ニューヨークとアンティーク

アメリカンアンティークを勉強するブログ
ビンテージアイテムから知るNYスタイル・歴史・フリマ点景

アンティークな脱水機

2006-01-24 09:03:36 | ウッドワークアイテム
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さて今日はちょっと大きなアンティーク。
日本に持って帰るとなるとかなりの重量ですが、
その存在感はかなり強力なオーラを持つ・・・写真の代物。
みなさん、何だかおわかりになりますでしょうか。

・・・ってタイトルにあるとおり、昔の脱水機なんです。
英語名は『Hand Washer Wringer』、いわゆる絞り機

一応値札はついているのですが、売れなくてもいいアイテム。
ね、ちゃんとインテリアしてくれていますよね。(笑)



この絞り機は『Hoere Shoe Brand』というこれまた老舗メーカーの品。
これにも当然PAT-PEND(特許)のナンバーがあり、製造年は1924年

ということで、実際はまだアンティークに達していませんが、
メーカーそのものは19世紀後半から存在するので、
ほぼ同じデザインの1880年代製を見かけることも時折あります。



本体には『Good Housekeeping Insttute』のマークも。
これは以前シリアルスクープをご紹介したときにあったものと同じですので、
気になる方は是非過去の記事をご覧くださいね。(→コチラ

使い方は簡単。
左にあるハンドルを回すと、鉄製の歯車が回り、
真ん中の2本の白いローラーからプレスされて洗濯物がでてくるというシステム。
分厚い衣類もプレスできるように、
最上部のネジでローラーの幅を調整することが出来ます。



そして、上の写真は以前アンティークショップで見かけたもの。
ちょっと写真では解りづらいのですが、
プレス部分の前後下部に、ガラスのテーブルがついていて、
大きな洗濯物が床につかないようになっています。
これなら長いシーツも安心ですよね。
ちなみにこの大きなタイプの絞り機はアンティークショーでは300ドル以上。
小さいものはフリマや郊外なら100ドル以下で見つけることができるかと思います。

こまごまとしたアンティーク土産も楽しい♪のですが、
こんなどーんとしたアンティークもたまには如何でしょうか!?(笑)
((でも重いですよねー(涙))


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2 コメント

コメント日が  古い順  |   新しい順
なんだかわからないけど素敵! (ひまわり)
2006-01-24 10:44:42
脱水機、小さい頃の記憶に少し残っています、ローラーの絞り機。洗濯機の横についていましたよ、確か・・・。あ~、年代がばれる。

これは何かわからなくても、こんな風に暖炉の前においてあるだけで絵になりますね。ウチではだめだけど。昔のマークこれついているだけで価値がありますね。何でこんなにかっこいいのでしょう!
ひまわりさま> (J@管理人)
2006-01-25 09:36:24
わ、カッコイイとおもってくださります!

嬉しいです!!

ほんと、古くて、錆びもあって、重たくて・・と一見??なしろものなんですが、

ほんとずっしりとした存在感は結構たまりません。(笑)

洗濯機の横に絞り機・・わ、それも今のこっていたら、いい値が付きそうですよね。

インテリア・・と思っていても、思わず試して絞りたくなってしまうから不思議です。(笑)