温泉のお陰か肌つるつるになっていい気分でした~。
残念だったのは宿泊部屋から港が一切見えなかった事かな。
天気予報を裏切って、随所で晴れて用事が無事こなせて良かったです。