HARUSYO'S WORLD 二宮春将の世界

VARIOUS FIELDS OF NOVEL あらゆるジャンルの小説を書きます。

二宮春将小説:純情派高校生友樹の日々第7回

2012-02-18 08:29:54 | 日記

由香里は激しい力で友樹にむしゃぶりつき、まるで蛇が巻きつくように絡み付いてくる。

友樹はこの重苦しい雰囲気を和らげようと、

「アイタタ、アイタタ、アイタタ」

 とギャグもどきの言葉を由香里に発すると、友樹の予測とは裏腹にこの言葉は焚き火にガソリンを注ぐように由香里の心に火をつけたのだった。

「好きよ友樹」

 この言葉と共に由香里は一層の力を込めて友樹にむしゃぶりついてきた。

その迫力に友樹はなすすべもない。

「由香里がかわいい」

 苦し紛れにこう言った。

由香里はますます力をこめて由香里にむしゃぶりついてくる。


二宮春将小説:純情派高校生友樹の日々第6回

2012-02-16 13:36:05 | 日記

友樹は由香里を抱きしめながら、

「由香里は可愛いい」

 と言うと由香里は、

「うれしいよう」

 と言葉を返した。

友樹が優しく由香里の髪の毛を撫でると由香里は火がついたように興奮して激しく友樹の口を吸ったのだった。

そしてその情熱は収まることなく続いたのである。

「いつまで続くのだろう」

 友樹は恐ろしくなった。

そしてそれが終わった後、今度由香里は友樹の首筋に激しいキスをした。

 


二宮春将小説:純情派高校生友樹の日々第5回

2012-02-15 03:08:40 | 日記

 友樹は覚悟を決めた。

「今日由香里が家に来たらまずキスをしよう」

 こう決意したのである。

友樹の勘は当たった。学校で、

「友樹君今日は一緒に勉強しよう」

 と由香里が言ってきたのである。

「いよいよそのときが来た」

 友樹はこう自分自身に言い聞かせた。

「頑張れよ友樹」

 もう一度念を押した。

家に由香里が来た時、

「由香里ちゃん、今日をぼく達の特別な日にしよう」

 と言うと由香里は、

「うん・・・・・・・」

と言ってそれ以上何も言わなかった。

友樹はそっと由香里を抱きしめキスをしたのである。