花がいっぱい。

どんな花も無心に
咲いているから素敵なんだって。
無心になんかなれないよ。
どれもこれも気になっちゃってるんです

八月納涼歌舞伎 三部

2014年08月06日 | 歌舞伎
ブログ遅滞で反省し?
昨日みてきた歌舞伎座 八月納涼歌舞伎 三部
仕事を終えて出かけて間に合う第三部。6時15分開演
6時に歌舞伎座到着してすんなり入場できるのかと思いきや、
歌舞伎座前は、第二部を見終えた人がようやく退場、そして第三部入場待ちの人でごった返してる。
初日故仕方ない。と思いながら、現在での上演予定時間をみると
第二部終了2時50分ってなってる。
それでは入れ替えキツいわ。劇場大きいし、買い物もあるだろうし、
トイレも行きたいだろうし。
どうせなら第三部6時半開始にすればよかったのにと思うもののそうなると終演が9時半すぎてしまうのね。
昨今の芝居事情なら7時始まりで10時近くの上演もかなりありますけど、
年配に9時半終演での帰宅は大変か。

って思う程に、意外と客席の平均年令が高そうなことにびっくり。
今回3部は「怪談乳房榎」が訪米歌舞伎凱旋記念ってうってますので
若い中村屋ファンが多いのかな?と勝手に思っておりましたが
そうじゃないのね。
十八世中村勘三郎らの中村屋ファンが息子を見に来てるってかんじかな。っと。

舞台のほうは、やっぱり若さで見せてるなとかんじる今回の勘九郎の「怪談乳房榎」
スピディーさや明るさが、先に立ち、
落語の圓朝の怪談話というポイントは後回しになってるかな。

お父さんもそうだったかなあ?もうちょっと芝居として、笑わせたりあっと驚く場面もあるのはあったけど、お化け、陰湿さをかんじたよな。でも
と記憶が鮮明でないところがなんとも申し訳ない。

舞台が終って帰りがけ「たのしかったね」って声を耳にしたからまあ、いいか。
ただ凱旋ってことで、名題下さん?途中で英語やスマホを利用しての解説は
もうすこし工夫がほしい。
3階席じゃ聞き取れない英語、米語?だったりなにかスマホいじってるみたいだけど
なにしてるのか、花道手前過ぎて見えないし、

日本で海外からきている伝統公演そこまで解説してるかねえ。って
サービスするのはいいけどし過ぎは作品軽くなる。
って思わず。

と初日故、演じている皆さんは、後半に向けもっと味が出てくるのだろうと期待。

その軽さを感じた「怪談乳房榎」よりも3部は、流石「三津五郎」を
「勢獅子」で見せていただきました。
富十郎亡き今やっぱり踊りは三津五郎さん!!って
一緒に踊る橋之助も駄目じゃないけどどうしても目が三津五郎の鳶頭に眼がいってしまう。
3階故ことさらオペラグラスを向ける先が三津五郎に。

「勢獅子」というものの「勢い」じゃない「美しい流れのある心地よさ」を感じました。
そして「獅子」を踊る若い鳶頭の勘九郎 巳之助。こちらやはり勘九郎が、お尻かなんて思いながら巳之助も今後楽しみだな。と
そのほかも誰が出てくるのかな?若い歌舞伎俳優さんへの期待を向けたい「勢獅子」舞台でした。

のこり1部2部はまた後日見に行きます


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