サンゴ樹 2010年08月08日 | 樹の花 隣の市のシンボル花木にも指定されていて、成長が早く新しい公園や街路樹に風よけや防火の効果があってたくさん植えられた時期があった。 六月頃白い花が咲いていたときには気にもとめていなかったが、燃える色に変身したサンゴ樹におもわず振り返ってしまった。 この実を見れば名付けられた訳が納得出来そうです。 生産農家の嘆き節を聞いたことがある。 10年先を見込んで苗を育成したのに、設計者の好み、発注者の思惑、住民の意見(落ち葉や日当たり、虫の発生等)で樹木が替ってしまい、売れ残ってしまうと。 家に一本植えたが、電線に届くほど伸びてしまい、途中で切りつめたり 落ち葉の掃除で、今では手を焼いている始末です。
数珠玉 2010年08月05日 | イネ科 水辺が大好きなので用水路傍に咲く花が数珠玉だと、 実が稔れば、ハト麦にそっくりさんですが区別がつくと思います。 川の護岸が整備され脇のサイクリング道路でもめったにお目にかかれなく、生育しづらくなっているようです。 実に糸を通して首飾りにやお手玉にしたりして遊び、指先を鍛えていたのかもしれません。今の子供たちはクーラーの効いた部屋で上下左右の動きだけで澄んでしまいます。斜めの動きや考えが鍛練されなくていいのかと不安になります。
キツネノボタン 2010年08月03日 | 田んぼ トウモロコシがタヌキに食われてしまったと最近でも被害の話を聞くが、 キツネはどうだろう。見た人より騙されたと思っている人の方が多そうに。 迷子、方向音痴になった時はキツネのせいだと思ったりしたことがあった。 植物になるとタヌキよりもキツネの冠のついた植物に馴染みがある。 隣の耕作していない田んぼでキツネノボタンを見つけた。 充分あるのに輸入したり、作るより買った方が安いお米。 キツネに騙されているのかもしれないと、思ったりしてしまう。
曼陀羅華 2010年08月01日 | ナス科 先生の畑に突然と咲きだした。 どこから種が飛んできたのだろうか。 危険な植物が畑に紛れこんできてしまう。 昼間花はしぼんでしまい、新しい蕾が咲く準備を始めている。 夕方から暗い間に咲いているようです。 江戸時代に華岡青州が妻の手術の麻酔薬として使ったことで有名な曼陀羅華。薬用植物として栽培されたが、毒性も著しく強く、花を花オクラと間違えて意識不明になった人や、根や種にも呼吸停止等を起こす成分を含んでいるようです。