エリザベート ３

今期3回目のエリザベート観劇。
朝海エリザに武田トート。
見終わって、私は、涼風エリザと山口トートバージョンがいいなあ。

本日は、かなりの前方席。
エリザベートの舞台なのに、前に見える客席と舞台をつなぐ階段をみていたら
客電が消えたとたん・・なぜか私の頭に思い浮かんできたのは・・
ここが、トランシルバニア地方であったなら・・
あそこの階段にカーテンコールでヴァンパイアの化身がいなんだよなあと。
舞台は、絞首刑になるルキー二の姿があるのだけれど・・
客席後方から・・教授をさがすアルフレートが・・いるわかないか。って
妙な思いに駆られてしまう。
違うのにね・・。

登場してきた朝海シシィ。この間より妙に可愛い雰囲気に仕上げていない？
今エリザベート像試行錯誤中？そんな思いがしてしまった。
木登りをして落下したシシィ。
そして、現れるトート閣下。
まず歌声聴いて。
あれっ？・・そうそう山口トートじゃないんだよね。
でも、最初の音同じ？出だしの音さがしてない？
なにか音が違って心地よくないんですけど・・って思いが。
線の細いトートだなあ・・。武田トート。
勝手に山口トート閣下の皇太子？
そんな思いがしてきて、最後まで皇太子トートと思ってみてしまった『エリザベート』。
トート閣下といわれてたけれど、トート王子。
小回りの効く黄泉の王子が美しいエリザベートに忍び寄る～。

そして出てくるトートダンサー。
そして黄泉の世界の人々か？それ見てるうちにまたまた思いは、
トランシルバニア地方の墓場のシーン。
ヴァンパイアたちが、墓場から蘇ってきて、何気に客席通っていく。
楽しかったよなあ。・・って蘇る蘇る来年夏に再演される舞台。
　
ヴァンパイアのクロロック伯爵にも息子がいてねえ・・。
その息子さんは、美しい女の子じゃなくて美しい男の子好き～。
そんな設定からして楽しい・・。
その男の子には、愛があるけど臆病者。でも大好きな女の子のために勇気を振り絞る・・・

「エリザベート」ってねえ・・愛がストレートじゃないのよねえ。
やっぱり王室は大変ね・・って、私は目の前の舞台を見てはいるものの
頭の中は・・・・。
そう思ってみてると微笑む場面じゃないのに微笑ましく見えてしまう。

ただやはりちょっと気になってしまうのは・・
武田トートと朝海エリザの歌。
共に独自の歌い方がまだ決まっていないのか？って
武田トートの声の出し方、チェンジのしかたがつながってない・・っていうのかなあ。
一方朝海エリザは鼻に抜けてしまうような・・あいまい音に聞こえてしまう語尾。
なにか心地よくないんだよなあ・・・。

共に前のほうで見る限り芝居は、悪くないんですけどね。
（良さが後方まで伝わるかどうかは、疑問）

そう感じた2名に対し、ゾフィ、フランツ、ルドルフは同じ
寿さん、鈴木さん、浦井さん・・。この3人は、そばで見てもいいです。
寿ゾフィの貫禄と最後に優しさを捨て王室を守るために生きていた女性であった悲しさに大きさをしっかり感じましたねえ。
一方朝海さんに絡む鈴木さんは、涼風さんとのからみと歌い方替えてるのかなあ？
と思った「夜のボート」。
鈴木フランツ好きですねえ・・。この人もいろいろな役になれる人で歌を聞かせてくれるなあ・・と。
浦井ルドルフをみて・・最近めっきり、落ち着いて・・あのおどおどしたアルフレート出来るのかしらん？とちょっと心配にすらなってしまう。
結局アルフレートが心配なのか？私は・・。

エリザベートみて・・どうしてダンスオブヴァンパイア？って気もするけど
今だ発表されていないダンスオブヴァンパイア？ダンサー組。
今回は、前回の新上裕也さん・・出てもらえずなのかなあ。
こんなに待っているのに～。

でも今日日生で来年屋根の上のヴァイオリン弾きがあることを知って
市村テヴィエに鳳蘭さんが奥さん役で出演。とあって
見たくなってきた。
ホーデルも笹本玲奈ちゃんということで・・レミゼのチラシもあったけど
帝劇のレミぜは、あと一年さきだからなあ。

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