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ばあちゃんキモノ・マインド

迷える(元)仕立て屋の手探りな日々…

走り出したら…

2008-02-24 23:18:53 | 観劇
何か答えが出るだろう、なんて当てにしているドライバーが多いのかどうなのか。

「今、○○って標識が見えたんだけど、ここからどうやって行ったらいいの?」
という問い合わせ電話、結構多いです。
一度言ってみたい。
「それ、どこ?」

私は車の運転をしないので、よく分からないんですが、
「とりあえず行ってみよう。分からなくなったら電話して道聞けばいいや」
という感覚は、普通ですか?

この手の電話がかかるたびに、市街地図をばさーっと広げ、冷や汗かきつつ
「△△交差点を右折していただいて…」などと道案内をするのです。
「△△?さっき通り過ぎちゃった。えっ?どうしたらいいの?」
カッコンカッコン(ウィンカーの音?)なんて状況になると、
「永遠にさまよってろ」と言いたくなります。

こういうキャパシティーの小さい、方向音痴の事務員も世の中には存在する
っちゅうことを忘れず、ドライバーの皆様には「自分の身は自分で守ろう」と
いう気概を胸に、葬儀会館目指して出発して頂きたいものでございます。

そんなこんなで「シワも増えるわそりゃ」な日々、例の「顔筋マッサージ」
行ってきました。
買っちゃいましたがな。
マッサージクリームとふき取り化粧水。
お姉さんが施してくれたマッサージは3分ほどで、覚えれば自分でも
再現できそうでした。
そして、確かに顎のラインがすっきりした…ように見えたんですわ。
どうですかねぇ。
既に、「参考書を揃えただけで、試験準備完了した気分」状態に
なってる気もしますが…。

ストレスを言い訳に散財した後、蜷川幸雄の「リア王」観てまいりました。
あー…なんか…すごい…んでしょうねぇ。
上手い…んでしょうねぇ。
一応原作は読んでいったのですが、「そこの会話、もう飛ばしていいから。
さっさと話進めて」なんて思ってしまった私の芸術鑑賞能力は、
相当やばいことになっているようです。
ネットでざくっと検索しても、
「わっかんねえよう」というような、ほんとに頭悪げな感想は出てこないしさ。

あの松の屏風絵みたいな背景と、「いょーっ、ぽんっ」という効果音にイラつき、
嵐の中で石の降ってくる演出を「隕石落下…?原作にそういう天変地異も
あったっけかな」などと、誤解も満載。

…本格舞台演劇を味わうには、まだまだ修行が足りません。