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シェイクスピア研究

2007年03月20日 | シェイクスピア研究
この科目、私はレポ1回(C)、試験2回(D、A)で受かりました。

レポは、私のときの課題は
「マクベスに関し、自分で1つのテーマを設け
1000字以内で論評しなさい」
というものでした。

私は「マクベス夫人の役割について」というテーマにし、論評しました。

評価はCでしたが、けっこうほめてくれていました。
「引用が的確」「最後の3行が良い」などなど。

現在は4000字で書くことになっているのかな?
なぜ昔は1000字だったのかはワカリマセンが、
何字書いてあっても、「言いたいことが的確に書かれているかどうか」が
評価の基準なんだと思います。
だから4000も1000も先生にとっては同じなんでしょうね。

シェイクスピアって有名すぎるし、多くの人が論評してきているので、
作品の評価もほぼ固まっているんだと思います。

だから、論評のテーマそのものを主体的でオリジナルに
自分で決められるかどうかも、学生としての力量なんでしょうね。

私は、批評本、参考文献などは全く使いませんでした。
参考文献としてあげたのは『マクベス』の文庫本だけです。
そして自分で読んだ感想、人間の深層心理のみを論評しました。
(マクベスと夫人は似たもの同士、相互依存し、破滅に向かったとか・・)

他の文学の科目だと「作家の思想」「時代の潮流」などが
大切になってきますが、1000字ではそれらは書けませんでしたし。

今4000字になっているとしたら、思想、潮流も書かないといけないかもしれませんね。

文学のレポって、自分のオリジナルな感想も書いたほうがいいと思いますが、
あまり自己流に逸脱してもいけないと思います。

そのさじ加減がねぇ、難しいですよねー。
沢山の文学作品を読んで、レポをいっぱい書いて、
修行を重ねるしか方法はないですね!