畠迷惑なBlog

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芥川賞を読む

2024年08月14日 18時20分47秒 | 日記

熱中症にならぬよう不要な外出を控えるようにと、お上のお達し、

そこで「文藝春秋」9月号:1,580円で芥川賞二作品を読む。

  

 

今回は二作品とも面白かった。

一作品目:『サンショウウオの四十九日』 朝比奈 秋 著

 

 

例によって、小説のタイトルとはなしの筋はほぼ関係ない。

ベトちゃんドクちゃん(結合双生児)に対し、

 この小説の主人公は一人なのに脳みそが二つ

 それぞれ「瞬」と「杏」二人分の人格がある奇想天外なストーリー

 

 

二作品目:『バリ山行』 松永K三蔵 著

 

 

バリとは、バリエーションのことで六甲山系の山々に登る際

登山ルートを、わざと外して登山することだそうです。

 

この主人公は、大手ゼネコンの下請け会社員。

登山しながら下請け会社の悲哀がいろいろ語られる。

 

俺サマ、農協の「施設建築課」でカントリーエレベーター建設に

関わったので、身につまされる(恨まれてっぺなあ)

この悲哀の会社員、俺サマと同じ名前/はたさん/波多さん なんですなあ。

 

畠迷惑Roger

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