ニューヨークとアンティーク

アメリカンアンティークを勉強するブログ
ビンテージアイテムから知るNYスタイル・歴史・フリマ点景

上も下もアルミです♪

2006-09-08 06:52:01 | アルミ・メタルウェア
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                           コレクティブルズ・アルミウエア(29)
さて、今日も引き続きアルミのフィルム缶をご紹介いたします。
アメリカのコレクティブルズ界でフィルムキャニスターといえば、やっぱり昨日の
スクリューキャップ式のものが代名詞。でもこれは昨日も触れたように、
キャップ部分はアルミではないため、錆が出ているものも少なくありません。

そして、今日のアイテムは蓋もアルミ、ボティもアルミの正真正銘のアルミの
フィルム缶なのであります。(なので、真打!)
私の好みは・・・断然今日のタイプ! 集めても集めても手放したくならない、
だけどなかなか集まらない、ぐっとレアなるコたちでもあります。



写真のものは全てコダックのロゴ入り。
まぁ、フィルムの歴史を語ろうとすれば、このコダックという会社は決して素通り
することができない会社。
NY州出身のジョージ・イーストマンが創業したイーストマン・コダック社*
世の中にセルロイド製のロールフィルムを世に送り出したのは1889年のこと。
そしてカラーフィルムを世界で始めてつくったのもコダックで、それはまさに
数々のアルミアイテムが登場してまもない1935年のことでありました。

一般的にアルミのフィルム缶がメインで活躍していたと言われているのは、
1930年代から1960年代にかけて。
この年代もまた、、今までご紹介してきたアルミウエアの時代
全く同じというのも、なかなか楽しい内容ですよね。(私的にです~>笑)



さてさて、それぞれのキャップに小さく書かれた数字、、、。
これ、一体なんだか皆様おわかりになりますでしょうか。

これは撮影した人が撮影済フィルムにふったナンバー
ボールペンのようなインクでか細く書かれたこの数字、今にも消えそうだし消して
しまった方が綺麗だと思うのですが、これもまた“当時の記憶”だと思うと、
なかなか消せないのがアンティーク好きの悲しいサガなんですよね~。
今ならマジックで書くのにな~、、と思って油性インクペンの発売年を見てみると
1950年代というから、、これもまた有る意味納得の結果だったりする訳で。(笑)



この小さなフィルムキャニスター
昨日同様本来の目的としても使えますし、シンプルなフォルムはピルケース
アクセサリー入れとして、バッグの中に忍ばせても素敵ですよね。
そんな私の普段使いは、ミントタブレット入れ。大きなキャップは受け皿代わりに
なるので、掌いらずで友人にもおすそ分け可能。
アルミ缶の中から聞こえてくるタブレットのカシャカシャという音も、
なんとなくレトロな音に聞こえてしまう私は・・・・ご存知の通り重症です。(笑)

明日はコダック以外のフィルムキャニスターをご紹介予定です。

+++

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8 コメント

コメント日が  古い順  |   新しい順
 (トンぷそん。)
2006-09-08 08:12:49
昨日のモノといい、良いですねー。

私もこっち派です。

カラフルなものも大好きだけれど、やっぱこっち!

現在の何てことないプラスチックのフィルムケース。いろいろと合理的なんでしょうが、なんだか味気ないですね。

このフィルム缶が当たり前だった時代に、後にこんな風に大切に扱ってもらえるようになるなんて、きっと想像もされなかっただろうけれど…。

その、飾りモノではない ちゃんと使われていた感が好きです。

ミントタブレットのカシャカシャする音?が聴こえてきそうです。
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大人使い (ひまわり)
2006-09-08 10:39:25
昨日もびっくりでしたが、まだまだ序の口だったのですね。今日は大人の世界です。なぜ、この白いアルミ一色でこんなに美しい世界を出せるんでしょう!

ちょっと、コレは手に取らせてくださいね。感触を試したいです。
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Unknown (ライラ)
2006-09-08 22:04:24
学生の頃写真館でバイトしてたんですけど

あのプラスチックのケースってじゃんじゃんたまるので

捨てておりました。たぶん、これなら持って帰って

たでしょう。(でも、これが使われてた時代のひともすてていたんでしょうね。もったいない、、、)

今日雑貨屋で雰囲気のあるアルミケースみつけたんですが

リサイクルアルミってこのコダックの文字のように

浮き出て書かれていました

なんとなくわざとらしい感じがして買えませんでした

(あはは)
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トンぷそん。さま> (J@管理人)
2006-09-09 12:43:44
音、、聞こえてきそうでしたか??(嬉)

昔からあるむき出しのアルミの方がいいだなんて、、自分が幼いときのことを考えるとなんだか不思議ですが、私もやっぱりそのほうがすきなんですよね~。

中味が見えるということは、とっても便利だし素晴らしいことだけど、、時には見えないほうがいいこともありますよね。(笑)古いものって、、そんなことまで考えさせちゃうから不思議です~。
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ひまわりさま> (J@管理人)
2006-09-09 12:46:03
ひまわりさんにとって、このフィルム缶たちは大人くんたちなんですね~。シンプルで上品!・・・私自身もそんな人間になりたいです~。(むりむり>笑)

>感触

了解です!
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ライラさま> (J@管理人)
2006-09-09 12:49:35
コレクター魂をもつアメリカ人は、、ライラさんがじゃんじゃん捨てていたプラスチックのケースでさえも大量に集め、、フリマでうっていたりするから、、愉快であります。

ま、確かに再利用の方法はいろいろありますものね。(笑)

>リサイクル

なるほど~~~。そんなものがあるんですね~。それって、ジュース缶とかの再利用なんですかね~~。私としては、その生産国に興味深々です。(笑)
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使い道いろいろ (alowa)
2006-09-09 20:21:19
ミントタブレット入れって

いいですね!



私は白いtictacをたまたま

たくさんもっているんですけど

jさんみたくおしゃれに

バックにしのばせてみたくなりました。



アルミの世界も奥深いですね…
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alowaさま> (J@管理人)
2006-09-10 11:50:21
alowaさんは、白なんですね~。私はライム民と味のtictacが好きなんですが、一気に食べてしまうほどクセになってしまったので、今は謹慎中なんです。(笑)

なので今回は、、撮影用にジェダイグリーンを意識して使ってみました。

そのままのケースもいかにもアメリカらしくてすきなんですが、、アルミ使いたさについつい入れ替えております。(笑)
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