異業種勉強会の主宰の小杉さんのXでのつぶやき。僕自身13年間の勉強会でこの飲食・小売それぞれの大変さを知れたことが自分にとってめちゃめちゃ大きかった。そして塾では感じたことのない天候が商売を直撃することも知った。
僕自身、塾の集客に対して真っ直ぐ向き合えるのは、ぶっちゃけブーブー言うほど大変な業界じゃないから(笑)。飲食・小売の方が大変だと思う。
でも勉強会で「塾業界は楽でいいね」と言われたことは1度もない。むしろ「決まった時期に顧客がごっそりいなくなるのが怖すぎるよ!」と、言われて、当たり前すぎて考えたことがなかったので驚いた。
そしてだからこそ、他の業界よりも塾業界の意識や仕組みの精度が高い部分も自覚出来た。
異業種勉強会の良いところは、おっそれいいじゃんって思ってもパクれないとこ(笑)。和菓子屋さんや靴屋さんの成功事例を塾にそのまま持ってはこれない。
なぜか。
業界が違うから?
まぁそうだね。
業界が違うから具体事例をパクるという発想にならない。
まず同じ業界でも具体→具体は上手くいかない。
そもそも組織土壌や理念・文化といった文脈(コンテキスト)が違うのに成功事例だけ自分のとこに持ってきて上手くいくはずがない。
でも同業だとそれが意識から抜けてしまう。だから教材会社の営業さん行く塾行く塾で「最近成功してる塾は何やってるの?」と聞かれる。
聞いてどうするんだろ(苦笑)?
異業種勉強会は、常に思考が具体⇔抽象をいったりきたりする。それをしないと質問も出来なけりゃ、意見をぶつけることも出来ない。
だから帰りの電車で感じる脳の疲れかたが普通じゃない。
具体⇔抽象の往復を十数年やっていて良かったのは社会人の卒塾生の仕事の話に向き合える。これはデカイ。
業種業態が違う卒塾生と飲む。やっぱり仕事の話しになる。話聞きながら抽象化してる(っぽい、無意識)、で、質問する。
聞かれた本人は具体事例の質問じゃないから考える(ここで抽象⇔具体をしてるっぽい)。何度となく繰り返される。これがどうも面白いらしい。
また飲みましょう!誘われる回数増える・・・嬉しい💕