ハーベスト・タイム『収穫の時』

毎月発行の月刊紙『収穫のとき』掲載の聖書のお話など。

◆6月号◆愛の随想録(18) 嘘をつく子どもたち

2008-06-03 | 愛の随想録
 イソップ童話の中にある「狼少年」をご存知でしょうか。原題は「羊飼いと狼」で、イソップ童話の中で最も有名な話の一つです。羊飼いの少年が、退屈しのぎに「狼が来た」と叫び、助けに出てきた村人たちを笑うという話です。同じ嘘を繰り返しているうちに、村人たちはこの少年を信じなくなり、ついに悲劇的な結末がやって来ます。ある日、本当に狼の群れが現れたのですが、必死に叫ぶ少年の声を真に受ける人は誰もいませんでした。その日、少年は狼に食われて死んでしまいます(羊が食われたとするエンディングもあります)。この「狼少年」の話を使って「子どもと嘘の関係」を調査した結果が、報告されています(『ニューヨーク』という週間雑誌で紹介)。 . . . 本文を読む