PIPPIN

天王洲　銀河劇場

脚本 ロジャー・O・ハーソン
音楽・作詞 スティーヴン・シュワルツ
翻訳・訳詞 小田島恒志
演出・振付 上島雪夫

出演
Kimeru 大澄賢也
宮本真希 北村岳子　ジェームス小野田
宮下雄也（RUN＆GUN） 中河内雅貴
佐々木誠　岩崎大輔　廻修平
紀元由有　小嶋亜衣　松本なお　皆川まゆむ　
坂口湧久
中尾ミエ

昨年の人気で再演がきまったようで主役　PIPPIN　のKimeru/相葉弘樹が、ダブルキャストは、代わりのないものの、そのほかほとんどキャストが一新。
ストーリーは好きだけれどどうしようかな。と思っていた舞台。
チケットご招待券が当たった。
それで今回の観劇となった。
そして前回相葉弘樹のピピンとは違うKimeruピピンの回を見た。

前回の若～い女の子ファン比べると、今回のほうがちょっと高め？
さらには・・もらったチケットのご近所は年齢高め～。
前回の立見席が出ていたことからすると、今回の客席は
初演は来たものの再演は・・って感じなのか？

さて、舞台。今回もやっぱりダンスがいい。この作品が、ボブ・フォッシーの作品ってこともあって、上島雪夫さん演出・振付 ゆえだろうけど。
その舞台で、かなりあやしい雰囲気の進行役　大澄賢也大活躍！！
やっぱり綺麗なダンスを見せてくれる人だ・・と。
でも、ダンスはいいけど進行役ということでは、前回のパパイヤ鈴木のほうが見やすかったかも。
聞くところによると演出の上島雪夫と大澄賢也は以前同じステージでおどっていたとか（？）その関係で今回進行役になったとか・・
そう聞いて・・思わず 北村岳子さんとは劇団四季あたりで一緒だった？なんて。
まったくいい加減。彼女は、PIPPNの継母役。この色気のある悪女役がすごい似合う。思わずさすが。

さて話が出演者のことになったが、この作品のストーリー、世の中ドラマチックな刺激的なことがそうあるわけではない、日々は平凡。その中に幸せや喜びがある・・とモーリス・メーテルリンクの「青い鳥」にちょっと似ているようなPIPPIN。
PIPPINのKimeru。高音は音が取れてないけどそれ以外は聞きやすいし、頼りないさもこの辺りなら、まあいいっか。

招待券ということもあり、ちょと点数甘め？
お金払ってだったら・・・・。

でもやはり招待券で来ていたらしいお隣さん。
ミュージカル「テニスの王子様」のファンだそうな。
「いいですよ。「テニスの王子様」」と勧められたものの、
たぶん・・肌が合わなさそう。