

網引駅から、南網引町公会堂へ。そこから山に入る。山道を黙々と歩く一行。そして到着した山あいに広がる湿原!聞けば兵庫県下で最大の湿原になるらしい。数年間に発見されたまだ新参者だが、地元民と多くのボランティアの力を結集して着々と整備が進んでいる。
湿原には絶滅危惧種の草花や昆虫の姿が見られた。トキソウ、ヒツジグサ、カタクリ、ササユリ、ハナショウブ(原種)、そして食虫植物も複数。その上を跳び、草に泊まる赤いトンボ。ハッチョウトンボのオスだ。よく見ないと見えない小さなトンボが飛び交っている。横を見れば、ヒメヒカゲが舞う。これまた小さいチョウチョウだ。足元を泥にまみれさせながらの散策は、ある意味では感激的だった。
この貴重な動植物はみんなで保護していかなければならないと、心底思わせる優しく爽やかな絶景だった。
往復して12500歩。二時間ちょっとのウォーキングだったが、実に意義深いものが残った。これだから「ウォーキング万歳!」である。
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