カラスの目

物質世界や電脳世界からキラキラしてるモノを無節操に拾い集めて並べとくそんな場所。

トゲトゲで見る。

2010-02-09 06:13:13 | 科学

ウニはトゲで“見る”【ナショナルジオグラフィック/Yahoo!ニュース】

 >ウニの視覚に関する新たな研究で、ウニはトゲに覆われた体全体が1つの眼のような働きをすることが確認された。近い種であるヒトデと同様、ウニには眼の機能を持つ器官はない。球状の無脊椎動物であるウニは、トゲに当たる光を感知し、その光の強度を比較して周囲の状況を知るという。
 ウニの視覚的能力を調査するために、デューク大学のソンク・ヨンセン氏らは、野生のアメリカムラサキウニ(学名:Strongylocentrotus purpuratus)20匹を捕獲し、2種類の黒い円盤に対する反応を試験した。
 明るい照明が当たる海水のみの水槽にウニを1匹ずつ入れ、まず6センチ幅の円盤1枚、次に10センチ幅の円盤1枚をウニから50センチ離して置いた。
 「ウニはまったく扱いにくかった。中には高速道路で車のヘッドライトに照らされても微動だにしないシカのようにまったく動こうとしないものもいて、まるでシカがトゲトゲのボールになったみたいだった。だがウニにとっては、SFドラマに出てきそうな周囲が壁だけのやたら明るい部屋に閉じ込められたような状況なのかもしれない」とヨンセン氏は説明している。
 実験の結果、小さい方の円盤を気に留めるウニはまったくなかった。しかし大きい方の円盤に対しては反応が2つに分かれ、逃げるように遠ざかるウニもいれば近寄ってくるウニもいた。
 なぜ大きい方の円盤に対して異なる反応をしたのかは分からないが、おそらく天敵か餌物どちらの影なのか判断が分かれたためと推測される。いずれにしてもアメリカムラサキウニなどトゲの密度の濃いウニの“視界”にも限界があることを示す行動だという。ほかの種で実験を進めていけば、ウニの“視力”におけるトゲの密度の役割を解明できる可能性もあるという。
 実際には眼を持たないウニだが、その視覚的能力はオウムガイやカブトガニなど眼を持つ海生の無脊柱動物に近いことも、今回の実験の結果から示唆されている。

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 コレは面白いです。特に最後の一文。
 ええっと、トゲトゲの一本一本が一画素分の情報を獲得する。んで身体全体で周囲の風景がドットの荒いモノクロ画面で認識される。て理解でオッケ?


2時間耐久。

2010-02-05 18:36:20 | ニウス
ナ“イス”な走りで商店街活性化 京田辺で3月、いすに座ってレース【京都新聞/yahoo!ニュース】

 >キャスター付きのいすを使った2時間耐久レースが、京都府京田辺市河原のキララ商店街一帯で3月28日、開かれる。商店街の活性化につなげようと若手店主らが考案した。駅前のメーンストリートやコロッケ屋さんの前を疾走し、周回数を競う。
 ■キャスター付きで2時間耐久、参加募る
 キララ商店街の若手店主でつくるグループ「EVO&revo」が主催。空き店舗の増加や不景気など商店街を取り巻く沈滞ムードを吹き飛ばそうと、初めて企画した。
 コースは、近鉄新田辺駅東口前の駅前通りから商店街を1周する約300メートル。当日は一帯の道路を通行止めにし、選手交代用のピットも一角に設ける。
 ルールは、キャスター付きのいすに座ったまま足で地面をけって、2時間走り続ける。1チーム3人の交代制。各チームで市販のいすを用意し、装飾は自由に行える。ヘルメットなどの安全具は着用。上位3チームには、地元の特産品を贈る。
 レースは午後1時開始。参加は高校生以上で、先着25チーム。参加費は1チーム3000円。申し込みはホームページ(http://www.kiraramall.jp/)からダウンロードした用紙に必要事項を記入し、商店街事務局=電話兼ファクス0774(63)5267=へ送る。受け付けは2月10日午前10時から。
 実行委員長の森武紀明さん(37)は「商店街活性化のためには待っていても仕方がない。イベントを通じて元気を発信していきたい」と意気込んでいる。


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 ははは。こう云うおバカ企画は好きです。
 でも何が耐久か?て云うとコレは椅子だよね。途中で壊れそう。アトお尻。

 自分で書いた文章でアレですが僕は個人的にコレを思い出したのでした。