隣に住む おんつぁん(義兄=実姉の旦那)は松川町水原に雑木の山を持っている。
山には蜂屋柿と栗の木が数本あるが、毎年熊に食べられて、自分は残りっカスだけ収穫してくる。
街中に熊出没のニュースが続くこの秋、何故かおんつぁんの山には被害無し。
おんつぁん家のベランダには干し柿がズラリ。栗ご飯は何度も食べさせてもらえた。
「熊は街サ出て、旨いモノの味おぼえっちまったのが? 老齢で木サ登らんにぐなったのが?」
おんつぁんは、ほた木数本に椎茸菌を埋め込んで山で椎茸栽培もやっていた。今年はキノコが大豊作と言われていたが、おんつぁんの椎茸も大大豊作なのだそうだ。
「庭サ植えたのは皆食ってもらっていいがらはー」おんつぁんほた木を自宅の庭にも移しておいたが、こちらも豊作になって食べ切れないので俺に全面開放してくれたのだ。おら、山に行かずとも隣の庭で山の幸を収穫出来て庭の幸・・・
畠迷惑Rogerでした。
菌食は金?(息子)にも良いのです。