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社会学史2

2006年11月20日 | 社会学史
社会学史2も、
参考文献はウェーバーの『職業としての政治』を選びました。
手抜きをしたわけではないんですが・・。

たしか1の方の課題は
「テキストに載っているたくさんの社会学者の中から一人を選び、
その学者に関する著書を読んで・・」という感じでした。

2の方は「人間ウェーバー」というのがテキストになっていて
「ウェーバーの著作の中から1つを選んで・・」
となっていたんですね。

それでたまたま両方とも同じ学者、同じ文献を選んでしまったわけです。

2の方では『職業としての政治』の中にある「労働組合」を
テーマとして取り上げました。

私は某労組の役員をやっていたもので、
現代の労組の形態、問題点などを
日常的に把握していましたが、
ウェーバーの本を読んでびっくりしたんです。

「ホント、現代の労組のこと、そのままが書いてある!!
って感じで。

だからウェーバーの文章と、現代の労組を
結びつけて論じました。
民主主義、官僚的組織、形骸化などなど・・。

評価は良かったです

自分の専門がレポの課題にできるのは
ラッキーでしたね。

でもそういう場合、自分の感覚だけで仕上げるのではなく
あくまでも原著を忠実に読んで、
丁寧に現代の事実と照らし合わせていくことが、
求められますね!

社会学史1

2006年11月19日 | 社会学史
社会学史1、私はウェーバーの『職業としての政治』を選びました。

政治家と倫理、というテーマについて書いたのですが、
具体的な事例に言及する部分では
石原都知事をとりあげました。

ウェーバーは
「政治は倫理ではない、場合によっては倫理に反する行いもある」
という学説なんですね(単純に言うと)

しかし「政治家自身が倫理を忘れていい」ということは
言ってないんですよね。

石原都知事、政治的手腕は認めますが、
外国人や障害者に対する差別発言などが目立ちます。
政治家として以前に、一人の人間として
最低限のルールを遵守する必要があるのではないでしょうか。

という自説をウェーバーの思想にそって書きました。
評価は良かったです

具体的な事例を出したこと、自説を明確に示したこと、
テキスト、参考文献を読み込んで、
それを踏まえた上でレポを書いたことが
良かったのではないかと思っています。

あーやっと自信の持てるレポの話が書けました。
今までの記事を見ると、いつもギリギリで合格のもの
ばかりでしたからね・・・。
一応、社会学は私の専門なので(社会学系で卒論を書いた)
ちょっとは自信があります