花がいっぱい。

どんな花も無心に
咲いているから素敵なんだって。
無心になんかなれないよ。
どれもこれも気になっちゃってるんです

クラシック・バレエ ハイライツ

2014年01月27日 | バレエ/ダンス
日曜日26日は、国立に歌舞伎を見に行っておりましたが、
23日木曜日 この日は、
厚木に「新国立劇場バレエ団 クラシック・バレエ ハイライツ」を見に行っておりました。
新国立劇場バレエ団のバレエを新国立劇場以外で見るのは初めてです。
平日ということもあるのでしょうか?
いやそれ以上にバレエということ故なのでしょうか?
会場となった厚木市文化会館の客席後方やサイドには空席がけっこうありましたねえ。

そして
『パ・ド・カトル』
『アリアのための序曲』
『ドン・キホーテ』第3幕よりグラン・パ・ド・ドゥ
『白鳥の湖』より第2幕
という作品が、今回の演目になっておりました。

『アリアのための序曲』をのぞいては、バレエの好きな方、バレエを習っている方ならきっと
なじみのある作品ってことになるのでしょうか?
『アリアのための序曲』は、新国立バレエ団の貝川鐵夫さんが、2年前に振り付け発表された作品(?)で、男性3名のコンテンポにも近いダンスでしたが、
あとは、まさに一般的イメージのバレエ作品。

初めてみた『パ・ド・カトル』Wikipediaによると
1845年に初演されたバレエ作品である。ってことで
「幕が開くと、シャロン(A. E. Chalon)による初演時のリトグラフと同じポーズを取った4人のバレリーナ(彼女たちの衣装や髪型もリトグラフと同じである)が、活人画のように静止している。
やがて彼女たちは踊り始める。4人の役名は、1845年初演当時のバレリーナ名に因んでいて、それぞれのイメージを想起させるヴァリアシオンが振付けられている。
全員で踊るコーダが終わると、彼女たちはまた仲良くもとのポーズに戻って幕が下りる。」
ってありましたが、まさにそう。

『ドン・キホーテ』第3幕よりグラン・パ・ド・ドゥ
これは登場人物2名キトリとバジルの見せ場ってところですよね。
華やかで明るい!!という場面

『白鳥の湖』より第2幕
白鳥の湖と言えば、チャイコフスキーによって作曲されたバレエ音楽であり、バレエをしらなくってもなんとなく「4羽の白鳥たちの踊り」で4人のダンサーが手をつないで踊る場面を想像するところですよね。

改めて、これを見て、たぶん、バレエなんて全く見てなかった私が、バレエに興味をもつか?
って思うと多分 NO!! だったよなあ。
でも、どうも日本じゃバレエは、クラシック/古典ありきなんだろうなあ。

来期、新国立劇場バレエ団の2014/2015シーズン・バレエ公演ラインアップみると
思うにその古典が多くなってる!!
来期から芸術監督が、デヴィッド・ビントレーさんから大原永子さんに変わる。
日本人による日本向きの(?)無難な?作品選択にならざるえないのかなあ?ってね。
そんなことも厚木での公演を見ながら思ったのですが、

『パ・ド・カトル』はかわいいですね。
今回小野絢子さんが、体調を崩され予定されて出演できず、ちょいっとがっかりモードだったのですが
配役変更での本島美和さん。厚木以外では本島美和さんが、その役で踊られることもあり、美しい!!
流石!!なんでしょう。素敵なオーラ発揮!!
一方長田佳世さん、笑顔が素敵でかわいらしさが一番。
どの方も綺麗でしたが、お二人が印象にのこりました。
が、これが最初のバレエ鑑賞だったら、バレエに興味もたないな。そう思った作品でした。

そのあとの 『アリアのための序曲』
これはクラシック・バレエと銘打ってるところに入れていいのか?
って作品ですが、こちらのほうが私好み。
音楽が流れ、3人の男性が踊りますが、終盤は音楽がなくなります。
コンテンポに近い作品でした。
新国立の他のバレエ団との違いはここ!っていうものではないのかもですが、
これが好きなんだななんて思った私です。


『ドン・キホーテ』これは本公演で、なにせよかったコンビ米沢唯さんと福岡雄大さん。
福岡雄大さんって王子様よりこういうなんだろ、庶民で元気な(?)エネルギッシュな役すきだなあ。って本公演で思たのですよ。
そして米沢唯さんはほんとうにテクニシャン!!ピタっ!!ってきまるんですよ。
技の宝庫!!ってかんじで。彼女も悲恋な役でなく、ポジティブな役が似合うって思ってしまう私のでした。

『白鳥の湖』
これは主役や準主役はもちろんですが、ぜったい新国立のみせどころ?
群舞 コールドバレエが、とにかく揃っていて美しい。
ミュージカルコーラスラインじゃないけど、目立つのでなくみんなが揃ってこそ見せる美しさ。
バレエ発表会あたりでは、だれもが一生懸命でその良さはあるけど、そこがプロになると!という感じの美しさ(?)
満足しました。

でこの日厚木から帰るに当たって小田急線。
あきれたことに迷惑行為(?)の末、走ってる電車の窓から飛び降りた人がいて
電車が、止まってしまいました。

窓から飛び降りるなんて、今、映画やTV番組にありそうだけど、普通そんな行為にでるかあ??
あげく小田急全線とめることになるという迷惑行為!!
公演みてからでよかったけど、見る前だったら、払い戻し(チケット)もその人にしてもらいたいもんだ!!って

そんな事件に遭遇してしまったプチ遠征のバレエ鑑賞でした。


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